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トレードワンポイントアドバイス
変化に気がつけるか、が鍵🔑
先日移動中にスマホでチャートをたまたまチラ見した時、
「あ、これは勉強になる形やな。」
と思いスクショを撮りました。
その写真がこれ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73120752/picture_pc_0a4967c98d35e78a16002060c6c75e64.png?width=1200)
これはNYダウ先物の一時間足チャートです。
ウクライナ情勢の緊迫で大きく下落した後の強烈なリバウンドシーン。
このチャートは転換の時に出る形だとピンと来る人はテクニカル分析がわかっている人だと思います。
チャートのどこに注目すべきか?
下落している時に抵抗帯となっているのは紫色の移動平均線。何度も上抜けを試しローソクが移動平均線の上に顔を出しても押し返されるパターンが延々と続いてきました。
クライマックスで急角度に下げを強めてリバウンド。
その後、抵抗帯だった紫24時間線をぶち抜いた後の下げで、また下に潜ろうとする動きに対して、今度はこの移動平均線が下値抵抗帯として機能しているような形を作っているのを感じとる事ができるでしょうか?
戻り売られて来た間には、移動平均線から頭を出した後にこのような動きにはなりませんでした。
この違いに気が付く事ができないと、戻り売り目線から押し目買い目線に切り替えるのが遅れ踏まれ(踏み上げられ)買い方にコンガリ焼かれてしまいます。
この後ダブルトップや高値切り下げの形を作り、もう一度下げに入るパターンもなくはありません。
しかし、パニック売りの後の大反発でそれまでとは違う高さまで、つまり、紫24時間線からかなり離れた地点まで上昇して高さを稼いだ後、一度戻り売られた時に、今までのパターンとは変化し、売りに持ち堪えて、移動平均線の上をキープしたこの場面では、上昇転換を疑うべきでしょう。
その後どうなったか
この、
24時間線がレジスタンスからサポートに変わったのでは?
という気配から買い方が圧倒的に優勢となり、その後価格は強く上昇しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73121337/picture_pc_6f7f510a31b7b19624c911cdc5651077.png?width=1200)
勢いよく上昇する過程では、1週間線付近で待ち構える売り方によって、一度上ヒゲをつけているのがわかります。しかしこの動きは想定内ですね。
移動平均線による上値抵抗帯は自動表示されているのだから、ファーストタッチは戻り売りが入るだろう、と事前に予測できる範疇です。
そしてその後1週間線も上抜けした後は、次の抵抗帯200maまで一気に上昇し、ここで売り方と買い方のエネルギーが拮抗し週末の取引時間内に決着がつかないまま、大引けとなりました。
このように、レジサポに効いている移動平均線に注目し、そのパターンが継続しているのか、レジサポが転換しているのかを見て、潮目の変化を感じ、目線を早く切り替えていくスキルはとても重要です。
加えて、下落中は移動平均線を超えてきたから買うのはとても危険だ、という事も覚えておきましょう。
売り方にとっては苦労して逆行上昇したものが、移動平均線でも止まらず、抜けた所で力尽きたと見たら
こんな高い所を売らせてもらえるんだ、ありがとう。
とばかりに、格好の売り場と見て売ってきます。
大事なのは抜けた事よりも、その後支えられるのかどうか。また、抜けた時にまだ波動として上昇できるカウントを残しているのかどうか。
抜けてくるまでに波をたくさん使い果たしてきた場合は後が続きません。
この転換シーンのように抜けてくるまでに波を形成してない場合は、そこから押しが入っても後数回は上昇波を作る余地が残されています。
これからそんな視点でチャートを眺めてみると、気付きがあると思いますよ!
以上、トレードワンポイントアドバイス、でした。
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