⑥ 誰が何のために残すのか(補足)
これは、前回の記事で言葉が足りなかったところがありましたので、補足します。
(前回の記事)
この記事で私は、鉄道を残すことによって利益を受けるのは誰なのか、そしてその利益を受けるひとたちが、受益者負担・応益負担として鉄道を残すことにかかる費用を担うのがスジだと書きました。その流れで
” ランドマークの機能"しか"ないのであれば、列車が運転されている必要はなく、駅舎を自治体で買い取り維持すればいい。学生しか乗りません、なら教育委員会が移動手段を確保したら良いんじゃないかな、病院に行く人しか使いませんなら福祉課が…というのがスジだと思います。 ”
と書きました。
ちょっとこれは見返すと説明が足りて無くて過激派みたいになってんな…と思ったので、「全額出せ」というわけではないことを補足しておきます。
仮に100%通学利用しか無い線区があったとして、100%教育関係に予算をつけろ、出せ、と言っているのではありません。
ただ、今日の鉄道や交通というのはタテ割システムのJRや行政の苦手とする分野横断的な課題です。今まで交通にノータッチ・限定的な関係だった部課にも
当事者意識持てよ とは言いたいです。
なんせ交通というのは
— パスタライオン|紅葉は物思いの鏡 (@PastaLion1) October 21, 2022
・福祉(権利保障)
・まちづくり(都市計画)
・経済
と結びついているのがややこしいというか、日本の誰もそこに包括的なレスポンシビリティがない上にマスメディアが口だけ達者なわけで困っちゃう
*ただし、歴史文化を絡める抵抗(オタク)はないするものとする、したい
ということで、今回は終わりです。補足できたかなあ…
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