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映画「君が世界のはじまり」について

サブタイトルはmy name is yours

2020/7/31公開作品です。

情報解禁されてからずっと楽しみにしていた映画です。私は夕方上映回で観ましたが、この作品は晴れ予報の日の朝一上映回での鑑賞がおすすめです。ほんまです。

本当はショッピングモール内のシネコンで観たかったのですが、上映館の地理的な関係上叶いませんでした。選べる場所にお住まいの方は、ぜひショッピングモール内のシネコンで!

感想(ここからはネタバレと感じてしまう方がいるかも知れません。予めご了承いただける方のみ読み進めていただきますよう、お願いします。)

「よーい、どん。」は予告でも使われていたので、こちらのシーンについて、私が感じたことを記して残したいと思います。

よーい、どん。と君が言ってくれるから、私は走り出すことができる。私に、よーい、どん。って言ってくれる存在ができたのはつい最近だ。よーい、どん。と君に言われる度に、危機感を覚える。いつか君が、よーい、どん。って言ってくれなくなっても、走り出せる私でいなくてはと。これから先、進路が別れて、会えなくなって、会わなくなっていくだろうから、いつまでも君に頼ってはいられない。でも今だけは、この短いようで長い学生の間だけは、君から離れずにいていいだろうか。いや、君のこと大好きだからこれからもずっと離れるつもりはないけど。交通費貯めて会いに行くけど。

追記

いつだって、他者が発する、「よーい、どん。」で、動き出したり、加速したり。現在、友達や同僚に会いづらい状況下で過ごす中で、自分で自分自身にかける、「よーい、どん。」の、弱さに気付いた方は少なくないのではないでしょうか。これほど一人で走るのは難しかったのか、と私も痛感しています。そんな中で、日々連絡を取っている友達には本当に感謝をしています。

この映画は、冷凍保存可能です。きっと何ヶ月後か何年後かに、また温めたくなるでしょう。

書きたいことは山ほどあるけど、ネタバレしてしまうので、この辺で終わります。

読んでくださった方、ありがとうございました。




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