「絵文字」とか「!?」とか使うの苦手。

流行語大賞ノミネートが発表される季節。
毎年、そこで初めて聞く言葉がある。
その年の知らない一面があったのかと思う。

(嘘。そんなポエミーな人間じゃない。流行語大賞ノミネートされて初めて知る言葉はノミネートさせる事によって『流行らせよう』という戦法だと思う。)

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人と話すのは好き。
だけど、人に自分の話をするのは苦手。

自分自身の事を聞かれるのも苦手。

自分の事を話してガッカリされるのが怖い。
見透かされるのも怖い。

自分の事を知られて、何もない人間だと思われるのがただとにかく怖かった。

あと誰と話してもオチを求められてる気がして本当に嫌だ。
(芸人としてどうなのよ。というご意見はそっと胸にしまってください。わかってるから言わないでよね。)

高校2年からイジられるようになったと書いたけど、イジられるようになったからと言って心を開いた訳では無い。

とにかく心は閉ざしていた。

当時、クラスメイトにも
「藤島くんって人当たり良いけど壁はあるよね。高いし何枚もあるし。鍵も誰にも渡してない。」
と言われた事がある。

LINEのやり取りも句読点しか使わないから『業務連絡』と揶揄された。 
(的確な例えだよな…)

でも高校2年、3年のクラスメイトは壁があるとわかりつつもいい塩梅で自分に話を振ってくれたり、イジったりしてくれてたので嫌だったとかそういうのはなかった。

むしろこんな奴を輪に入れてくれて本当にありがとと思っていた。

自分の壁は壊さないけど、周りと喋りたい仲良くなりたいという厄介な性格だったから。助かってた。
+高校の人達は本当に個性的な人達ばかりで楽しかった。

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大学では最初に知り合った人達とはめちゃくちゃ仲良くできてたけど、それ以外(他学科の名前も知らないやつら)のイキってる感が気持ち悪すぎて大学自体が嫌になってしまった。

ちゃんとした大学デビューというか
大学ってこんなもんっしょ
みたいなのが本当に苦手でマジで嫌だった。

学食でウイスキー飲んでるやついた。
勘違い野郎。

この頃の私は心の壁がより高くより分厚くなった気がする。

ある種、自分のプライドというか
「こんな奴らとは一緒にしてほしくない。」
という思いが強すぎた。 

だから大学の友人は本当に少ない。

連絡取らなくなってしまった大学の友人達。
皆、元気???
元気ならそれでいいから、元気でいてね。
元気なら会えるから。

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ホテルのレストランでバイトしている。
(※藤島はバイトを掛け持ちしているぞ!)
ホテルのバイトはほとんど人と話せない。
1年経っても馴染めてない感じがちゃんとわかっていた。

でもこれは自分が悪い。
完全に自分で壁を建ててるから。
話したいけど、踏み込まれるのもいやというジレンマ…。

まあ全く話せない訳ではなくて、世間話を少しできる方はいる。
入って3ヶ月位の時に分からないことがあって
その方の名前を呼んで色々聞いたら、次から少し話すことが増えた。

名前を呼ぶって凄い大事なことなんだなと思った。

相手の壁の鍵を貰えた気がした。

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ついこの前、久しぶりにホテルのバイトに入った時1回会ったことあるかないか位の社員さんがいらっしゃった。
その社員さんが凄く喋る方だった。
高校3年間同じクラスだった位の勢いで凄い話しかけてくれた。

心地よかった。
ちょっと前までは、壁をよじ登って入ってくる人を苦手としていたのに。
いつの間にか、変わってた。壁があるのに無理やりこじ開けようとしくる人の方が楽しいのかもしれない。
そんな風に感じた。成長といって良いのかな。

嬉しかったけど、ホテルではよそ行きの自分しか出したこと無かったから全て上手く返せなかった。

悔し…。



こんな読みにくい文章、最後までお付き合いいただきありがとうございました🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️
最後まで読めたあなたは天才です。
何かでめげそうになったら『あいつのnote読めたわ』と思い出してください。

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