〜勢いそのままにホーム開幕〜 WEリーグ第2節/ノジマステラ神奈川相模原戦
WEリーグになってから初めてのホーム開幕戦!ということで、記念すべきこの試合を振り返っていこうと思います。
去年少しやった試合レビューは一部が適当になってしまって続かなかったので、試合をいくつかのポイントに分けて振り返っていくスタイルに変えてみました。
この形もやってみたかったので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
それではどうぞ!
フワッと入ったけど....
レッズレディースは前半の入りが緩い傾向がありますが、この試合もそうでした。開始すぐに浦和陣内でボールを奪った脇阪麗奈選手が枠を捉えてくると、ハイプレスで浦和の行動を限定します。
少し押され気味だった中、10分に浦和はコーナーキックを得ます。猶本光選手が綺麗に上げたボールを高橋はな選手がドンピシャで合わせて先制点!これで落ち着くことができ、ハイプレスに苦しみながらもなんとか前半をしのぎ切りました。
ノジマステラの新10番・脇阪麗奈
特に前半、ノジマの攻撃を牽引していたのがセレッソ大阪堺レディースから移籍してきて早速10番をつけることになった脇阪選手。前半アディショナルタイム、同じくセレッソから移籍してきた野島咲良選手の奪取から脇阪選手のクロスバー直撃シュートは決まっていたら後半はかなりピリピリした試合になっていたでしょう。あのシュートはひとつこの試合のターニングポイントでした。終了間際でも全力で走り回る姿は敵ながら応援したくなってしまいました。試合を通してよく走っていたと思います。浦和で夢を叶えないか?(ごめんなさい)
浦和ペースの後半
後半始まってからはレッズレディースがボールを持ち、セカンドボールも回収できるようになり完全にペースを握ります。
らしくないパスミスもいくつかありましたが、そのルーズボールをほとんど回収できていたのであまり目立ったピンチにはなりませんでした。こうなってしまえばもうレッズレディースのゲームですね。
ノジマのプレスバックの速さ
試合を通して、ノジマは切り替えが速くプレスの強度もかなり高かったです。昨シーズンから就任した北野誠監督の影響が大きいのか、昨年からプレスの強さは感じていました。北野監督はJリーグの監督経験もありますので、その経験も活かして上手く戦術を落とし込んでいると思います。
ですがやはりプロとなると、1段階も2段階も強度が上がっていたように見えました。2-0でレッズレディースが勝ったとは思えないようないい試合になったのも切り替えの速さと両チームのプレス強度にあったと思います。
とどめはエースの一撃
82分。水谷有希選手が振り向きざまに裏へのパスを出すと、抜け出した菅澤優衣香選手が冷静に切り返して決め切り追加点。これでゲームは決まったと言えるでしょう。正直冷静過ぎて怖いくらいです(笑)
相手ディフェンスが一瞬緩んだ隙を見逃さず決めきる。これぞ、まさしく浦和のエースですね!
そのまま危なげなくゲームを締めくくり、2-0で開幕連勝となりました!
試合総括
前節のベレーザ戦に続き、プロに相応しい熱い試合を見せてくれました。これで唯一の開幕連勝。ノジマは強かったですし、前線にいた外国籍のロペス選手のコンディションがもう少し整えば、十分怖い存在になると思います。アウェイで対戦するときお互いどんな状況になっているかはわかりませんが、また熱い試合を見せてくれることでしょう!
次の試合について
第3節は理念強化日になりますので、試合はお休みです。そして再来週は....アウェイで大宮アルディージャVENTUSとのさいたまダービーです!
トップチーム同士ではしばらくご無沙汰のさいたまダービーを、女子サッカーで見ることができます。両チームのサポーターで、このゲームを盛り上げていきたいですね!
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました!
不定期にはなりますが、これからもこういったnoteを書いていくつもりです。
また、なでしこリーグ関係のnoteも準備中です。お楽しみに!
それではまた次回!