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推し活談義

ずっと「推し活」という言葉になじめないでいた。
なんとか活という表現が、おしなべて好きになれないのよね。。

ファンであることと、推しとはどう違うのか?今もってあんまりわかっていない。ただ、『推し』に対して皆それぞれ相当の熱量を持つものだということはわかる。

先週末にヒゲダンのライブで名古屋へ行ったので、週明けに同僚や後輩達にお土産のお菓子を配った。そうすると、どこへ行ったの?→名古屋へ行ってきたよ→旅行?→ライブだよ!…という会話の流れにまぁなる。

そこで、相手によってはヒゲダンのライブということを明かすのだが、それぞれの推しのライブや会場についての情報交換がそこで始まったりする。
先日は、ある声優が推しの後輩Nと福山雅治が大好きな後輩Aと3人で横浜のKアリーナの話になった。
私はチケットが当たらなかったのだけど、ヒゲダンの次のライブはその横浜のKアリーナ。福山雅治も12月にライブをするらしく、Aも参戦予定。
声優さんも夏にそこでライブをしたらしく、Nも行ったばかりだった。
私は横浜へ行く予定はないのだけれど、駅からのアクセスの方法、比較的新しいアリーナでとても設備が良いこととなど色々3人で話が弾む。ホテルの情報なども。年末に行くAは、小学生のお嬢さんを連れて上京、ライブの間はホテルでお留守番をさせるという。そのため、早く戻れるようにアリーナから徒歩圏のホテルを取ったと言っていた。
夜遅くなるのでは?と思ったら、16時開演らしい。早っ!(笑)
「推し」の対象はそれぞれ違うものの、ひとときの非日常を語らい、お昼休みが楽しく過ぎた。

そして、フットケアに行ってセラピストさんともライブ話をする。
彼女は斉藤和義とユニゾンスクエアガーデンのファンで、足繫くライブに通っていると知っている。先日も日帰りで名古屋のZeppへ行ったのだとか。帰りにきしめんを食べたと話すと、新幹線のホームにある立ち食いのきしめんが美味しいのよ!と教えてくれた。
ここだけの話ね~と言いながら、なぜか人気のあるミセスやYOASOBIの良さがよくわからないという点で一致。彼女もお客様の手前、あまりそういう表現をすることは控えている様子だけれど、そろそろ5年ほどのおつきあいにもなり、同年代でいつも色んな話をしているせいかオフレコとなった。

「推し」の対象が違う間柄くらいが、実はちょうど良い関係性なのかも知れない。
・・・とふと感じた。


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Chiara
日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。