無意識の選択…とはいえ諦めたことも多いなぁ
特に意識して過去の振り返りをしてるわけでもないけど。
一旦、キッカケを得ると芋づる式。
ムダなことなど何もなかったなぁ、というのは過去を振り返っての実感。
でも、少し思い返してみると、好奇心旺盛で実験好きの性質から、やってみたかったことや憧れたことは結構多い。けれど、アファンタジアと知っていたわけでもないのに、それ故の理由としか思えないところで諦めたことって多いのが不思議だ。
絶対ムリなのにやりたかったこと。調香師とか、職業名はわからないけど、音楽著作権管理系の聞き分ける仕事とか、シンセサイザーを扱う仕事とか💦
脳内イメージが描けないのは分かっていたのに(皆と違うとは思っていなかったせいはある)、デザイナーになるための進路を選んだし。基本的には「創作系」ってところをウロウロしていた。
音楽は、才能ないのはピアノを習い始めてすぐに分かった。ソロバンは暗算ができず、習字……壊滅的にダメ。近所で可能な習い事はないに等しくなってた。
中学のときには、致命的に楽器の聴き分けができていないことを自覚した。
楽器の音の区別がつかない、なんて、きっと意味不明だろうね。ピアノとバイオリンの音色……。分からなかった。今は多少聞き分けできるけど。中学の音楽テストではペーパーテストでない音の聞き分けなどの入るテストは悲惨な結果だった。
(なのに、音楽の聴き分けの仕事に興味を持ったのは、音に関する非常に狭い範囲に奇妙な得意があったから。超イントロ、とか、これは○○のBGMだったね、とかの聴き分けは不思議なことに得意だった)。
中学の頃から洋楽が好きだった。日本語の歌は苦手だった。とはいえ英語とか語学系も私は壊滅的にできない。
なのに洋楽好き、という矛盾。
今にして思えば、音楽を聴くときに音を分解して聴くことができない、ってことが影響していたのだろうなぁ。
音楽得意な友人たちは、オーケストラの演奏を聴くとき、楽器の音を区別して聴けるし、総合した状態でも聴けるし、聴いた曲とか楽器ごとにも全体としてとかでも脳内再生できる……という。
全く想像できないながら、私は楽曲を分解して聴けないせいで、洋楽は歌詞がわからなくても楽器の一部として聴いていた。みたい。オーケストラの曲を聴くのと同じ。ボーカルも楽器の一種という感覚だったのかなぁ?
で、日本語の歌詞……。これ、全く聴き取れていなかったのだ。っていうか、歌詞をともなうメロディを分解してとらえられなくて、日本語の歌を聴くのが苦手だったみたい。と、ようやく理解した。
当然、カラオケなんて超苦手だった。けど、これはかなり鍛えられたかなぁ。
今更になって(いや、今だからこそ、か)、アファンタジアの影響に違いない、ってことが明確になってきている。過去の記憶を、できる限り引っ張り出しながら、アファンタジアが私にどんな影響を与えていたのか。良い面も、悪い面も、探り出してみたいという思いは日々強くなっている。
AIイラストはPixAIで生成。