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同人漫画+スケブのクオリティが凄い!スペインのアニメイベントSalon del Mangaレポート

ヨーロッパでアニメファンが多い国というと、皆さんはどこを思い浮かべるでしょうか?
毎年20万人以上を集客しているJapan Expoで有名なフランス、それから世界コスプレサミット前回紹介したRomicsの開催地イタリア。
そんな両国に負けず劣らずアニメ好きが多いのが、情熱の国、スペインです!

スペインのSalon del Mangaは毎年ハロウィンと重なる10月末〜11月頭にかけてスペイン東岸の都市バルセロナで四日間行われる一大アニメイベント。 11/1はAll Saint Dayというカトリック圏の祝日なので、今年は土日と合わせると四日間中三日間が休日にあたるという、参加者にとっては非常に有難い日どり。さらに学生は唯一の平日である10/31も学校が休みのところがほとんどだそうです。
なお、10/31は学生がグループチケットを買うと通常一日7ユーロのチケットがわずか2ユーロということで、とっても学生に優しいイベント!
今回はそんなSalon del Mangaとスペインのオタク事情について、レポートしたいと思います!


スペイン最大アニメイベント「Salon del Manga」基本情報

アクセス:空港から直通一本!

まずは会場へいざ出陣! バルセロナの空港から、会場となるFiera de Barcelonaがあり市内の中心部にあたるPlaza de Espagnaまでは、5分おきに直通空港バスが出ており、わずか20分ほどで着きます。アクセス最高!メトロや郊外路線も多数乗り入れており、遠方からの来場者にも優しいです。

plaza de espagna
plaza de espagna

Plaza de Espagnaには、元闘牛場のショッピングセンター「ラス・アレナス」、そして1929年のバルセロナ万博に合わせて作られた二本の塔があり、会場の奥にはモンセラットの丘とカタルーニャ美術館が、さながら中世の遺跡のように朝靄に霞んで見えます。
ちなみにこのラス・アレナスの屋上からは市内を一望でき、ここからモンセラットの丘を臨んで記念写真を撮ったシーンが、今人気のユーリ!!! on Iceでも出てきました。実際にアニメとの比較画像を投稿されていたファンの方のツイートを引用させていただきます。

I live in Barcelona and now thanks to @kubo_3260 living the dream. @yurionice_PR (1/3) #YOI10話 #yurionice #ユーリonICE #ユーリ10話 pic.twitter.com/QrJ75YE9Is — ヒカル MEMATO!!! on Ice (@hikaru_dmc) 2016年12月11日

会場周辺には9時の開場前から長蛇の列。列は広い会場をぐるりと取り囲むように形成されています。一般入場口は……ひとつだけです。

Salon del manga

ただ、並んでいる人々も、みんな一緒に来たもの同士でぺちゃくちゃわいわい、コミケのようにグッズ争奪戦ということもないので列の間もスッカスカ、詰めようとすることもなくのんびりと入場していきます。
今回一緒にイベントに参加していたコミケの内部の方は、「コミケはスタッフの誘導スキルが卓越しているのはもちろん、一人一人の参加者が慣れているから、待機列移動が非常にスムーズなのだ。これじゃいけんよ」と苦言を呈していましたが、こうしてのんびり並ぶのも海外なりのイベントの楽しみ方ということで!

チケット:事前購入がオススメ!

チケットは事前にオンライン購入、または当日券をその場で購入します。 土日のチケットは人気で、イベント一ヶ月前には売り切れ。来年以降参加したいと考えてらっしゃる方はご注意を!
スタッフさんによれば、一日券だけの購入者の方が多いけれど、四日間連続チケットを買う参加者の割合は徐々に増えているそうです。
でも今回私はVIPチケットをいただいていたので、特別入場口から楽々入場〜!

開催時間:12時間ぶっ続け×4日間!

