適度な距離を保つ
例の件、本人による記者会見があった由。
ひとまず、ギャンブルとは一切関係がないことは明言され、クリアになった。(まぁ、そこはあんまり疑ってなかったケド)
ただ、なぜお金が使われてしまったのか、口座にアクセスできたのかに関しては、言及されなかった。
そこが一番ポイントなのだけどね。
話は逸れるが、昨年破綻したアメリカの暗号資産の会社のアンバサダーにもなっていて、破綻した際にはおそらく何億か資産を失っているらしい。他のアンバサダーには、トム・ブレイディや大坂なおみの名前もあった。
資産9,000億もあったら、数億なくなっても気にしないのかしらね?
話を戻す。
思ったことは、彼は野球以外のことに本当に関心がないのだなということだ。
周りのひとが何を考えているか、どういう状況なのか、ほとんど注意を払っていないように思う。
通訳であるのみならず、マネージャー的な役割も果たして1日のほとんどの時間を過ごしていた相手だ。
取材相手にさえ、会食中に頻繁に携帯に着信があったり、なんだろう?という違和感を感じたひともいるという。
彼はあまりにも無頓着過ぎなかったか?
そして、おそらく任せていたアカウントがあり、そこからの流用かと推察するけれど、親しい仲でもそれは避けた方がいい。
私は家族のパソコンやスマホのログインパスワードは知っているけれど、キャッシュカードやネットバンキングのパスワードは聞いていない。
私のものも知らせていない。
それはやっぱり、何かあったときの歯止めだと思うから。
いくら親しくても、魔が指す瞬間というのはある。それを防止する策を取ることで不幸な結末を迎えずに済むこともあると思う。
金融関係に長く携わっていると、基本的にネガティブな見方から考えるようになってしまうのだけど、ひとを信じないというのではなく、つけいる隙を与えず未然に防止することがお互いの為になることもある。
この件で思い出したのが、もう20年くらい前だけど、会社経営をしている知人が従業員にお金を持ち逃げされた。
出張に行ってもらうのに必要経費として30万だったか預けたそう。連絡が取れなくなったと聞き、逃げたんじゃない?と冗談交じりに言うと、たった30万で人生棒に振るか?と言っていたが、やっぱりトンズラしてしまったのだった。その後どうなったかは忘れてしまったけど。
介護士がお金を使い込んだとか、成年後見人の弁護士が着服したとか、任せきりにしてしまうとどうしてもそういう事態に遭遇する危険性は孕んでいる。
妹の小学校の同級生でイッペイくんというガキ大将がいた。あの子はそんな悪いことはしなかったのにね…と母が言うので、え!女の子のスカート捲りしたり、生乾きのコンクリートにう○こって書いたりしてたじゃん!
イッペイくんのお母さん、近所を顔を上げて歩けないってあの頃言ってたでしょう⁈と言うと、そういえばそうだった!と大笑い。
40年ほど経っても言われます。
まぁ、この程度なら可愛いけどね。