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『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』Audible

頭が混乱するほどのモノローグが消えないとき。特に五感すべてがアファンタジアだと知ったとき。最初のうちは、湧き上がる言葉、モノローグをすべてメモすることをした。

当時の膨大なメモは、記事としてまとめられないまま、アウトライナーの中に眠っている。いつか、それらのメモが役に立つ日がくるかもしれないし、こないかもしれない。でも、まぁ、生々しい当時のモノローグは残っている。

そして、メモするだけでなんとか頭のなかの騒がしいほどに続くモノローグは少しずつ静かになっていった。騒がしい、といっても、たくさんの思考が入り乱れるのではなく、私の場合は独り言を延々続けるような一本道めいたモノローグだ。思考するままにモノローグしている。

当時は、それをメモとして書くだけで良かった。

でも、最近、内向型・HSS型HSPと気づいたときは、ちょっと勝手が違ってきていた。

やはり、あふれる勢いのモノローグ。でも、メモしただけではおさまってくれないと気づいた。
そう。noteで記事にするとか、転換させて何らかの作品にするとか。そういう形にしないと、頭のなかから消去できずワーキングメモリを圧迫し続けているような感覚に陥る。


「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』をAudibleで聴いてたら、

振り返りは脳内で済ませていました。
日記を活用する人がいますがツールとしては役立たないように思います。なぜなら日記は自分しか読まないものと誰しも知っているからです。
人間の脳は賢いので、日記に書こうとする時点で「これは自分しか読まない文章である」と、無意識の領域で自覚してたとえ理論が破綻していても見過ごしてしまいます。
誰かに見せる、という意識で書かなければ、思考の整理もたるんでしまうわけです。

「捨てる」思考法 結果を出す81の教え

と、聴こえてきた。

あ~~~これか! とても、腑に落ちた。

そうか。自分しか読まない文章だと日記的なメモであることを、脳というか無意識は気づいちゃってるから、脳裡から消してくれないのね。

振り返りに有効なのはSNSの活用だと、この後に続いていた。

なるほど、なるほど。日記に書いたり、プライベート・ライティングでいくら書いても、頭のなかのグルグルと容量オーバーのモノローグを解消できないのは、そういうことか。

確かに、頭の中のモノローグをいくらメモとして書きとっても脳内に留まったままだけど、noteとかで記事にしてしまえば、その分の脳内圧迫は止まる。

となれば、読書感想にしろ、感じたことにしろ、できる限り早くに、note記事にして、最終的な収まりどころを決めてしまう必要があるんだなぁ。
もしくは、自覚的に、正式に寝かせ発酵させる場所を設定する。


我ながら面白い現象だ、と、思うと同時、謎だと感じてその解決方法を求めれば、自然とそれに相応しい本を読む(聴く)ことになっている。不思議な導きというのは存在しているよね。


AIイラストはPixAIで生成。

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