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#12日本語学科の授業で笑いのツボに入りかけた話【留学】
ユニクロにPrimarkの紙袋持って入店する人、挑発的やない?※実際にいた。どうもMgです。
スコットランドの大学で留学中です。日本語学科の授業でティーチングアシスタントをやってみてます。初回の授業が面白かったので文字として残しておきます。ほぼ自分用。
まずみんなで自己紹介。もちろん日本語で。みんな上手。でも、韓国の大学から来ててわざわざ日本語専攻の人は正直何がしたいのか謎。
次にアクセントの練習。みかんとかりんごとか当たり前にひらがな読んでて言葉の意味も分かっててすごい。箸と橋のアクセント、どっちがどっちというものについては、橋(は➚し)のこと箸(は➘し)のアクセントで言う人多いけどな、西日本やと特に、と思いながら聞いていた。標準語を学ぶらしい。 ※➘➚の絵文字に感動してるなう。
ここまでは普通な感じ。
でも、学期末に自分たちで日本語の音声で動画をつくる課題の説明があって、その過去作品を観た。事前に決められた台本にオリジナルで結末をつけ足すもの。じわじわくる系だった。演技が上手いのになぜかおもろい。
設定が日本で、バレンタインの日で、ケン(日本人)と留学に来てるメアリー(アメリカ人)の話。※まず、なんでイギリス人じゃないん
ナレーション)今日はバレンタインの日。メアリーはケンにプレゼントをあげるようです。
メアリー)ケン、これあなたにあげるわ。小さいかもしれないけど、着てみて。 ※相場チョコとかお菓子やろ セーターは予想の斜め上すぎる
ケン)あ、いいの?ありがとう。
※「あ、」がちゃんと台本に書いてある 妙に高い解像度ww
※留学生のメアリーの方が日本語上手くて一人だけ爆笑しかけたけど、必死に声をかみころした
ナ)しかしメアリーは留学が終わり、アメリカに帰らなければなりません。
ここからが学生が創作するところ
メ)忘れないからね!
ケ)僕もだよ!
ナ)10年後…ここは渋谷駅。2人とも東京で働いています。
メ)え、ケンさんですか??
※敬語なってるやん
ケ)え、メアリーさんですか?
※10年間絶対連絡すら取ってなかったやん
ナ)2人は何回か会って、いつまでも仲良く暮らしましたとさ。
※ちょっと強引なハッピーエンド
もう1個のバージョンは
ナ)メアリーはアメリカに戻らなければなりませんが、台風が発生してしまいました。
※台風シーズン忠実に再現せんでくれ 2月に学年終わって9月まで何してたん
途中はメアリーが他の男といてケンと殴り合いの喧嘩して、刑務所に連れて行かれてた。※どんだけ殴ったん でもなぜか許されてて飛行機のチケットも特別に誰かに手配してもらえて、メアリーは帰国できたみたいな話。
なんか言葉で表せない面白さだった。タクシーに乗るとこはそこらへんのイス使ってたり、ケンが大学生とは思えないほど仙人みたいな恰好してたり。エンドロールに「責任者」の文字が見えた。
動画撮れたなら撮りたかったな…学生も2人くらい視聴終わったあと1分くらい静かにツボってた。分かるよ、その気持ち…!
これに似た感じの動画を、自分が担当させてもらえる学生バージョンで観れるが楽しみ!貴重な体験だな。
今回のはほんとに読んでる人いるか分かんないけどありがとうございました!
The biggest adventure you can take is to live the life of your dreams.
一番大きい冒険は、あなたの夢の人生を生きること