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FP1級実技 2025/2月対策⑤ Part IIの解像度を上げる

直近の設例で出題された論点の解像度を上げるシリーズ、Part II編です。

▶︎ Part I編はこちら

2023年9月、2024年2月・6月・9月に出題されたPart IIの15の設例について、質問形式の論点INDEX(見出し)を示しました。

Part II編では、知識をシンプルに問うINDEXと共に、設例中のデータを示したミニ事例形式の長めのINDEXも多く登場します。

これらのINDEXを見て、すぐに回答を思い浮かべ、口頭でスムーズにアウトプットできるように繰り返し練習してみましょう。

※)尚、これら以前の設例については、過去の設例から頻出・重要論点を抽出した当noteの1問1答集「マイナンバーズ&伏線回収」シリーズの活用をお薦めします。

論点INDEX
Part II(不動産)

2023年9月度

【2023/9/23 Part II】

  • 借地権を譲渡する場合、留意する点は?

  • 1年前に亡くなった父親から相続した甲土地(借地権。借地権割合D) と甲建物(1966年に建築。父親が一人で暮らしていた。)を9,000万円で売却した場合の課税関係は?

  • 甲土地(300㎡、借地権割合はD)の地主Dさんと協議して借地権と底地を交換し、長男Cさんの自宅を建てる場合、どのような方法が考えられるか?

  • 上記の場合、長男Cさんの自宅が建つ土地はAさんの相続時にどのように評価されるか?

▶︎設例解説

【2023/9/24 Part II】

  • 「筆界」と「所有権界」との違いは?

  • 裁判なしで境界を巡るトラブルを解決する手段は?

  • 隣地所有者が22年間専有してきた部分を裁判により取り戻
    ことは可能か?

  • 対象の土地に母屋と離れがある場合、「空き家の3,000万円特別控除」は土地全体に適用できるか?

▶︎ 設例解説

【2024/9/30 Part II】

  • 事業用借地権における前払地代の課税関係は?

  • 定期借地権の目的となっている貸宅地はどのように評価するか?

  • 建設協力金方式のリスクは?

▶︎ 設例解説

2024年2月度

【2024/2/10 Part Ⅱ】

  • 1つの土地が第一種低層住居専用地域と近隣商業地域 にまたがり、その過半が前者にある場合の留意点は?

  • 建設協力金方式により建物を建築し、賃借期間20年の普通借家契約を結ぶ場合のリスクは?

  • 建設協力金方式により土地所有者(母Bさん)でないAさん名義で建物を建築できる場合、土地の貸借関係はどうするか?

  • 賃料収入の規模(年間2,400万円)、Aさんの収入補填、母Bさんの相続対策等を考慮した場合、建設協力金方式による建物建築と借家契約はどのような形で進めるのがよいか?

  • 上記の場合、この土地の相続税の課税関係はどうなるか?

▶︎ 設例解説

【2024/2/11 Part Ⅱ】

  • 住宅ローンの収入合算とは? 

  • 収入合算のメリット・デメリットは?

  • 住宅ローンのペアローンとは?

  • ペアローンのメリット・デメリットは?

  • Aさんが建築資金を全額負担して建て替えた二世帯住宅を長女Cさんとの区分所有にした場合、課税上、どのような問題が生じるか?

  • 上記の問題を解決するためには二世帯住宅の建築資金や建物の登記はどうすればよいか?

▶︎ 設例解説

【2024/2/17 Part Ⅱ】

  • 甲-1土地に賃貸マンションを建てる計画のAさんに、賃貸アパートを経営する姉Dさんがアパートをもう1棟建てたいので甲-1土地の一部を割譲して欲しいと要求しているが、土地割譲に代わる代替案は?

  • 兄弟に金融資産や土地を提供するための方法は?

  • 兄弟間の贈与の課税関係は?

  • 兄弟間の遺贈の課税関係は?

  • 甲-1土地に開発道路を通し、6画地に分割する開発案のデメリットは?

▶︎ 設例解説

【2024/2/18 Part Ⅱ】

  • 「土地の無償返還に関する届出書」を提出する意味は?

  • 権利金の認定課税とは?

  • 「土地の無償返還に関する届出書」を提出せずに権利金の認定課税を避ける方法は?

  • X社が支払う地代が公租公課程度である場合、貸主であるAさんとBさん側では、この土地はどう評価されるか?

  • X社が「通常の地代」を支払っている場合はどう評価されるか?

  • 1つの土地の共有状態を解消するための方法は?

  • 共有分割の場合の課税関係は?

