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教訓を活かすには

 昨日、8月15日は終戦記念日でした。
降伏してから78年が経過ということで、実戦を経験された方は少なくなり、幼少時に実際に見聞きした方もかなりご高齢になってきてます。直接経験していない世代が国民のほとんど大多数を占める状況になりつつありますが、この戦争の経験を伝えて反省と教訓を得るのは、大切なことだと思います。

 が、反省と教訓を得て、それを現代の社会でどう活かしていくのか、と考えると、どうしたらいいのか悩みます。
 戦争体験を聴くと、普通は、戦争は絶対にしてはいけない、平和は大切だ、という思いを抱くに至ります。ここまでは分かります。
で、平和は大切だ、となった次の段階で、どうしたものか?と考えています。
 ・平和は大切だ、と声を上げる?
   誰に対して?身近な人?政治家?戦争を起こしている国や国民?
 ・選挙に行く?
   選挙に行くのは大切ですが、平和を訴えない政党はありません。
 ・現政権にNoを突き付ける?
   現政権が戦争志向、野党が平和志向?そうなのでしょうか?
 ・憲法を守る?
   自衛力を抑える方向が正しい?
   80年近く昔に定められた方針をいつまでも墨守する?

 ロシアがウクライナへ国家間の正規戦を仕掛け、また中国が台湾への武力行使を否定しない今、過去の教訓と反省を保持しつつも、その経験に縛られない発想がいるのでしょう。

。。それが何なのか、私には分かりませんが、考え続ける、ということが過去から得られる教訓かもしれません。

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