アニメイベントは国によって開催時間が大きく異なります。例えば、アメリカのイベントは朝が比較的ゆっくりで夜遅くまで開催していることが多く、オランダのイベントAnimeConなんかは三日間ぶっ続け72h行われるそうです。すごい。
日本はイベント自体の数が多い分、一つ一つの開催時間は比較的短いですね。10:00~16:00などが多いでしょうか。

さて、Salon del Mangaは、最終日を除き四日間原則毎日9:00~21:00の開催。
スペイン人は朝遅く夜遅いことで有名で、夕飯を食べるのが夜の10時とか11時とかなのですが、それでも朝この時間から並んでまで参加する方が多いというところに、現地ファンの熱意を感じます。

参加者:ちょっぴり大人なスペインオタク

Salon del Mangaの2015年度参加者実績は150,000人。
イタリアのRomics (Romicsのレポートについてはこちら)がアニメとアメコミ両方扱っているのに対し、Salon del Mangaがアニメに特化していながらこの規模というのは驚きです。
ちなみにアメコミに関しては、スペイン国内では毎年春に同じイベント主催団体FiComicsがSalon del Comicsを行なっています。
参加者の男女比は半々。
もちろん子供も多いのですが、全体的に他のヨーロッパ諸国と比べて年齢層が高い印象です。
高校生〜大学生くらいが一番多いように感じました。

イベント概況

salon del manga

Salon del Mangaは総合アニメイベント。 コミック販売、ブース出版、コスプレコンテスト(世界コスプレサミット予選)、カラオケ大会、和太鼓やロックのバンド演奏、ゲスト講演、ワークショップ、ゲーム体験、日本食販売などが全て行われます。
日本の文化紹介に力を入れているのも特徴で、盆栽の展示会や、合気道や少林寺拳法の体験コーナー、さらには和食料理の実演コーナーまで非常に多様な日本文化プログラムが、1ホール丸々使って行なわれていました。

salon del manga
こちら日本食の作り方コーナー。料理の鉄人的な。

今年は特に「日本文学」がテーマで、作家の吉本ばななさんや角田光代さんがゲスト訪問。日本文学に関する展示も行われていました。
ただ、一説にはこれは、「一般のアニメの展示だと版権許諾を取るのが難しいので、ライセンスを気にしないでいい文化紹介展示に変えた」という裏事情もあるそうで。
とにかく海外イベント参加者にとっては、日本企業が何かとコンテンツ使用許可を出さなかったり、使用料や使用範囲に厳しい制限をかけてくるのが悩みの種なのだとか。

スペインの漫画出版状況

salon del manga

スペインの出版社は、同国の経済危機で大きな打撃を受け、いくつかはビジネスをたたんだり、出版タイトル数を減らしたりする傾向にあるそうです。 もっとも、その原因は単に経済危機にあるのではなく、それ以前に一気にアニメブームが起こったことで、売れる売れないに関わらずとにかくタイトルを出す傾向が強まる一種の漫画出版バブル状態になり、市場が飽和してしまっていたこともあるとのこと。

salon del manga

人気の漫画はお決まりのワンピースやデスノート、進撃の巨人。
今回ゲスト訪問されていた伊藤潤二先生のホラー漫画も相当人気があるようでした。
漫画を売っているブースを回ってみたのですが、出版社によっては、1巻だけを約2ユーロという格安で販売して、それ以降を7ユーロで販売する、などのプロモーションを行っているところも。 

spain manga
値札をシールならともかく表紙の上にでかでかと直接印刷してしまうとは……!

スペイン独自の漫画家については、同人畑から育ったという方が何名か、特別ブースを出していました。

salon del manga
salon del manga
こちらはスペインの漫画家さんによる乙女ゲー系少女マンガ!