  • AさんとBさんで共有分割した土地の上にX社所有の賃貸アパートが建った場合、AさんとBさんの土地(無償返還方式・通常の地代にてX社に賃貸)はどのように評価されるか?

▶︎ 設例解説

2024年6月度

【2024/6/8 Part II】

  • 賃貸マンションが建つ土地と隣接の入居者専用駐車場用地(借地)が一体利用地として一画地認定を受けている場合、どのような課税上の効果があるか?

  • 不動産の賃貸借契約の期間中に貸主または借主が死亡した場合、契約はどうなるか?

▶︎ 設例解説

【2024/6/9 Part II】

  • 「管理不全空き家」とは?

  • Aさんが妻Bさんの父Eさんから権利金なしの「通常の地代」で土地を賃借した場合、貸宅地の評価額は?

  • 上記の場合の課税上の問題点は?

  • 上記で権利金なしの「相当の地代」で賃借した場合、貸宅地の評価額は?

  • Aさんが妻Bさんの父Eさんから甲土地を相当の対価で賃借し、Eさんの相続が発生して妻Bさんが甲土地を相続する場合、小規模宅地等の特例は適用できるか?

▶︎ 設例解説

【2024/6/15 Part II】

  • 2021年1月に締結された賃貸借契約書において、連帯保証債務の範囲は「借主の貸主に対する一切の債務」とのみ記されている場合、どうなるか?

  • アパートの家賃滞納者へ退去を求める方法は?

  • 収益物件を売却する場合に揃えておくべき書類は?

▶︎ 設例解説

【2024/6/16 Part II】

  • 借地契約(旧借地法。中途解約の条項なし)について、X社からの中途解約の申し入れに応じる必要はあるか?

  • 乙土地(Aさんが1人で居住する乙建物がある)について、要介護1認定を受けたAさんが老人ホーム入居後に売却する場合の課税関係は?

  • 上記において、老人ホームに入居したAさんが亡くなった後、相続人である子が売却する場合の課税関係は?

  • 周辺エリアはマンション用地としての需要は多く、甲土地と乙土地の一体地はマンションディベロッパーに3億5,000万円程度で売却可能であるが、Aさん(90歳。10年前から子B・Cへの贈与で金融資産を減らし、現預金は1,000万円)の相続を考慮した場合、売却以外の方策はないか?

▶︎ 設例解説

2024年9月度

【2024/9/21 Part II】

  • 事業用定期借地権(2005年契約)の存続期間が20年と短い理由は?

  • Aさんが5分の3、弟Bさんが5分の2の持分で共有する甲土地について、 Aさん単独で事業用定期借地権の再契約をすることは可能か?

  • 共有状態を解消し、弟Bさんが二世帯住宅への建替え費用(予算5,000万円)を得るためには、事業用定期借地権の再契約についてどのような申し入れを行えばよいか?

  • 弟Bさんが娘家族と同居するために自宅を二世帯住宅へ建替える件についてのアドバイスは?

▶︎ 設例解説

【2024/9/22 Part II】

  • 遺産分割前に3人の相続人による共有状態にある土地を売却する場合の課税関係は?

  • 一般に建物を現状有姿のまま中古住宅として不動産会社に売却する場合の留意点は?

  • 空き家に係る3,000万円特別控除を適用する場合に、空き家を解体せずに現状有姿のまま売却する場合の留意点は?

  • 土地の取得に係る売買契約書や領収書を紛失している場合の方策は?

▶︎設例解説

【2024/9/28 Part II】

  • 位置指定道路とは何か?

  • 分譲地内の未利用部分のことを何と言うか?

  • 老朽化した住宅の建替えや売却を迫られている分譲地について、経済的価値が高まる有効活用の方法として何があるか?

  • 等価交換方式のメリットとデメリット、課税関係は?

  • 相続によって2人で共有している実家(一人暮らしの母親が1年前に死去)を売却する場合の課税関係は?

▶︎ 設例解説

【2024/9/29 Part II】

  • 事業用定期借地権方式のメリットは?

  • Aさんと妹Bさんが各2分の1の持分で共有する甲土地について、 共有状態を解消し、妹Bさんが長女夫婦のマ イホームの購入支援費用(3,000万円)を得るためには、事業用定期借地権方式の計画案をどのように変更すればよいか?

  • 等価交換方式のメリットは?

  • 等価交換方式によるマンション建築(専有面積2,100㎡、甲土地の時価3億円、Y社の建築費10億円、Aさんと妹Bさんが取得するマンション居室の合計専有面積420m²、これを賃貸した場合の満室想定賃料年額1,440万円)の計画案はどのように変更すればよいか?

▶︎ 設例解説

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