プレサンスが売られている今朝学ぶ事。
昨夜の、プレサンス社長逮捕のニュースから同社の株を売りたい人が朝から殺到し売り気配となっています。恐らくストップ安となるでしょうね。
株の怖い所はこのように、何かあった時売りたいのに売れない状況に陥る事です。市場が閉まっている時間が長いためリスクが高く、私が株をやらなくなったのはこのせいです。
FXも週末や年末年始にマーケットが閉まるため、その間に何か重大な事件や出来事が有れば休み明けに窓開けで始まり大きな損失を被る事があります。これに巻き込まれた経験もあるので私はまだ儲けが出そうでも基本的に週末は必ずポジションを一旦閉じてリスクコントロールしています。
明日は我が身と肝に命じてこのようなリスク管理を日々徹底していないといつか自分も巻き込まれる事になります。
そういう意味では、値動きが荒く危険と思われている仮想通貨取引はメンテ時間のわずかな時間を除けば、24時間365日取引所がオープンしており、大きな下落の時に多少の滑りはあったにしても何時間も何日も決済できないなどという状況になりにくいため、むしろ安全と言えるかもしれません。(その理由で私は仮想通貨を取引するようになりました。)
もちろん仮想通貨の場合、ハッキングなど他のリスクがありますが、市場が閉まっているせいで逃げられないというリスクは低いと言えます。
実感がないかもしれませんが現在マーケットは史上空前のバブル状態で、世界の株価は自社株買いと各国の中央銀行の買い支えで、本来の適正価格を大きく上回る値をつけています。リーマンの次は何がトリガーになってこのバブルが弾けるのか知るよしもありませんが、いつかその日はやってきます。
その時株を保有していた場合、今朝のプレサンスのように売り気配で始まった相場を指をくわえて眺めるしかない日が連日続き、大きな損失を出す事になります。
そうして投げ売られたディスカウント価格の株を、バフェットをはじめとする、既に現在現金ポジションをパンパンに膨らませている賢明な投資家達が拾い漁るという展開になる事は何度も何度も繰り返されて来た事です。
2020年はヤバいと巷で既に囁かれています。目先の上昇を見て我慢できずに手を出すと、最後の最後にババを掴む事になります。我慢して下げを待ち、空売りでひと財産作ったり、上記のように投げ売られた割安株を仕込んで長期保有できる資産を持つのが正しいやり方だと思います。