【全野球ファン必見】ニューヨークメッツの補強を考える
今年のストーブリーグはおそらくメッツの話題で持ちきりになるでしょう。
なぜならば、Steve Cohenがオーナーに就任したことにより、ニューヨークメッツはMLB屈指の財力を持つチームへと生まれ変わったからです。
Cohenはフォーブスの長者番付77位にランクインしている資産家で、その資産は推定146億ドル(日本円で1兆4800億ほど)とも言われております。
そして大のメッツファンでもあるCohenによる"リアルやきゅつく"が今、始まろうとしているのです。
これからMLBを見ようとしているみなさん、今がチャンスでぇぇす!!
何がって、とりあえず今のうちのメッツファンになっておけ!ということです。
前置きが長くなりました、こんにちはpasta(@pasta_lgm)です。
先に述べたとおりCohenがオーナーに就任したことにより、メッツは今オフ大規模な補強が可能となりましたのでストーブリーグの展望をまとめていこうと思います!
とその前にメッツの今シーズンのまとめ記事も書いてますので、そちらも要チェケチェケだっ!
現状の整理と補強ポイント
投手・先発
まともな先発がdeGromとPetersonの2人しかいません。1人はチーム内から捻出するとして、最低でも2人は獲得すべき(できれば3人)です。
・ブルペン
Diaz,Familia,Lugo,Betances,Brach,Castroなど質はともかく数はそれなりにいるので、大規模な投資をすることは考えにくく、余った予算との相談になるかと思います。
野手・キャッチャー
1番手捕手のRamosと2番手捕手のChirinosのクラブオプションを破棄したので、確実に補強が必要なポジションになります。
・ファースト
今年大ブレークしたSmithと昨年新人王&HR王のAlonsoが争う形になりますが、SmithはLFも守れるためAlonsoが1Bを守ることになりそうです。
・セカンド
今年見事にバウンスバックしたCanoレギュラーとなるでしょう。
追記(2020.11.19)
Canoが禁止薬物使用で2021シーズン出場停止処分を受けました。
今年の活躍は薬物のおかげだったと思うと本当に残念でなりません。
McNeilやGimenezが2Bを守ることができますが、補強可能性も十分にあるポジションです。
・サード
DavisとMcNeilが守れますが、McNeilはCanoの出場停止により2Bのバックアップに回る可能性もあるので、そちらの動向次第になります。
・ショート
ここ数年レギュラーだったRosarioに代わり、ルーキーのGimenezがレギュラーに定着しました。来年はGimenezメインになることが予想されます。
・外野手
中堅タイプの選手がおらず補強が必要なポジションでしょう。今年は両翼タイプのNimmoが守る形で濁していました。メッツの主力は左打者が多いので右打ちだとより好ましいです。
RFはConforto,LFはSmithになると思いますが、Nimmo,Davisも控えています。
トレード補強について
上記の補強ポイントを埋めるべく、いくつかのトレードが噂されています。
先発:ダルビッシュ有(カブス)…みなさまご存知カブスのエース。
SS:Bogaerts(レッドソックス)…3度シルバースラッガーを獲得している強打が自慢の選手。
SS:Lindor(インディアンズ)…走攻守全てで魅せることができる球界を代表するSS。
→ニューヨーク・メッツにトレード!
3B:Arenado(ロッキーズ)…攻守においてトップクラス、球界No.1の3B
→セントルイス・カージナルスにトレード!
メッツはMLBレベルのプロスペクトがややダブついているため、大物選手をトレードで獲得することは十分考えられる動きです。
個人的にLindorのトレードは実現可能性があると思いますし、実現したら面白いですね。
実際Lindorのトレードについては地元メディアのSNYが以下のような予想も出しています。
トレードする場合主な放出候補は
Rosario,Davis,プロスペクトランキング上位の選手
あたりで、これらの選手をメインパッケージとしてトレードできれば理想的です。ただ、Smith,Alonso,Gimenez,Nimmoらは相手球団が求めてきた際には検討する必要があるでしょう。ConfortoとMcNeilは流石に放出しないと思います。
Lindorのトレードが成立!