値段は普通の漫画で一冊4ユーロ〜8ユーロ。
他にはこんな漫画も目にしました。

raruto

「Raruto」!!!!
パクリ漫画じゃん!?と思ったら、こちらスペインの漫画家Jesús García Ferrerさんによるナルトの非公式パロディ本らしく、元々はネットで公開されていたのを本媒体にまとめたもので、なんと英語や中国語、ポルトガル語やフランス語にも翻訳されたほどの人気だそうです。
参考:Ratuto (Wikipedia)

そしてこちらは同じくドラゴンボールのパロディ本「DragonFall」。

DragonFall
DragonFall
DragonFall
DragonFall

調べてみたところ、こちらはDolmen Editorialという出版会社から、20年前に出版されたものの再録版らしいです。
なお、こうした漫画の価格設定の適切性についてですが、スペインの学生は一般にアルバイトをしないらしく、親からのお小遣いだけで暮らしており、各家庭の一般的な月収は、1000ユーロ、つまり12万円ほどだそうで、それを考えるとこの値段ではなかなか手が出ないですね……。

スペインの同人事情

同人ブース、すなわちArtist Allyには大体10個ほどのブースが出ていました。

salon del manga
salon del manga
salon del manga

そのほとんどが一次創作で、二箇所ほど、二次創作も扱っているという状況。

salon del manga

その二次創作を扱うサークルさんのうち一つは、NARUTOとブリーチの女性キャラの男性向け作品(上写真)を扱うサークルさん、もう一つはBL本サークルさん(下写真)。

salon del manga
salon del manga
salon del manga

この写真の「Lily&Rose」というのは、百合とやおいのアンソロジーだそうです。 執筆者の方一覧を拝見したところ、10名もの方が参加されていました!

salon del manga
salon del manga

ついでにこのサークルの方々に少々マニアックなスペイン同人印刷事情について、お話を伺ってみました。
彼女たちが使っている印刷会社はバレンシアにあるImprenta CGとPixait Printingという会社。
値段の相場的には、24ページ本を300部刷った場合に、一冊当たりのコストが1ユーロだそうです。なかなかに安いのじゃないでしょうか。
ただ、紙の質は満足のいくレベルでないらしく、日本の印刷会社が羨ましい、と話していました。
なぜ彼女たちが日本の同人誌の紙のことを知っているかというと、同人誌を輸入購入しているからだそうです。
印刷費がかかるので、サークルのメンバーでお金を出し合って、印刷費に投資しているそう。日本でも昔は印刷費工面のためにサークルを作って同人活動が行われていたのが、今は自費出版が普及して、個人が一人でサークル運営していることも多いですよね。
本のサイズでいうと、A5コミックが一般的。

スペインのスケブ事情

スペインの同人文化で独特なのは、本を買うと、大抵、スケブ的に簡易イラストを表紙裏に描いてくれることです。こちらから頼まなくても、向こうから、「描きましょうか?」と訊いてくれます。てっきりサインのような簡単なものかと思ったら、「20分後にまた来てください」って、ちゃんとしたスケブではないか!?とびっくり。 例えば私が今回購入したこちらの御本。

salon del manga

四人の漫画家の卵の合同誌ということで、日本のコミティアでも自分たちの本を出版したそうです。Salon del mangaでは原画展の特集も組まれていたりして、ピックアップアーティスト的扱い。

salon del manga

作画もとても素敵!効果音は日本語で描いてらっしゃるんですね……!
あとで取りに来てと言われて20分後にワクワクしながら戻ってみると……

salon del manga

 !? !?!?!? すごいハイクオリティ!!!これがスケブ!?!? 感動です……!
こうしたスケブの風習はスペインだけでなくて、欧州一般に言えるよう。フランスのアングレーブ漫画祭でも同様だったとの情報を聞きました。
ただ勿論サークルによるし、あまりに安いコピー本などは例外なので、無理矢理せがんだりはしないように。
一方で、よりきちんとしたスケブや色紙に描いてもらう代わりにお金を払う、いわゆるCommissionといわれるものはここスペインでも行われています。ただ価格は非常に良心的。 鉛筆、ペン入れあり、カラーイラストで値段が違うのですが、A5サイズであれば、それぞれ3ユーロ、5ユーロ、7 ユーロなどでした。

スペインのコスプレ事情

やはり人気なのはジャンプ作品。NARUTO、ワンピース、ブリーチ、僕のヒーローアカデミア。細田守監督作品のコスプレも何組か見かけました。

salon del manga
salon del manga
salon del manga
ワンピース コスプレ
salon del manga
サマーウォーズ コスプレ

今回の私の個人的MVP、ワンピースよりMr.2ことボンクレー。いや、すっごくリアルでした!暗くてちょっとうまく撮れなかったのが残念!

