Keep Calm and Carry On.

今日から8年生。
乳がんと告知されたあの日から、満7年が経った。8年生になったら友達100人出来たわけではないが、色んなひとに支えられてここまで来た。

過ぎてしまえば、あっという間とも言えるけれど、もちろん紆余曲折はある。初発の治療は辛かったし、治療終了後2年での再発もショックだった。服用する薬により悩まされている副作用もある。
それでも、それは些細なこと。今は元気に過ごせていることに感謝している。

最高の主治医達、医療スタッフの方々にも心からの感謝を捧げたい。
私が真摯に治療に向き合えたのは、ひとえに先生方や看護師さん達がきちんと対応してくださったからだ。
まだまだ治療は続くけれど、8年生になっても変わらず前を向いていく。
それが、今大きな怪我をして懸命にリハビリされている、大好きな先輩の教えでもある。抗がん剤治療でいちばんしんどかったときに「後ろや下を向かず、前を向いてほしい」と励ましてくれたのだった。

「一緒に乗り越えていきましょう」
そう、声をかけてくれた友がいた。
以来、私もその言葉を好んで使う。頑張ろうはちょっとしんどい、そんなときにちょうど良いと思っている。
乗り越えられない試練はない、なんて思ってはいない。挫折してもOK、カッコ悪くても大丈夫。
でも、自分の中でいつまでも見苦しくゴチャゴチャ言ったり、すぐ死を口にするようなことは戒めている。というか、そういうことが苦手な性分。

泣き言を言っても、笑って過ごしても同じ時間なのだとしたら、楽しく過ごしていきたい。8年目も変わらずに。

Keep Calm and Carry On.
（落ち着いて、挫けることなく闘い続けよ）