女神転生5 vengeance Hard感想
去年ペルソナ5がかなり面白かったのと、メガテン4finalをやり直して面白かったので購入。
総評としては、色々思うとこはありつつも、非常にやりごたえのある戦闘で非常に楽しかった。
敵も味方も結構やりたい放題な今時の戦闘で楽しい。メガテン4finalからグラフィックだけでなく、ゲーム性も結構進化している。
BGMも相変わらず活かした曲が多く、従来のシリーズより不気味さは減った気がするけど、世界観にあった緊張感とノリが心地良い曲になっている。
安いし通常盤でもいいかなと思ったけど、色々便利になってそうだと思って完全版にした。ペルソナ5も完全版の方がレベル上げ楽だったし。でも、完全版とかでなくてdlcで売るやり方にしてくれよなー。
っていうか、↓によると、今回どこでもセーブできるの完全版だけみたい。マジか
そんなんで通常版よりも難易度も下がってそう？だったので、Hardを選択。
自分のメガテン歴としては、4finalしかやったことなくて、後は実況でメガテン3のリメイクを見たくらい。ペルソナ5も4もやってたので、まぁ行けるだろうと思ったので。
クリア時間は76時間。なお、「人修羅・シヴァ・サタン」は倒していない。50時間くらいのときにラスボスの前の前まで来ていたが、明らかに無理だったので、鍛え直しに時間がかかってしまった。
dlcは買ってない。自分はメガテン初HARDだったので、お手軽稼ぎでクリアしたら負けな気がしたので封印。2週目やる場合は使おう。
1面ボス（ヘビのやつ）から何度も死にまくったが、レベル上げたり悪魔全書を埋めながらボスの攻撃を観察してメタればなんとかなる。時間はかかってしまうが、対策を考えるのが非常に楽しかった。
ただし、後半は戦略もへったくれもない、純粋な力で押し切った。こちら側がやれることが増えると、もはや別ゲーな用になってしまったけど、これはこれで中盤までジリ貧だった状態から開放されて気持ちいい。
主に活躍してくれたイカしたメンバー(スクショは一回クリアした後に撮ったもの)
ウチのメイン火力。余ってたドーピングをある程度注ぎ込み、魔力には20個ほど注ぎ込んだ。合体出来るようになってからずっと入れている古参メンバーになった。
物理以外の耐性持ち。物理無効無くても何とかなりそうだったので、もったいないのでつけてない。大活脈でなく、物理無効でも良かったかも？
従魔の行軍と愉悦で確実にクリティカルに当たるので、ハイリストアが発動し、mpに困ることはほとんどない。万能なので反射も効かず、何も考えずに攻撃し続ける動きが強い。
多段ヒットが非常に気持ち良くて脳汁が出る。お手軽高火力な上、耐性も豊富で場持ちもいい。
バフ、デバフ、回復とマガツヒスキルで自身のmpを全て回復することができる。超器用なやつ。
体が高く、運もそこそこあるため、耐性の種類が少ないのは惜しいが（でも状態異常耐性が偉い）超優秀なサポート要員として活躍してくれた。
サラッと延長強化も持たせているため、味方にチャージ付与する合間もできやすいという、火力補助役も兼ね備えている。
ステータスの暴力。サブクエを進めながらだと霊香がちょいちょい手に入ってかなり強化される。
サブクエで手に入る技は、デザイナーズコンボ的な技が多くてどれも非常に強い。というか、うっかり本部のサブクエを見逃していたので気づくのに時間かかった。
後半までのウチの主人公は、サポート役に徹していたが、物理の優秀な専用スキルが手に入ったため、途中からステ振り直しアイテムを使って物理型に。
アリラトに火力を頼りすぎてジリ貧戦闘になることが多かったが、物理型にしてからは戦闘が非常に快適になった。もっと早くからやれば雑魚戦が楽だった(´・ω・)
技ダメージ軽減やマガツヒゲージ上昇技、連続技が非常に強い。ラスボスに攻撃が通らなくいので、ゲージ上昇技で無く、貫く闘気に。
火力高い、耐久高い、避けやすいのパーフェクトな人材。敵の体力とターンをゴリゴリ削ってくれて気持ちいい。無双状態(裏ボス除いて)
以上の三名が特に活躍してくれた。今作はスキル継承が非常に楽なので「ぼくのかんがえたさいきょうのあくま」を実現できてすごく楽しい。
メガテン恒例の？無効、反射ピクシーなどを登録しておくとさらに捗る。dlcで楽に金稼いでもっと存分に強いのを作るのも面白そうだ。
ティアマト戦までは、ここまで考えてこないで、適当に強そうなやつを作って、ボス線でメタを張れるような悪魔を作るという戦術で乗り切ってきた。
ということをしていたら、ティアマトのhpが全然減らないうえ、一戦40分ほどやって負けて泣いたので、そこから結構スキルを吟味した。
そこからおよそ25時間。随分…鍛え直したな…の結果、今までのボスは何だったのかと言わんばかりにラスボスまで割と楽に駆け抜けてクリア。
今までのボス戦でめちゃくちゃ苦戦した割にあっさりだったので「今の俺よりもっとつええやつはいねぇのかよ〜」と思いながら人修羅、シヴァに挑むも惨敗。
創世というのがあるみたいだし、2週目行ってまた人修羅とシヴァに挑むかーと思い、サタンに挑むも惨敗。
裏ボスがちゃんと裏ボスしているゲームだった。人修羅はともかく、他のボスもここまで強いとは思わなかった。
とりあえず76時間やって裏ボスも味見したので結構満足。後は稼ぎとかが必要になりそうなので、またやるかは微妙。
基本的に面白かったところばかりだが、あんまりだった点としては
・マップのつながりがわかりづらい
・2週目が非常に面倒
という点
非常に迷うし、特に序盤のテンノウズなど、混み込みしていて面倒。滅んだ東京を探索するのは面白かったが、無駄に広かったり物が密集しているのが辛い。
後半はいっそダブルジャンプとか滑空でも欲しくなる。デバッグを増やさないためかもしれないが。
探索しながらシンボル悪魔を見つけたり、結構いいアイテムが埋まっていてモチベが保てるデザインは有り難かったが、途中から面倒さが上になってしまった。
2周目に関しては、フロムゲーなどと違って雑魚にやられることなどもないため、戦闘が単なる作業とかしてしまう。現実（正確には違うが）フィールドだと走ったりワープ出来ないのもきつい。
創世モードは二周目要素として面白そうだが、そもそもモード解禁のハードルが高い。創世解禁なしでも二周目開始敵レベル100から、創世解禁で150からとかでも良かったかも。
それはそうと、3dモデルの悪魔たちの生活感が色々描かれて面白かった。メガテンというと、結構シリアスでダークなイメージがあったけど、コミカルな会話も多かったり、神話繋がりでゴタゴタ勢力争いしてたり、人間臭くて楽しい。
ハーヴェストちゃん、オニさんと家族の掛け合いは可愛い。滅んだ東京を探索するのもそうだが、今の技術だからこそできる見せ方もちゃんと進化している。
こういうところがシリーズが続く仕事なのだと思う。非常にやり甲斐のあるRPGで、いい具合にインフレしていたり、技構成の自由度も高くて戦術を考えるのも非常に楽しかった。
結構カロリーを使うので頻繁にやろうとは思わないが、たまにやると充実感がある。ペルソナ含め、アトラスゲーのRPGにまた期待したい（でも完全版じゃなくてDLCにしてほしい）メタファーもやってみたいところではある。