ボンクレー

作品・キャラクター別でいうと、ワンピースのコスプレが圧倒的に多かったと感じました。ルフィのコスしてる人の多いこと多いこと。
あと、黒子のバスケもかなりいました。ただどこの国でもそうですが、黒バスレイヤーは全体的に若年齢で衣装も着ただけ、という場合が多め。 あとラブライブとポケモンも多かったです。後者は明らかにPokemon GOの影響ですね。ポケモン擬人化と、もうポケモンそのままの着ぐるみと両方目にしました。

ラブライブ コスプレ
イーブイ コスプレ
スリーパー コスプレ
salon del manga

こちらはデジモンよりウォーグレイモン。ポルトガルのイベントでも見かけたのですが、デジモンはTri放映の影響でまた人気が出てきているのでしょうか。

ウォーグレイモン

エヴァのヒロイン二人組のコスプレイヤーさんも!

エヴァ スペイン

あとスペインのアニメイベントで思ったのは、男性の女装がとても多いということ!
今まで行ったアニメイベントの中で一番多かったです。
こちらラブライブのことりちゃんとにこちゃん。

ラブライブ

他にもミク(お)や、ローゼンなど、男性の女装にとても寛容な印象を受けました。あとは、イベント会場や街中でも、腕を組んで歩くゲイのカップルを目にしたり、あと私バルセロナ滞在中にバルセロネータという海岸地域に行くのが大好きだったのですが、そこでも並んで寝そべる男性二人を目にしたり(これは別にゲイではなくて友達だったのかもしれませんが)LGBTに寛容な街なのかな、と思いました。

全体としては、参加者の5%ほどがコスプレしている感じ。
ただ、全体的にラフなコスプレが主で、完コスしている方はそこまで多くなかったです。 あと見ていて思ったのが、おそらく高品質のウィッグが出回っていないのだろうな、ということ。せっかくコスプレされている方も、ウィッグのセットが結構ラフな場合が多く見えました。 例えばさすがにお写真は控えましたが、銀魂の銀時のウィッグが、ただのパーティー用のアフロヘアだったり(笑)。 いやいやいや、確かに天パだけどさすがにそこまでじゃないよ、と。 思い返してみると、イタリアやメキシコのアニメイベントでは、ウィッグショップが結構出店していたんですよね。でもスペインではそれを見かけなかった。おそらくあまりセットに適していない非コスプレ用ウィッグをみんな使っているのではないかな、と思いました。

コスプレハウツーを教えるステージ企画や、実際にその場でコスプレを修繕できるエリアなどもあり、やはりコスプレはイベント全体の中でもかなりの比重を占めているようでした。 地元メディアも取材に来ていました。

salon del manga

参加者は原則自宅からコスして会場まで来ます。海外はこれが普通。一般向けの更衣室は会場内には無いようで、おそらくはゲスト向けの小さな更衣室が男女ともに用意されていました。 荷物を預けられるクロークの使用料は1ユーロ。

salon del manga

豆知識ですが、バルセロナではスペインの中でも独立志向の高いカタルーニャ地方に位置し、スペイン語と共にカタルーニャ語が話されます。そのため、更衣室の表示も、似て異なる二つの言語で書かれています。

閉会間際になると、ここで自分の荷物を受け取ったレイヤーが、なんとその場でキャストオフして、私服に着替えて帰ったり。 目の前でボンクレーがかぼちゃパンツ脱ぎ始めた時はびっくりしました。

salon del manga

閑話休題:妖怪ウォッチは果たして欧州でブレイクするのか

ところで今回イベント会場でとにかく目についたのが妖怪ウォッチ。

yokai watch
メインステージの横にも妖怪ウォッチのタペストリー

パンフレットにもポスターにも会場内のどこにでも、ジバニャンが。
会場に入って最初に目にするのは妖怪に関する展示パネル。

yokai salon del manga

しかもゲームホール内にある特設ステージでは、あろうことか四日間ずっと、自由参加の妖怪体操が踊られていました。 主にスタッフさんによって。スタッフさん……お疲れ様です……。

