アファンタジアでも脳裡のどこかに、きっと在る「好き」な画像を模索して
綺麗なもの、妖しいもの、神秘的なもの。この世の感覚では理解できないような美しい景色。たぶん、美術系を目指していた高校生の私は、そういうものを描きたかった。
けれど、強烈な衝動や思いとは裏腹に、脳裡に映像が浮かぶことはない。
紆余曲折で全く別の道を歩んだけど。いつの間にか、パソコンでPhotoshopを使って絵を描いたりするようにはなってた。
それも中断するのだけど。
やっぱり、AIによる画像生成がすごいのだろうなぁ。ハマって半年くらい?
いつも探っているのは、心のどこかに在る「描きたいと切望している絵」。
好きな画家とかは、アングル、フラゴナール、ダリ、ミュシャ、クリムト。
ガレやラリックのガラス工芸。
そういう方向性の絵が描きたいのだと思ってた。だけど、AI生成で、ふと感性に引っかかる部分を、ずんずんと掘り下げて行くとヘンなことに気づいた。
猫耳、狐耳、犬耳。そういうのが意外に好きなの私?
そういうキャラのファンになったこともないし、そういう絵を見掛けても特に心が揺らされもしなかったのに。なんだか獣耳のキャラ生成が楽しい。
美しいもの、より綺麗なものを追求しながらも、一方で、頭身がどんどん下がる。ちびキャラ絵に強烈に惹かれてる?
自分で意外すぎて、困惑している。
心象風景。頭のなかで映像は視えないけど。水色で、ちびキャラ猫耳少女たちに囲まれた白っぽい水色髪の少女……蒼い花。
こんな感じなのか? 私の求める、脳裡のどこかに在る心象風景?
う~ん、でも、近いのかもしれない。こんな絵にたどり着くとは意外だけど、この方向性のイラストも、どんどん生成してみよう。
ちびキャラ猫耳少女たちを生成していると、幸せ感じるから。
楽しいし。
でも、同じくらい、美しいもの。究極的に美しいもの可能性も追求したい。
最近の実験で、このイラストが生成できたときは滅茶苦茶嬉しかった。
へんな所もあるんだけど、でも究極的に美しいものは、この先に見つかるような気がする。
「AIイラストは誰が生成しても同じ」、などという意見もあるけど、私はそうは思わない。あくまで、AIは感性の補助をしてくれているのだと思う。
そして、AIイラストには絶対できないこともある。
イラストレーター様たちの描く世界・脳裡に展開しているであろう絵には、AI生成を超える魅力がある。ハイパー・ファンタジアの方々の描く世界を私は頗る愉しみにしている。
それは、今後も変わらないと思う。
とはいえAIイラスト好きが増えてくれると嬉しいな。
AIイラストはPixAIで生成。