インターネット政治
Twitterで政治発言をする人たち
いったいどういうことなのだろう。僕には全く分からない。
もちろん、「インターネットを使う若者に向けて」や「みんなで団結力を高めよう」という思いが一番表層の部分だと思う。けれどそれだけであれまで人を罵ったり、半分デマのようなことを書いたりするものなのか。あれって良い年した大人がやっているわけだが、正直中学生のいじめを見ているような気分だった。あれ、楽しいのか?ちょっとだけ考えてみる。
まずは実態調査をしてみた。
ちょーっとだけ調べた感じ、過去の失態をほじくりまわして指をさしている感じだった。正直予想してた通りだし、これについてはどうでもいい
僕が知りたいのはどうしてこんな楽しくもなさそうなことをTwitterでやるのかというところ。SNSは本来楽しい場所であって人を傷つけるために自分も傷ついていては全く意味がないのでは?と思ったりしている。
レスバトルでは必ず自分も痛いところを突かれるし、負けたら後ろ指を指されて笑いものにされる始末。なぜそんなリスクを背負いながらこんな訳の分からないことをするのか。精神的な観点から考えてみたい。
もしかして:ぼっち
この手の話題で必ず挙げられる原因それは単純、この人たち『ぼっち』なのでは?ということ。だって現実が充実していたらずっとTwitterに張り付いているようなことしないでしょ、という話らしい。うーん超納得です。
ただ、世の中にはボッチを紛らわす方法なんていくらでもあるはずなのにどうしてわざわざ人との衝突が多い政治を選ぶのか。僕はデータをもとに喋ったりするのがとても苦手なので知識と考察だけでモノを語るタイプ。だからこれから書くことは完全的外れの可能性があります。
まず学生時代に恵まれなかった人たちって何故そうなってしまうのでしょう。様々理由があると思いますが、一番の原因は本人が他者を拒絶していることだと思います。人間というのは同じコミュニティ内に長い時間入ればいいところも悪いところも見えてくる。独りの人というのはその「悪いところ」だけに注目してしまって、全部悪いと決めつけ、悪い人間とはかかわりたくないと結論付けてしまうわけです。もし、悪いとことろがない人間に会え、仲良くなったとしてもその人にも必ず悪いところがある。そうしてその人との関わりも拒絶し最終的に人間を信用できなくなってしまう、そんな道のりを歩んできたのではないでしょうか。
しかし、インターネットでは違います。ネットは自分の趣味の合う人と趣味の話だけしていられる場面が多いからです。政治を例に挙げれば、政治という面で関わっていればネットの友達と政治以外で関わることはないのでその人の真にいいところも悪いところも見ることができない、だからこそ人間に裏切られずに済むのでは、と思います。政治っていうのはその人の思想が反映されますし、思想っていうのはその人自身を反映しているといってもいいです。ただ、人間っていうのは思想だけで構成されてるわけではなくてその人の面白さとか趣味とか構成要素はたくさんありますからネットで政治をする人たちは真に人間を理解しようとしなかった人たちの流れ着く場所なのかもしれません。
無知なる思想家
僕みたいな人間のコトです。無知ながらも自分の意見をネットに発信して称賛されたいがためにネット政治をしている人も多いと思います。
僕もこの人たちの気持ちがよくわかるのですが、こういう人たちっていうのは調べるということをしないです。面倒だし、本当の目的は自分の思想を褒めてもらうことなので調べるなんてことはしないです。
こういった人たちが政治を選ぶ理由は単純で、注目度が高いのと、とても明瞭だからだと考えます。政治的な思想というのは社会の構造や今までの常識をたやすく変えることができるものですから、自分の思想を広めるためには最もわかりやすい手段ですね。こういう人たちも「ぼっち」だった人と同じで自分の考えを発表する場所がなかったために今まで抱えていためにネットという場所が提供された瞬間、水を得た魚のように思想を発信しているのだと思います。まあ、政治的な思想というのはネットが普及した現代でも世間話のようにするものでもないですしね。だからネットでしか発信できないのだと思います。そして、このような人たちにとって思想と思想の衝突は面白いものだと思います。こういう人たちは考えることが好きな場合が多いので自分と違う考えをぶつけられたときに相手をどうすれば負かすことができるのかということを常に考えることに楽しさを感じているのだと思います。
インフルエンサーと純粋な心
ただの数字稼ぎの人と、純粋な心で政治をよくしたいと思っている人たちが居るということもあると思います。インフルエンサーがこういったことをするのは単純で、沢山の人に見られてさらにはTwitterで言えばリプライやリツイートで議論が過熱し、多くの人の目に留まらせることができるからです。
そして、純粋な気持ちで政治をよくしたいと思っている人たち。これもある程度多いと思います。こういう人たちは意外と未成年の人が多かったりしますね。政治に興味がある人ですから、いろいろ調べますし無知な思想家、僕みたいな人たちよりかは断然政治に関して頭が切れると思います。しかし、本気で政治をよくしようと思っているせいであまりにも情熱的になりすぎてしまうことがあります。様々な人のところにリプライを飛ばしたり、そこから議論に発展してしまったり。でもこれって本当に政治の形なのでしょうか。もちろん、政治に関して議論することは必要だと思います。でも自分の思想を押し付たり、一方的に発信し続けることって議論を超えてしまっているような気がしてなりません。最終的にどの候補者に投票するか、などを決めるのは自分自身であるにもかかわらずなぜのその思想を武器にして他者と戦いたがるのでしょうか。政治に関して議論して人を貶しあうということは政治に興味を持っているのではなく政治を貶す手段として使っているに過ぎないのではないかと思います。政治に関する思想はネットで放流するのではなく、聞かれたら弁を開いて少しづつ垂れ流す、これくらいの方がちょうどいいと思います。そうした方が相手も喧嘩腰になりにくく思想を受け入れてもらえる可能性が高まるかもしれません。
政治イキリ
これ、僕の周りにもいます。「私、政治知ってますよ」アピールです。
政治に興味があるっていうのはすごくいいことですし、沢山調べるべきだと思います。僕はやってないですけど。でもそれでワーワー騒ぐのはいかがなものかと。結果は結果。受け入れた方がいいですよと言いたいです。周りに政治イキリ君が居たら「あんまりそういうのは話過ぎないほうがいいよと」といえるほど強い人間になってやりたいものですな。
かくいう僕は全然政治に興味がないです。政治(投票)っていうのは自分の人生を豊かにするためにあるものだと思います。でも、今自分の人生を豊かにしてくれるのは称賛とか、地位とかであってお金じゃないです。社会の構造がどうなろうが僕のスキルや知能が変わるわけではないです。だから政治に興味がないです。選挙権持つことになったら色々考えてみます。 終わり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?