yokai watch salon del manga

あまりに宣伝されているので、よっぽど日本での余剰利益を大量投資して欧州展開したいのかな、でも妖怪ってモンスターという海外にも馴染みのある概念と違ってブレイクするのはむずかしいのではないか、と考えていたら、現地のスタッフさんから、「二年前から妖怪ウォッチをスペインに持ってきたかったのだけど、某企業が難色を示していたため、実現できなかった。今ようやく、任天堂とも力を合わせてローンチできたところで、実際に子供達の間で人気が出てきた印象がある」との話を伺い、一応現地の需要の元に宣伝活動が行われているらしいことは分かりました。

ただ、ただね、私としては、やはり少しプロモーションの方向というか、場所を間違っているのではないかと思ってしまうのです。 妖怪ウォッチの対象年齢は10歳以下だと思うのですが、Salon del Mangaのイベントの参加者の年齢層はもっと上。妖怪ウォッチがアプローチするには、少し大人すぎるかな、と。 それでも確かに現地に徐々に浸透はしているらしく、イベントではジバニャンとコマさんのコスプレイヤーさんの姿を見ることもできました!

妖怪ウォッチ

スペインのオタク事情

スペインのオタクの主な居住地は、やはりイベント開催地であるバルセロナと、首都マドリード。 バルセロナには、以下の地図の場所にアニメショップもあります。(行ってみたのですが、残念ながら連休中ということで閉まってました……。)

barcelona anime shop

スペイン随一のオタク向け雑誌【Otaku Bunka】

今回ひょんなご縁で、スペイン唯一のアニメ雑誌「Otaku Bunka Magazine」の編集者さんと会談する機会を持てました!

ここでも表紙は妖怪ウォッチ

これが本当に面白いきっかけでして、先日レポートをあげた通り、自分は八月にヨルダンのアニメイベント主催者と会うために中東を旅していたのですが、そこの乗合バスで、日本人と思われる方と一緒に乗っている欧州系の男性がいて、途中の休憩場所で二人に声をかけてみたのです。
すると、なんと結婚されているというその二人の、夫である方はスペイン人で、オタク関係の雑誌の出版社で働いているというではないですか!
その後すぐ目的地に着いてしまい、ゆっくり話す機会が持てなかったのが非常に残念だったのですが、同僚がSalon del Mangaに行くはずだから繋いであげると言ってくださり、それで今回こうして会談の時間を持つことができるようになったのです。
Otaku Bunkaは、その名の通り、アニメ情報を主軸に、日本の文化紹介に誌面の20%を割く総合情報雑誌。これまでに第4号まで出ており、一冊あたりの値段は6ユーロです。 各国のアニメ雑誌を見てきましたが、これまでの中では一番情報量が豊かで、かつしっかりしている印象(外国のだと、別々のアニメのキャラクターの明らかにネットからとってきた画像をコラージュして表紙にしたりといったことも見られるので)。
これ、データ送って現地印刷することで、ラテンアメリカにもビジネス展開できるんじゃないの?と期待してしまいました。 なお、今回いただいた号では、私の好きな漫画であるGangsta.が特集されていました。

フランスでもカレンダーが発売されていたりと、欧州では未だに人気が高いらしいGangsta.のアニメ。 ただ、右下の「Adios, Manglobe(さよならマングローブ)」の文字が悲しい……。

※マングローブはGangsta.を製作したアニメ会社。資金繰りの悪化により、Gangsta.の放送直後に倒産。

他の誌面はこんな感じです!

ねんどろいど特集
イラストの描き方
日本の面白いスタンプ特集

他にもコスプレ特集ページや、お好み焼きの作り方特集などあって、まさに、オタク+日本文化を網羅した充実の雑誌でした!

今回はこのあたりで、以上、スペインSalon del Mangaのレポートでした!

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