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アファンタジアとAIは相性良い気がする

アファンタジアの私には、脳内再生される映像や音楽がない。

他の感覚モダリティ(五感と呼ばれる視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚(触覚、痛覚、温覚、冷覚)に加え、運動感覚、平衡感覚、内部感覚などを含む感覚様相)も脳内再生されないけど。

とりあえず視覚と聴覚の再現に絞って語るね。
要するに生成するに当たって「こういう絵柄」とか「こういうフレーズ」っていう確固としたものが脳内に存在しないのです。

でも「作りたい」ものはある。ここが、最も説明しにくい部分。
たとえば自分のキャラなら、視えないけど脳内にイメージがある。生成しながらプロンプト修正やモデル変更で、似る方向に寄せていける。生成されたイラストを見れば、頭の中の見えないイメージと一致しているかどうか判断できる(似てるかどうかの判断基準は緩い)。

でも、元から鮮明にキャラ画像が頭のなかにイメージできてしまっている人は、AIイラスト生成でそのままに再現することは非常に難易度高いんじゃないか、と、想像する。(きっと、似てるかどうかの判断基準も厳しいのでは?)

AI音楽の生成も、同じようなことが起こっていそう。
頭の中に音楽が鳴っていて「その曲を再現したい」って場合は、AI音楽で生成するよりも、音楽ソフトで組み立てた方が良いんじゃないかな? って思う。

その昔、どうしても音楽をつくってみたくて「ミュージ郎」を買った。
だけど、私には手も足もでない代物しろものだった。
頭のなかに、ひとカケラのメロディもないのだから。どんなに有能なソフトがあったって、作曲なんて出来るはずもない。たとえ知っている曲でも、思いだせないから楽譜におとすことは不可能。
ほんのわずかな期間ピアノを習ったり、合唱部にいたりしていただけで、音楽知識もないし💦

なので、以前にもチラッと書いたけど。作曲に紐付く感覚の作詞、というものも避けてた。短歌は、祖母がやってたので小さい頃に付き合って作っていたこともあるけど。詩には、苦手意識しかなかった。


AI音楽として、丸っと楽曲ができてしまったときの感動は超大きいものだ。歌詞を書いてもいいんだ、と、許された気がした。

ただ、AIで丸っと作られた楽曲の一部分だけが気に入ってしまったり、元々の作りたい楽曲イメージが強すぎるとAI音楽生成は辛いのじゃないかなぁ?

希望のフレーズを追い求めてしまいそうだけど。でも、同じフレーズなんて出てこないし。
私の使っているAIでは、メロディとか一部入れるとか、そういう参照機能はない(他がどうかは知らない)。
使い手によっては、違和感が酷い場合もあるのだろうなぁ、と推測。

私は、AIイラストも、AI音楽も、全く違和感がない。
想像力はあるし、作りたいものはあるけど、それは「画像なきイメージ」「音や声色なき音楽」だから。
できあがった作品には、その都度感動する。
それは、アファンタジアの特性ゆえ、って強く感じる。

ならば、AIちゃんたちを使い倒して楽しもう。
アファンタジアで良かった。と、AIちゃんたちと触れ合っているときは、本当に強く強く感謝の念が湧く。



見出し画像はPixAIで生成。

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