【西浅草】江川太郎左衛門(英龍)の墓@本法寺

浅草本願寺で憲政碑を見た。実は本来の目的はここ、本法寺だ。ここは江川英龍の墓がある。江川英龍は大河ドラマ「青天を衝け」に登場するだろうか?
一坂太郎の「幕末史跡散歩」では、江川英龍は最初の最初、高島秋帆の項目に登場する。秋帆が砲術調練を行い、江川英龍らに西洋砲術を伝授したというのだ。重要人物なのに、初訪問になった。
本願寺からすぐだ。裏通りにあるが、派手な外観は目立つ。





親切な説明板だ。たまに「不審者」扱いされることもあるので、ご高覧ください、とはありがたい。管理者からはマナーの悪い史跡マニアがいるのだろうが。


しかしながら、その墓は自分で探さなければならない。勘でうろうろしていても、まさに不審者なので、スマホで画像を検索し、背景を手がかりに歩き、発見する。
これは闇雲に歩いても見つからないだろう。墓石の正面は江川太郎左衛門と書いてあるわけではなく、戒名だからだ。しかも、かなり傷んでいて、その文字すら見にくい。戒名は「興本院・・・・」



没年をみると、「宝暦八年戌寅七月二三日」だと思うのだが、二十五日、二十八日としているブログもある。これは調査継続が必要そうだ。


背景を入れた写真も掲載。誰かの参考になればいいのだが。ペリーが去った後の二カ月後、江川太郎左衛門(英龍)の指揮の下、品川台場築造が開始された。重要な史跡を訪問することができて満足した。