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【トラック運送・物流再編の関連銘柄】2025年3月1日執筆


【投資妙味があると考える要因】


2025年2月26日に日本郵便がトナミHDを買収するとの報道。

上記ニュースは、物流業界が抱える様々な問題の中で、相互が補い合える以下の利害の一致があったことが大きいと思われる。

  • トナミHDは、ラストワンマイルの配送計画では人手頼みであったことや、上場会社として短期的な利益を重視する投資家の影響を受けやすいこと

  • 日本郵便は協力会社も含めれば抱えているドライバーは多いが、年賀状をはじめ郵便物が減っており郵便事業が苦境


物流業界全体が抱えている問題とは、時間外労働の規制強化によるドライバー不足やコストインフレ・値上げ力不足・荷動き低迷・後継者問題などが挙げられる。
各社は事業エリアの拡大やトラック輸送力拡充などを目的にTOBやMBOに動いており、今後はさらに加速してくると考えられる。
具体例では、今回の件以前にも、エスライングループのMBOや名鉄運輸(名古屋鉄道傘下)と日本通運(NIPPON EXPRESS傘下)の特積みトラック会社の経営統合などが行われた。

親子上場の解消などと同じく、TOBやMBOによる上場廃止でも、市場での株価に大きく上乗せされて提案されることが大半なため、材料が出る前に投資していれば大きなリターンが期待できる。
今回のトナミHDの例では、発表前の株価¥5,870→TOB価格¥10,200

【個別銘柄紹介】

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