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OSAJI

まずこのnoteについて

目的


シンプルに試した香水についての所感を書き留めておくためのメモのようなものです。

経緯


元々は香りものは苦手な方でした。
というのも家族に匂いに敏感な人がいて、その人の苦手な匂いの幅が広く、空間に少しでも苦手な匂いがすると激しく反応してしまって大変なので、その人と共に過ごすうちに自然と苦手意識を持つようになった感じですね。
まあ自分もあまり合わない香りだと体調を崩してしまうのもあるんですが。

独り立ちして美容やコスメ・メイクに深く興味を持つようになり、ブランドでフレグランスラインを出しているところも多くその流れでといった経緯です。

色々見る(嗅ぐ?)内にただ香りについてだけではなくコンセプトやテーマが面白いな〜と思うようになったり、香りが自律神経を整えるのにちょうどいいとか何とかで寝香水を試してみたら割と良かったりでフレグランス専門ブランドまで様々漁るようになりました。

簡易的ですがその備忘録として。

OSAJI

メイク用品でちょいちょいお世話になっていてそこから。
ネイルの種類が豊富。珍しい色が沢山あって良いと思います。
アイシャドウが三色なのも好きです。世では四色がデフォルトだけどそれだと一色だけ使わないゾーンが必ず出てしまう。勿体ない。あと薄付きなのが好み。


オードトワレ 蝋梅(2022)

OSAJIのオードトワレは定番品もあるのですが蝋梅は冬季限定。
私は2022年に存在を知ったのですが初登場は2021年ぽいですね。またこちらは購入しなかったのですが、今年の春にはミモザの香りを限定で出していました。
今後も季節限定のものを出すのかは分かりませんが色々出してくれると嬉しい。(楽しいので)
私の誕生日が1月2日で誕生花の一つが蝋梅らしく、それを知った数日後にこれの発売情報を知りまあ何かの縁ということで…とポチりました。

香りはフローラルというよりかなりフルーティー。甘酸っぱい。
梅の花の匂いを知らなくても「これ梅だよ」と言われたら何となく実からの連想で「あ〜」となるかも。
かなり軽めの香りなので嫌な気分になる人は恐らくいないと思われます。付けやすい。私も好きです。いや、かなり好き。

何となく奥の方で森感を感じるのですが、シベリアモミ精油を入れているとの事で十中八九それでしょうね。
トップ〜ラストで香りが変化していくと言うよりはベースの蝋梅の中にほんのり針葉樹がいる感じが永続している。

癖がなく爽やかなので年中付けられますが、テーマが冬の花だけあって何となくシンと澄んでいるような、薄らとした霧を含んだ、キンとした冷たい空気感も感じるので、やはり冬が一番合いそう。

オードトワレなので持続時間は長くないです。朝付けて午後にはほぼ消えています。ただ動いたときにふっとほんの少しだけ香りの残滓を感じるのが上品。前述の通り軽いので付けすぎの心配もない。安心。
今年も出るかは分かりませんが、出るとしたら時期的にそろそろお知らせが出そうな気がします。気になったらぜひ。

定番品も好評らしいので試香する機会があればいつか全部試したいです。
メイク用品は大体オンラインで済ませがちなので意外と機会がなく。
事前イメージが出来るので公式サイトで香りマップを出してくれているのがありがたい。分かりやすい。


オードパルファム №9

今まではオードトワレしかなかったが、今年の春にOSAJI初のオードパルファムが出るということで、蝋梅オードトワレがかなり良かったので注目していました。

テーマはノイバラ。種類は三種類。
入れ物はガラス製でかなりしっかりしている。アルコールランプみたいな形状が面白いですね。
安定性は抜群ですが結構幅を取るので存在感がすごい。
これは試香してみなければと思い発売直後店頭で三種類全て試しました。このときについでに定番品のオードトワレも試せば良かったものをオードパルファムしか見えていなかった。一点集中。
以下ざっくり印象。

№5:バニラの甘い香りがかなり前面に出ている。三つの中では一番万人受けしそう。
№9:甘めの匂いだけど5ほどではなく、甘さの横でスパイシーさがピリピリ来る不思議な香り。
№18:サンダルウッドの渋みと爽やかさが際立つユニセックス系。バラよりウッド感が強い。

事前情報では5が良さそうかなと思ったのですが、ちょっと甘すぎた。
18は結構色々なところで嗅げるウッド系香水といった印象だったので、不思議な香りで印象に残った9を購入。
正直9もあまり選ばない系統だったのですが、たまには良いかなと思い。余談なのですが数字には何の意味があるのでしょうか。気になります。

結論から言うとあまり出番がないです。
オードパルファムなので当たり前なのですが、香りがかなり重い。
圧倒的に春夏には向かない。完全に秋冬向け。バラの存在はしっかり感じるが他の濃厚な花の雰囲気も随所に感じる。そこにペッパーのピリピリ感がアクセントとして効いており爽やかさは全くない。
あと何故か煙っぽい焦げ感を感じる。イメージとしては寒冷な土地の暖炉のある家。そして夜。薪の爆ぜる音が聞こえます。(幻聴)

暖炉のある家を持つ親戚がおり、そこに泊まったときのことを個人的に思い出します。
当時小学生だったため、リアル暖炉に大はしゃぎで一日中前に張り付いて観察していましたが、煤や煙が刺激になったのか就寝中の夜中に突然鼻血を出し、その感覚で起きてしまった上に全然止まらず大層ビビり散らかしたことをよく覚えています。要らない情報。

甘く、スパイシーで、重く、暗い。付けるシーンをかなり選びます。
絶対にオフィスには向かない。真昼間の職場で同僚や上司からこの香りがしたら正気を疑うかもしれません。そこまで?そこまで。
シーン的にはディナーやバーでしょうかね…それでも少量でないとキツそうです。なかなか付ける機会を思い付けず全然使えていません。
ただたまに嗅ぎたくなる謎の誘引性がある。何故なのか…

今回は以上です。このように試したものをブランドごとにまとめていきたいと思います。よろしくお願いします。
読んでいただいた方はありがとうございました。

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