FA選手について
Cohenのオーナー就任に伴い、元メッツGMのAldersonが球団社長に、前ダイヤモンドバックスGM補佐兼球団副社長であったJared PorterがGMに就任しました(が、女性記者に陰部の画像を送り付けたという謎スキャンダルによって1ヶ月で解雇されました)。
個人的な見解ですがAldersonは
・長期契約を好まない(長くても4年契約ぐらい)
・活躍した選手と再契約することが多い
・若手〜中堅よりかは中堅〜ベテランの選手を好む
という印象です。
それを踏まえてpasta的獲得すべき選手を紹介していきます。
絶対獲得して欲しい野手2人
JT.Realmuto(捕手)→PHIと再契約
球界No.1捕手。FA市場のキャッチャーで彼を逃すと、Ramos,McCannとやや格落ち感は否めないので絶対契約してもらわないと困ります。
James McCannと4年$40M規模で契約
Realmuto獲得の可能性は低くなりました。Realmutoよりも安価で契約をまとめられるMcCannを選んだようで、浮いたお金を他のポジションに回したいとのことです。
George Springer(外野手)→TORと6年$150Mで契約
長年の課題だった強打の右打ちCFというメッツにジャストフィットする選手。"背番号4も空き番になった"ので絶対獲得して欲しいです。
(一言コメント)グッバイ、君の運命の人は僕じゃない
獲得して欲しい先発投手6選+α
Trevor Bauerと言いたいところですが…
Aldersonはこのクラスに大金を出して長期契約するよりも、手頃な契約をまとめられそうな選手と2〜3年契約を結ぶ方を優先すると思います。
以下その候補を数人リストアップしますが、この中から3人獲得できれば理想的です。
田中将大→楽天ゴールデンイーグルス復帰
大きな怪我なく、安定した活躍を見せています。何よりニューヨークというビッグマーケットで長年活躍したのは魅力的なポイントです。
(一言コメント)まさか国内復帰とは…国内で見られるのはなんだかんだ嬉しいですね。
Marcus Stroman→メッツ残留(QO受諾,1年$18.9M)
その言動で幾度もメッツファンを失望させてきたが、良い投手であることは事実なので残ってくれるに越したことはないです。
(一言コメント)Stroman最高や!
Jake Odorizzi
今年は怪我などで不振でしたが、その前の6年はコンスタントに投げてそれなりの成績を残していました。
Jose Quintana→LAAと1年$8Mで契約
Odorizzi同様今年は冴えなかったものの、安定した活躍を見込める左腕です。
James Paxton→1年$8MでSEA復帰
OdorizziとQuintana同様、今年は怪我で冴えなかったものの実績はある選手になります。
Mike Minor→KCと2年$18Mで契約
OdorizziとQuintanaとPaxton同様、今年は冴えなかったものの先発としてまずまずの実績があります。
菅野智之→読売ジャイアンツ残留
大野雄大→中日ドラゴンズ残留
個人的にはこの2人も選択肢に加えて欲しいと思っています。
以下、単年契約で獲得できそうな先発投手候補
Charlie Morton →ATLと契約(1年15M)
J.A. Happ
Jon Lester→WSHと契約(1年5M)
Cole Hamels
リリーバーの候補
おそらく左腕のリリーバーを探すことになると思いますが、候補の一番手として挙げられるのは Brad Hand(WSHと契約)でしょう。もしそこまで金銭的な余裕がなければ、ここ2年メッツのブルペンを支えたJustin Wilsonと再契約するような気がします。
最後に
毎年優勝候補に挙げられながらも無惨に散っていき、近年ではお笑い球団のイメージが定着しつつあるニューヨークメッツですが、来年はガチで優勝できると思っています(1年ぶりn回目)。ただ今回は根拠のない自信ではありません、Steve Cohenがオーナーに就任して補強に使える資金が大幅に増えたという揺るぎのない事実があります。
MLBに興味がないあなたも、MLB観てみたいけどどこを応援しようか悩んでいるあなたも、特定の贔屓チームがあるMLBファンも…
そんなあなたを救いたい…
一緒に…"ニューヨーク・メッツ"を応援しないか?
以上、pastaでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?