地方のローカル鉄道はどうなるのか、またはどうあってほしいか(序)
こんにちは、パスタライオンです。本日のネットニュースで、ある記事が配信されていました。(2022.7.20 NHK WEB)
これは、国の設置した「検討会」がこれから国に提言する予定の内容で、これを目にした時には「やっとか」という、こうした方向性を出すまでにかかった時間をもったいなく思うと同時に、なんとなく安堵した気持ちになりました。この提言が出れば地方自治体もさすがに議論を始めてくれるだろう、と。このように楽観的に受け止めてしまうのは、これまであまりにも事態が動かない状態が続きすぎて、私の心が疲れてしまっているのかもしれない。
・そもそもこれは何の話?
簡単に言うと「JRの路線をJRの力だけで存続させるのは厳しい(無理)」なので交通網を再編しようということです。
JR各社はこれまで様々な機会にこうした話をしてきましたが、地方自治体は「JRの経営問題」「国が面倒を見ろ」、または「そもそも国鉄改革・民営化が悪かったのだ」と向き合おうとしませんでした。
ならばと国が解決に向け乗り出して設置したのが記事にある「検討会」です。
・廃止ありきではないものの…
記事中にもある通り、廃止ありきではないものの当然選択肢としては路線の廃止やバス転換等も含まれていて、実際これまでの「検討会」ではあらゆる選択肢を排除せず議論が進んでいます。
これが、記事に含まれる文脈です。
・noteを記すことで私がやりたいこと
私は、私の大好きな交通事業というものを、自分の出来る範囲で守っていきたい。その活動の一つとして、noteを始めます。備忘録替わりともいう。
地方の鉄道はどうなるのか、またはどうあってほしいか、きちんと自分でも考えて記録を残していきたいと考えています。その記録が、のちの私自身や記事を覗いた誰かが考える「きっかけ」になればいいと思っています。
・私は誰?
私はかつて鉄道会社に勤務しており、現場できっぷを売ったり、管理部門で観光誘客の仕事や旅行商品の造成などもしたり、また現場の管理職として自駅についてのいろんな社内外からの要望に応えたりという仕事をしていました。
まぁ辞めちゃったんですけど…(いろいろめんどくさくなっちゃって)
退職して別の仕事に就いていますが、交通関係の仕事ではあってずっと私の興味関心は交通事業にあります。
交通事業は素晴らしい事業です。通勤通学から旅行や観光などの分野で人と人とを結び、ひいては地域と地域を結び、それによって結ばれた縁が新しいビジネスや楽しい"何か"を生み出していきます。
人が移動すること、それ自体のかけがえのなさを2020年からのコロナ禍によって痛切に再認識するとともに、コロナ禍のもたらした社会構造の変化にしっかりとついていかないといけないと思っています。
マガジンにこのテーマの記事をまとめています、よろしければぜひ!
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