見出し画像

MLB戦力分析2020【ニューヨークメッツ編】(最新版)

こんにちは、pastaです。

今回の記事では、ニューヨークメッツの2020年の展望について書いていきます。これまでいろいろな記事を投稿してきましたが、メッツの記事を投稿するのは初めての試みです。みなさん忘れてる(知らない)かもしれませんが、私はメッツファンですよ!
ニューヨークメッツ編とあたかも他の球団の記事も書くかのような言い方ですが、メッツ編で完結予定なのであしからず😤

2020.6.27に内容を一部変更しました!

2019シーズンの主なチーム成績

86勝76敗 勝率.531(地区3位) ワイルドカード争い3位

攻撃
得点 791(7位)
打率 .257(6位)
出塁率 .328(6位)
長打率 .442(6位)
OPS .770(6位)
本塁打 242(5位)
盗塁数 56(12位)

守備
UZR -12.8(14位)
DRS -86(15位)

投手
防御率 4.24(6位)
先発防御率 3.84(4位)
ブルペン防御率 4.99(13位)
セーブ数 38(10位)
セーブ成功率 58.4%(9位)

一昔前のメッツと言えば、投手のチームというイメージでしたが昨年の成績を見る限りどちらかというと打撃のチームです。
2019年は惜しくもポストシーズン進出を逃したものの、Alonso、Davisの覚醒やMcNeil、Conforto、Rosarioの躍進などによりリーグ平均以上の打撃力になりました😆
守備は悲惨ですが、若い選手が多いので、これより守備能力が下がることは考えにくいと思います。(願望)
先発投手は2年連続サイヤング賞のdeGromを中心にリーグ高水準の成績を残したものの、近年課題のブルペンは大型トレードを敢行してMLB屈指のクローザーDiazを獲得し、Familiaと再契約するも期待外れに終わりました😢

主な退団選手、補強選手まとめ

IN
Jake Marisnick(OF)
Matt Adams(1B) マイナー
Eduardo Nunez(2B) マイナー
Rick Porcello(SP)
Michael Wacha(SP)
Dellin Betances(RP)

Brad Brach(RP) 再契約
Erasmo Ramirez(SP) マイナー
OUT
Joe Panik(2B)
Todd Frazier(3B)
Juan Lagares(OF)
Rajai Davis(OF)
Zack Wheeler(SP)
Luis Avilan(RP)

正三塁手でリーダー的役割のFrazier、ローテーション2番手のWheelerの流出は痛いですが、他球団に比べれば戦力流出は少ない部類だと思います。
先発候補として実績のあるPorcelloとWachaの2人と契約し有事にも対応できるようにしました。さらに課題のブルペンは、昨年怪我でほぼ全休だったものの長年ヤンキースのリリーフエースだったBetances、経験豊富なBrachと再契約することに成功👍
さらにLagaresの代わりとしてMarisnickを獲得しています。

2020年のロースター予想

開幕スタメン
1.Jeff McNeil(3B)
2.Pete Alonso(1B)
3.Robinson Cano(2B)
4.Yoenis Cespedes(DH)←ここ重要
5.Michael Conforto(RF)
6.J.D.Davis(LF)
7.Willson Ramos(C)
8.Brandon Nimmo(CF)
9.Amed Rosario(SS)
控え野手
Tomas Nido(C)
Dominic Smith(1B/LF)
Luis Guillorme(IF)   
Jake Marisnick(OF)
(Jed Lowrie(2B))←は?😡

けが人がでない限りこのメンツになると思います。
J.D.DavisAlonsoなど昨年飛躍した若手が昨年同様、それ以上の活躍をできるか
Canoがバウンスバックできるか、チームリーダーとして機能できるか
Cespedesのバウンスバック
上記の3点が今シーズンのメッツにおいて重要になってきます。
打線普通に強くね?マジで優勝あるんじゃないの?って思えてきた!
Jed Lowrie?知りません😡😡😡

ローテーション
SP1.Jacob deGrom
SP2.Marcus Stroman
SP3.Rick Porcello
SP4.Steven Matz
SP5.Michael Wacha
(SP6.Walker Lockett)
ブルペン
RP1.Robert Gsellman
RP2.Brad Brach
RP3.Jeurys Familia
RP4.Justin Willson
(RE5.Jacob Rhame)
(RE6.Drew Smith)
SET1.Seth Lugo
SET2.Delin Betances
CLO.Edwin Diaz

(IL:Noah Syndergaard)←ここ重要

ERA0.00マンことSyndergaardさん(ローテーション3番手候補)がTJ手術で今シーズン全休が決定したため、有事に備えて先発を2人補強したことが幸いしました。ローテーション5番手争いしていたMatzとWachaはスターターに強いこだわりを持っていたようでしたので、無事2人ともローテーションに入れてよかったね!
ブルペンはBrachが残り、Betancesが加わったのでメンツだけ見るとかなり見栄えは良いと思います。
・Porcello,Wacha,Brach,Familia,Betances,Diazなどがバウンスバックするか(博打要素が大きい)
これが唯一にして最大のポイントです。上記の6人のバウンスバックは今年のメッツの躍進には必要不可欠ですので何とか頑張ってもらいたいです。
個人的にはTJから復帰したDrew Smithに期待しています。

NL東地区の順位予想

MLB公式ではメッツが地区優勝予想されていましたが、正直私はアトランタ・ブレーブスと予想しています。
1.ブレーブス:主力のDonaldsonやKeuchelの流出は痛いが、Ozunaやd'Arnaud(まさかダーノウがこんなことになるとは…)、リリーバーのSmithなど補強もしっかりと行っている
2.メッツ:怪我に気をつけて実績ある選手のバウンスバックに賭ける、うまく行けば2015年のようなミラクルも期待できるのでは?
3.ナショナルズ:チームのスタープレイヤーRendon流出の穴を埋めきれていない、昨年ワールドチャンピオンで相変わらずチームの総合力は高いが、昨年より落ちているのは間違いない
4.フィリーズ:ここ最近積極的に補強しているものの、投打で決め手にかけていてあと一歩感は否めない
5.マーリンズ:優勝争いに絡んでくることは予想しにくいが、若手やプロスペクトが充実してきており、確実に再建は進んでいる

まとめ

ここ2,3年で一番戦力が揃っているものの、同地区のライバルが手強いためワイルドカード狙いが現実的なところですが、ワイルドカードに入る力は十分あると思っています。
毎年けが人が続出するメッツですが、主力の怪我による離脱を極力減らし、バウンスバックすべき選手がバウンスバックすることが優勝するための最低条件です。
けが人が出ても対応できるよう、マイナー契約で実績あるベテランを獲得していますが、それでどうにかできるほどNL東地区は甘くないでしょう。
主力選手が健康にシーズンを過ごしてくれることをただただ祈るばかりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?