為替長期展望
いよいよ年末、今年も終わりに近づきました。普段は週足以下の分析が多いですが、来年を占うため、確定前ですが12月月足チャートを見てみようと思います。
ユーロドル月足
今年は安値を切り上げ大きく上昇し、2008年7月の高値を起点とする長期間効いた下落チャネル上限を完全に超えてきました。
2018年2月の戻り高値1.255付近を来年超えるなら、長期間続いた下落トレンドが終わり、長期上昇トレンド入りする可能性を感じます。
オージードル月足
オージードルは大きく売られ市場最安値付近まで下落しましたが切り上げを見て大底を打ったかという見方が広がり急上昇しました。
こちらは下落チャネル上限までまだ距離がありますが、月足レベルでのエリオット波動3波に入っているようにも見え、来年大きく上昇する可能性があるのではないかと思います。
まずはユーロドル同様、戻り高値を更新するかどうかに注目です。
ポンドドル月足
こちらは安値を更新しましたが下ひげとなり反発してチャネル上限まで回復したところで年末を迎えています。
下のように下降する三角形を上抜けており、このまま確定ならこちらも上昇転換する可能性があります。
ドル円月足
近年ボラが低下し難しい動きをしているドル円は、年後半下落に向かい始めこれまでの安値抵抗帯に入り込む動きになりました。
上昇の半値戻し100円付近でサポートされまたレンジ帯での動きになるのか、100円を割り込む日本の輸出業界にとって嫌な流れになるのか注目です。
アメリカの金融緩和によるドル安でユーロ、オージー、ポンドなどの上昇傾向が顕著となる中、ドル円は下げ渋ってきましたが、直近の動きを見ると、下落に向かうのではないか?と感じます。
参考に各通貨ペアの週足チャートを添付します。
長期移動平均線と価格との関係をご確認ください。
ユーロドル週足
オージードル週足
ポンドドル週足
ドル円週足
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