タブを開きまくるタイプの人間がFirefoxを愛用している理由
Heyそこの君、10分後にはタブの数が30を超えていないかい?タブが縮みまくっていつの間にかFaviconすら表示されなくなっていないかい?
こういうタイプの人はぜひFirefoxを使おう。その理由は2つ。
デフォルトでタブのスクロール機能が有効となっている。
ちなみにsafariも同様。chromeはタブを開きまくると際限なくタブが小さくなっていくのに対してfirefoxはある程度のタブが開かれるとタブがそれ以上縮小されなくなり、タブバーをスクロールしてすでに開いたタブを探すという仕様になっている。タブのタイトルとfaviconが常にある程度確認できるため、タブを開きまくっていても見たいタブにすぐに戻ることができる。Chromeでもタブの最小サイズを指定することでこのような挙動を実現することはできるが、後述の2.で問題が起こる。新規タブをアクティブタブの右側に開くように設定してもタブバーがスクロールされない
ChromeでもFirefoxでも設定を変更したり拡張機能を入れることでアクティブタブの右隣に新しいタブを開くことができるが、Chromeではこの機能を有効にした場合勝手にタブバーがスクロールしてアクティブタブが画面外左側に追いやられるというゴミ仕様となっている。そのせいでChromeでは今開いているタブがタブバー全体でどの位置に存在しているのかが分かりづらくなり、頻繁に迷子になる。Firefoxではこの問題は起らないため、アクティブタブが左側にあるならば全体の中で左側を探せば戻ってこれるというのが直感的にわかるし、右側にアクティブタブがあるなら右側を探せば戻ってこれるのがわかる。
基本的にこの2点がきちんと、ストレスなく実現できるかどうかが大量タブライフの快適性に寄与する。Firefoxの弱点として、アクティブタブ以外の閉じるボタンがデフォルトで表示されていない上マウスオーバーでも閉じるボタンが表示されないという点が存在する。しかしながらFirefoxはuserchrome.cssを使うことでUIをカスタムできるためこの問題も解決することができる。https://support.mozilla.org/en-US/questions/1341968
@namespace url("http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul"); /* only needed once */
/* show close button on hover */
#tabbrowser-tabs[closebuttons="activetab"]
.tabbrowser-tab:not([selected]):not([pinned]):hover .tab-close-button {
display: -moz-inline-box !important;
}
/* make the close button more clearly visible on hover */
.tab-close-button:hover {
background-color: rgba(255,0,0,.7) !important;
fill: white !important;
}
これをuserchrome.cssとして規定のディレクトリに置いておくとポンポンタブを閉じていくことができる。
cssファイルによるUIカスタマイズはvivaldiでもできるらしいので、うまくいじれば最高の使い勝手をもつchromiumを手に入れることができるはずである。現在研究中。
vivaldiを触っているが、タブのスクロール機能を有効化すると逆にタブが縮小されなくなってしまうという問題に直面しているため、Chromiumと仲良くするのは私にとって長い道のりとなりそうだ。