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2022年に作った曲のメモ

今年は3曲作りました。今ひとつ捗らなかった感じがあり、noteも一つ一つ残そうと思いつつ手付かずになっていたので、せめてまとめておきます。

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昨年末にYAMAHAのサイレントギター「SLG200S」を買ったので、アコギ弾き語りっぽいシンプルな曲でもと思い作り始めた曲です。また、ダニエル・サンチアゴの「Clara Manhã」の空気感に影響を受けています。

イントロや冒頭のコード進行とかは結構モロでしたね・・・。「Clara Manhã」は、(私の適当な耳コピによれば)冒頭ⅣM7→Ⅲm7の繰り返しから一気にⅠsus4(ルートはⅢかも?)へ向かうことでがらっとムードを変える所が印象的な曲です。
自分の曲ではそこまで大胆な転換はしていないのですが、I→Isus4の後、解決せずにサビに入るのがアクセントになってはいるかなと思います。

この曲はアコギついでにベースも手で弾きました。SLG200SはラインでLogic上のリバーブくらいしかかけていないですが、煌びやかな良い感じの音がしている気がします。ボーカル録りは初っ端の音が一番高音という厳しいつくりで苦労させられました。自業自得ですが。

歌詞

飛び込んでいく
しなやかな身体
跳ねるしぶき
煌めきを残す刹那に消えてった

血に飢えている
獣たちの中
別のルール従えた
魚みたいなムーブで

気が付けば水の中
限りなく遠くの世界
浅く広い優しさは
水面を乱して行くだけ

通りに立っている
バツの悪い顔で
日差し浴びた陸の上
鯨みたいなムードで

気が付けば水の中
限りなく遠くの世界
本気なほど間違える
悲しいクイズなどいらない

Do It Again

少しレゲエっぽいノリにできないかと画策した曲。最初はイントロとかもっと派手で、ホーンもセクションで入れてたんですが、最終的にはシンプルなシンセ中心のイントロで、ホーンもトランペット1本という感じになりました。ベースは引き続き手弾きで、腕の問題はありますが楽しんで弾けました。

サビのメロディやシンセは結構気に入っていますが、レゲエ感が出たかどうかは微妙です。具体的に参考にした曲とかは特になく、割とサラサラとできた曲ですね。しかし、歌詞を書くのにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。

歌詞

何気なく 振り返ると
腐敗した 愛のメモリー
間違えることに慣れすぎて
感情のアップダウン無くして

明日またやり直すから
そんな顔はしないでくれ
道の途中で不意に
呼び止めるならもういいよ

なんとなく 側にいるように
さんざめく 街のメロディー
気がついたら聞こえなくなってた
当たり前はあっけなく殺気立つ
いつでも

最後には間に合うように
期待だけ捨てないでくれ
寄せては返す日々に
また会えたら 
まあいいね

うそぶきながら

ゆったりとした6/8のバラード。ハチロクといえば私的にはThe Beach Boysの「Surfer Girl」や「Girls on the Beach」なのですが、この曲は意外とその辺は意識していません。

まずは「Nascente」(これはリズムは6/8ではないですけど)みたいなド名曲を作りたいという野望がありました。

そこにローラ・ニーロのこれとか、

Epic Soundtrackのこれとかの要素が加わっていった感じですね。間奏で少し歪んだギターソロを入れたのは完全にこれに引きずられました。

オクターブだったり掛け合いだったりを組み合わせたストリングスアレンジが力を入れたポイントです。特にABAACという感じの構成の3番目のAパートのストリングスは我ながら結構グッと来るものになりました。

歌詞

地獄の沙汰も金次第と
うそぶきながらまだ
見えないもの追っかけてる

沈黙に耐えかねて放った
何気ない言葉に あてられ 
また唸り出す

ほんの少しだけでも 
夜の帳に紛れて
満たされて眠りたい
明日には歩き出すために

雨はまだ降り続く気配で
熱を帯びた身体も
冷え出すまま
放っといてる

もっと素直な
ほんとの顔で

毎回「次はモアベターよ!」と思いながら作っています。
来年もコツコツ作っていきます。

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