#124 和文英訳の添削①
※ この記事は復習プリントが用意されています。Passオンライン英語のウェブページにアクセスし、一番下からダウンロードしてね。
(1)
添削)
came back は returned でもいい。というか、そちらのほうが簡潔。
(2)
添削)
previous → last(現在から見た一つ前の最後はlastで表す。)
damage は不可算名詞なので不定冠詞aはいらない。
「大きな被害」を large damage とは言わない。much[a lot of] damage か serious[severe] damage
give damage という言い方はない。do[cause] damage
in this neighborhood は around here でもいい。というか、むしろそちらのほうが簡潔。
(3)
添削)
views を複数形にしている理由がよくわからない。「この」とあるので、単数にして view にするほうが妥当。もちろん、日本語の「この」は複数形の前にも付ける(たとえば、「この両手」)こともあるが、状況的に、複数の景色が一度に見えている、というのはわからない。
(4)
添削)
on は at でもOK。
(5)
添削)
「当地の気候」は the climate here でもOK。このほうが簡潔だが、少し日本語から離れるので、area や place を使うのもいい。
warm を thoroughly「徹底的に」で修飾するのはよくわからない。very warm
it falls は意味がわからない。fall するのは it ではなく snow 。ちなみに、snow falls は英語で it snows という。
添削)
we seldom have snow よりも we have little snow のほうが自然。seldom で have snow を修飾するよりも、little で snow を修飾したほうが、被修飾語(句)が小さくて済む。
(6)
添削)
readがthat節を目的語に取ることができる動詞だと知らずに書いた答案であれば怪しいですが、readはthat節を目的語に取れるのでOK(その場合、readは「~だと読んで知る」という意味)。
添削)
metroplisは「大都市」という意味だし、可算名詞なので、単数形を無冠詞で用いるのは × 。「都会」は the city(⇄ the country「田舎」)
解説)
このように書けば、危ない橋を渡って read that S’ V’ を使わなくても書ける。
関係代名詞は which よりも that を使うほうが口語ではふつう。ただし、a newspaper article that says that … とすると that が連続するので、現在分詞 saying を使い、修飾した。
city dwellers「都会に住む人々」は覚えておくと便利な表現。文体が引き締まる。dwell は「居住する」という意味の意味の堅い表現。
「~する人が増えている」は ① More (and more) people are doing … . , ② The number of people who … is increasing. 以外に ③ An increasing number of people are doing … . という言い方もある。なぜか③を使えない受験生が多い。①は口語表現、②は主語が長くなるのがデメリットがあるので、それぞれ状況に応じて使い分ける。
take up doing「~することを趣味として始める」
(7)
添削)
aspectは同格のofをとれないので、aspect of getting information は × 。結局、「側面」をそのまま直訳しに行こうと思った時点で負け。もちろん、過度に原文から離れて訳出することはご法度だとは思う。しかし、京大の英作文では、ある程度、原文の日本語を柔軟に変える力が要求されている(なぜなら、そのまま英語に直訳するとおかしくなる問題が多いので)。
and something else ではなく but something else が正しい。not A but Bの構文のバリエーション。ここでは different が「~でない」という否定の意味を帯びている。
1. 問題演習
2. 参考文献
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