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歴史から学ぶ:"鎖国状態"になっていないか?

こんにちは、橋本です。
どんなフィールドにおいても、歴史から学ぶことは大切と言われます。
会社の今の文化の背景には、過去のたくさんの経験の積み重ねから、いろいろ改善してきての今があったり。
ビジネスにおいては、歴史を勉強することで、過去の失敗を繰返さないようにすることができます。

人は進歩はしているが、進化はしていない

なぜ歴史から学ぶのが大切か。
その理由は、人間の姿かたちは数千年前から何も変わっていないから。
技術の進歩はしているものの、人間そのものの個体の進化はほとんどありません。

万葉集の時代の恋愛を見ても、今にも共通する感情が多々出てきたりするのです。笑
だから、歴史を学んでおくことは、過去の失敗を避けることにつながります。

僕は学生時代、歴史の勉強は嫌いでした。
過去より、今や未来が大事でしょ!!!と思っていたから。笑
でもビジネスを始めて、過去から学ぶという考えを知ってから、歴史を学ぶのが楽しくなりました。

学校の授業でも、こういうふうに歴史の授業の活かし方を教えてくれたら、もっと歴史の授業も楽しかっただろうにな〜〜〜
なんて思ったりします。笑

鎖国のおそろしさ

本当は変えた方がいいのに変わらない、変えられないというとき、
「自分は鎖国状態になっていないかな?」
と僕は考えるようにしています。

一般に鎖国とは、日本の近世封建制国家がその支配を確立しようとして、それと相いれないキリシタンを徹底的に禁圧するために、外交・対外交通・貿易を極端に取り締まり、制限したことから発生した国際的な孤立状態をさす。

コトバンク:https://kotobank.jp/word/鎖国-68867

鎖国の恐ろしさは、井の中の蛙状態になってしまうことです。
日本の鎖国はペリー来航まで続きますが、ペリーが黒船に乗ってきた時、武士で刀を振り回していた時代に、大砲を積んだ船が来て、
「なんだあれは!?やばいのがきた!!!こんなの絶対勝てない!!!」
と、なりました。
日本は独自の路線を走っていた影響で、主要国の技術力とは雲泥の差がついていました。

つまり、鎖国をして自分の周りを囲んで周りの情報をシャットアウトしてしまうと、知らぬ間に自分が取り残されていて、周りだけびっくりするぐらい進んでいたりします。

・ずっと実家暮らしをしていて、何も家事ができないまま育った
・ずっと勉強だけをしてきて、周りとコミュニケーションができない
・1つの会社にずっといることで、世間一般的な技術力がついていなかった
・自分の家族を大事にするあまり囲い込んで、周りと調和できない子供が育ってしまった

などなど、鎖国の恐ろしさというのは、どんなケースでも

「自分は良かれと思ってやっていた!」


ということです。良かれと思って囲い込んでいたことが、実は世間から離れるという独自の選択をして、最終的に周りの意見に聞く耳を持たなくなっていたりすると、それは危険信号です。

常に自分の行動が鎖国状態になっていないかを考えながら、周りとコミュニケーションをとりながら柔軟に変化していくことが大切なのではないでしょうか?

自分が次のステージに行こうと思うときは、今の鎖国状態を一度解いて、新しい考え方を取り入れていくようにすると糸口が見えてくると僕は思います。


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