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『好き』を語る:なぜ小説を書くようになったのか

 こんばんは。ヒバタです。

 1つ,思ったのですが,私のペンネーム,”緋畑零七”って,厨二病感凄くないですか!?(笑)大丈夫ですかね?(笑)急に冷静になっちゃった。
 元々,この名前は自分で書いていた小説に出てくる登場人物の名前だったのですが,何を思ったのかこれをチョイスしてしまいました。まあ,もう,いいか。考え直すのもめんどい。

 1つ前の投稿では『また誰かを愛すよ』という,小説のような,実体験を語っている日記のようなものを出しました。以前から書いていたものを少し修正しました。いくつか話数があるので,気まぐれに投稿していく予定です。当時の自分が思いのままに書いたので,めちゃくちゃな部分や,曖昧で,分かりづらい部分もあるかもしれません。すみません。

 さて,タイトルにもあるように,私の『好き』を語るページへ突入していきたいと思います。
 まず,最初の投稿からまだ自己紹介をちゃんとしていないことに気づきました。なんか,こんなこと書いていくよー!みたいなことしか言っていませんでした。
 どこの出身とか,学歴,とか。正直,まだひけらかす勇気が無いので,言いたくなったら言います(笑)。また,どんな性格の人間か?というのも,恐らくですが,次第にバレると思うので,あえて言わないことにします。

 では,私が小説を書くようになったのはなぜか?いつからか?

 まず,私が小説を書くようになったのは,私が小学5年生の頃でした。完全に趣味の一部と化したのは中学生の頃から。なぜ,小5で書き出したのか?
 私自身を遡って,思い当たるのは,TVで仮面ライダーアギトを観た日の事。私は幼稚園生くらいだったと思います(結構遡った)。弟もいたので,当時の日曜の朝はガオレンジャーを観て,アギトを観て,そしておジャ魔女どれみを観ていました。クラッシュギアも記憶の片隅にある…。
 アギトの敵の所業って,今考えたら結構えぐかった部分もありますよね?記憶違いだったら申し訳ないですが,一般人を灰にする敵がいたんですよ,確か。それを観た私,衝撃過ぎて,ゾクゾクのあまり,1人で部屋の奥で「きゃあーー!!」とか言って,かけ布団を使って灰になる一般人を再演していました(笑)。今思うと,トラウマの再演だったんでしょうね。しみじみ。
 なので(なので?),幼少期から,私はTVで観たもので衝撃だったものや面白かったものを再演する癖(へき)があり,自分の中で楽しんでいました。まあ,子どものときは皆ごっこ遊びすることが多いですから,その一種だとは思いますが。いつしかそれが発展して,自分で好きなように物語を作って展開させる,ということをし始めて,考えたストーリーをもとに,友人を巻き込んでヒロインごっこなどをして遊んでいました。本当にありがとう,あのときの友人たち。
 そんな遊びに付き合ってくれた友人も,それから私自身も,学年が上がるごとに遊び仲間が変わっていき,ごっこ遊びもしなくなりました。でも,私の中では,空想,フィクションの世界に浸るという楽しみは持ち続けていました。
 仮面ライダーを昔から観ていた影響もあるのか,バトルものが好きだった私。『神風怪盗ジャンヌ』『カードキャプターさくら』も好きでマンガも買って読んでいた。ちゃお,とか,なかよし,りぼんも読んでいた。あと,父もマンガ好きで,『北斗の拳』とか『ドラゴンボール』『コブラ』等々も読んでいた。そして,たまたまつけていたTVで,アニメ『BLEACH』を目にし,おもろ,となり,そこから週刊少年ジャンプにも沼り始めた。
 私もこんな風に,漫画でストーリーを表現したい。そんな気持ちは私をすぐに行動に移させた。お小遣いで,100均のノート,少し書き心地の良いペン,筆ペンを用意して,定規でコマ線を引き,早速描き始めた。世に出ているマンガのように,疾走感あふれるイラストなんぞ,描けはしなかったが。漫画家になった気分(これもごっこ遊び?)になれて楽しかった。最初は楽しい,それだけだった。ところが,小学5年生の頃,自分が思いつくストーリーを,マンガを通して表現するには限界があると感じ始めた。小3くらいでマンガを描き始めていたと思うが,それから2年後に,そんな現実に(やっと)ぶちあたった。私は,絵が下手だ,と。悲しいね。

 学校の休み時間は,読書をすることも多かった私。ある日,

 あれ。
 マンガじゃなくて,文章はどうよ?

 そう思いついた私は,マンガを描きかけたノートに,文章を書き始めた。小説という形で物語を書き始めた。
 楽しかったよ。楽しいけど,私が考えていることや,思い描いているイメージを文章で表現するのはまた難しかった。もどかしい。この世に,頭の中に浮かべているイメージをそのままプリンアウトすることが出来るものがあったら。そのまま映像化できたらいいのに,と何度思ったことか。それが世に刺さるかどうかは分からないけど。
 とりあえず,これは自分の趣味として,自己満足のためにだけに書けばいいや,と好き勝手に小説やら,日記やらを1人で作り出していったのだった。

 中学生になると,私は好きなTVドラマを自分でノベライズすることもあった。一話見終えて,その後余韻に浸りながら,ノートに一話分,最初から最後まで記していく。
 そのころには,学校の休み時間だけでなく家でも,文庫本や単行本を読み始めていた。中学~高校生の頃は,東野圭吾や伊坂幸太郎の本をよく読んでいた。特に,伊坂幸太郎の『マリアビートル』は,文章で,新幹線の中の緊迫感やスピード感を表現できるのかと衝撃を受けたのを覚えている。

 社会人になってから,趣味も変わってきて,学生の頃よりも執筆活動(かっこよく言ってみる)にかける時間は減ってしまったが,一度書き出すと寝る時間も削ってしまうので,翌日に響くという理由で自然と離れてしまったのかもしれない。あと,小説を書くと,その物語の世界観に没入して,モードが変わってしまうので(もはや役者),まとまった時間が出来たら書いていきたかった。でも,ここ1,2年ほどは,転職もして時間や気力に余裕が出て来たり,趣味で小説書いている,と今の職場の人たちに話したところ,めちゃめちゃ称賛されて,「最近は何か書いているんですか?」とも言ってもらったりするので,モチベーションが出てきてしまった。そうやって気になってくれる誰かがいると,こんなにも力になれるんですね。

 ちょっと長々と語ってしまいましたが,こんな感じで私の『好き』について,ときどき語っていくページも今後出てくると思いますので,自由気ままに読んでいただけると嬉しいです。(^^)/
 


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