【RFM】心理的安全性を高める鍵は『家族』にあり?
前回のおさらい
前回は孝弟、すなわち家族を大切にすることに関する教えを紹介した。今回のその教えを、『心理的安全性』の側面から考察していこうと思う。
まず、前回のおさらいで、この教えの訳を改めて示しておこう。
考察
まず、心理的安全性の定義を確認する。
大切なのは、「リスクをとっても大丈夫だ」という感覚である。この定義におけるチームとは、主に組織内を指すであろうが、家庭内も一つのチームとして考えてみよう。
そして、組織内の心理的安全性・家族内の心理的安全性、これを別個に考えるのではなく、『家庭内の心理的安全性の向上⇒組織内の心理的安全性⤴』が成り立つとする。これを、『心理的安全性の波状効果』と名付けておこう。つまり、
かなり短絡的に記述したが、上記のような波状効果は、実際に起こりえると考えている。
一方で、限定的な効果でもある。
以前、モチベーションに関するアンケート調査を行ったを実施したことがあるのだが、とても気になる回答があった。
最もな意見だと感じた一方で、私が考えた仮説との矛盾を感じた。
ここでの私の意見を述べよう。
この波状効果が成り立つには、その当事者にある程度の仕事のモチベーションがあるが、一歩を踏み出す勇気が出ない場合、が考えられる。
またこの逆で、仕事のモチベーション高い反面、家庭をないがしろにしやすいタイプ、にも効果的だろう。
特に後者では、一見すると、仕事の生産性が低下してしまうように思う。
しかし、「家族」という根本を崩さずにいれば、「うさぎとかめ」の「かめ」のように、長期視点でみてより良い作品を生み出す可能性がある。
そういった意味では、確かに限定的な効果でありながら、かなり汎用性の高い効果ともいえる。
だから、上記のアンケート調査のような意見、状態は決してネガティブなことではない。その先に、家族との関係性の中で生まれた新たな発想、そして心理的安全性の波状効果が生じることは大いにあり得るのだ。
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本記事は、以下の本を参考に作成しています。
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