浦和レッズレディースマッチデーレポート ~第1節~
こんにちは、水橋妹紅です。
ついになでしこリーグも開幕を迎えました!
リモートマッチという形ではありますが、無事開幕できたことは嬉しいですね!
今回は、その試合のレビューをしていこうと思います。
ということですが、選手の評価はレッズレディース側だけとさせていただきます。悪しからず。
それではやっていきましょう!(某YouTuberさん風)
~試合総括~
改めてではありますが試合結果から振り返っていきます。
浦和レッズレディース 4-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
得点者 9分 清家貴子(浦和) 19分 猶本光(浦和) 36分 49分 菅澤優衣香(浦和) 65分 鴨川実歩(ジェフ) 89分 大澤春花(ジェフ)
と、スコアだけ見ればレッズレディースの快勝ですね。
前半だけで3点取っていることから証明するように、前半は完全にレッズレディースのペースでした。
後半は猶本選手の交代辺りまでは悪くなかったんですが、ジェフ側が交代を切ってきて流れが変わり、追い上げられましたがなんとかリードは守りきることができたという感じになります。
ただ開幕戦ですし、守備面などはこれから改善されるでしょうからそこまで目くじら立てなくてもいいのかなぁ....とは思っています。
~レッズレディース個人評価~
ここからは、レッズレディースの選手個人のプレー面の評価をしていきます。勝ったというのもありますが、少し甘めかもしれません。
※ここの内容はあくまでも個人の見解と意見です
1 GK 池田 咲紀子
後半は攻め込まれる時間が長く、2失点はしましたが個人的にはかなり奮闘していたなと思います。
2失点目は抑えきっていればなかった失点だと思いますが、雨が降っていましたし難しかったのかな。勝ったからというのもありますがそこは甘めにみます。
今シーズンも池田選手のスキルには助けられそうですね。
2 DF 長船 加奈
ピンチの芽を的確に摘むなどらしいプレーは健在でしたが、1失点目の直前の対応が今ひとつだったかなという印象を受けました。
ですが、攻撃面でもひとつ大きく蹴り出してアクセントをつけるなど良い点も沢山ありました
シーズンも始まったばかりですし、長船選手程の選手でしたらすぐに修正してくると思っています。
3 DF 南 萌華
失点シーンもほぼ自責はなかったですし、攻撃面でも24分あたりにひとついいサイドチェンジを見せていました。
1番後ろで長船選手とボールの落ち着かせ所を作るなど、随所にいい働きができていたと思います。
得意とする空中戦でもしっかり勝利していましたので、全体的に良さが出ていました。
このまま調子をキープして次の試合に望んで欲しいと思います。
11 DF 清家 貴子
1点目はニアに走り込んでいき相手を剥がして、しっかり頭で合わせて決めていきました。後からしっかり見ると飛んだタイミングで2人ついていましたが時すでに遅しでしたね。
また、サイドアタッカーのような動きで何度も右サイドを駆け上がってチャンスを演出していました。
後半に脚をつって交代したのがひとつ気がかりですね。本人は軽傷をアピールしていますが、心配なところです。
12 DF 上野 紗稀
移籍してきてすぐだしスタメンで出るのは厳しいだろうなと思っていたら、開幕が延期になっている間に完全にフィットしてきていて驚きました。
高い位置を取れていて、特徴である攻撃参加も活きていました。精度の高いセットプレーも蹴れていましたし、特に42分のシュート性のボールは入ったかと思うくらい素晴らしかったです。
個人的に次の試合の活躍が楽しみな選手の1人です。
18 MF 柴田 華絵
やはり柴田選手と栗島選手のボランチコンビは安定感がありますね。
柴田選手といえば守備がクローズアップされがちですが、この試合では19分に猶本選手のゴールをアシストするなど、上がっていくシーンがよく見られていました。
この試合は攻撃の起点になったりする機会が多かったので、また去年と違った姿を見られたような気がしています。
6 MF 栗島 朱里
周りの選手がかなり目立っていたのと、あまりボールを触る時間が少なかった(ように見えた)のもあったのでやや目立たなかったように見えましたが、中盤の底の方でボールをしっかり回収したり落ち着かせたりと、評価は難しいけれど落ち着いたプレーができていたと思います。
4 MF 佐々木 繭 (81分OUT)
昨シーズンより1列高いポジションでプレーすることになりましたが、これもひとつ面白い選択だったと思います。
37分の、こぼれてきたボールを拾って素早く大きく正確に蹴りだし得点の起点になっていたところは素晴らしかったと思います。
他にも69分に惜しいシュートがありました。佐々木選手に関してはこのポジションでの起用も問題なさそうです。
16 MF 水谷 有希
去年もあった起用法の本職のボランチではなく右サイドでの起用でしたが、問題なくこなしていました。
いくつかいいクロスもありましたし、いわゆる「2年目のジンクス」も心配する必要がなさそうで安心しました。
他にも中で絞って受けたりと、中心寄りでプレーすることもあり、個人的には3枚目のボランチに近い動きをしていたような印象を受けました。
8 MF 猶本 光 (56分OUT)
復帰戦ということで、進化した姿を期待していた方が多かったと思います。私はこの試合で初めて猶本選手のプレーを見ましたが、予想の数段上を行っていました。
海外挑戦前とはチームのスタイルが違っているはずでしたが、開幕が延期になっていたのも手伝ってか完全に馴染んでいて驚きました。
1ゴール2アシストと、数字だけ見ても素晴らしいですが、豊富なアイディアなど数字には残らない部分でもしっかり存在感を見せていました。
9 FW 菅澤 優衣香
今シーズンもエースの働きを期待できるんじゃないでしょうか?
まずは2ゴール。どちらもポジション取りが良かったですね。1点目は佐々木選手→長船選手の落としをダイレクトで合わせてシュート。非常に上手かったですね。
また、しっかり収めて攻撃の起点にもなるなど、数字に直接は現れないプレーの貢献も素晴らしかったと思います。
7 DF 高橋 はな (74分IN)
清家選手の負傷に伴い、急遽投入されて穴を埋めました。入った時間からはジェフが押し込む時間が長く、守勢に回ることが多かったですが、攻撃時は前目のポジションをとったりできていたと思います。
19 MF 塩越 柚歩 (56分IN)
猶本選手のインパクトが強すぎたのでやや見劣りするかなとは思いましたが、存在感は見せていました。
ドリブルは残念ながら見ることができませんでしたが、的確なパスやセットプレーなど個人的に塩越選手の魅力だと思うところは見れたと思っています。
10 FW 安藤 梢 (81分IN)
やはりこの人が出てくるとわくわくしますね。入ったのは81分と遅めの時間帯でしたが存在感を見せられるのは流石安藤選手ですね。
ひとつ84分にいいシュートもありましたが、それ以外はジェフの猛攻でなかなかボールを触る機会がなかったかなというのがこの試合での印象です。
~みんなが選ぶMVP/個人的MVP~
まずはみんなが選ぶMVPから。Twitterのアンケート機能を使って、四択の中から選んでいただきました。
投票してくださった皆様、ご協力本当にありがとうございました。
結果は以下の通りです。
1位は猶本光選手でした。61票頂いたのですが結果を見てわかる通り、圧倒的大多数の方が投票されていたようです。復帰戦で1ゴール2アシストは素晴らしかったですし、56分で下がったのを差し引いても凄まじいインパクトを残したと言えますね。
そして私が選ぶ個人的MVPは.....
菅澤優衣香選手です!!
やはり2ゴールは個人的なインパクトが強かったです。
皆さんが圧倒的に選んでいた猶本選手も素晴らしかったので、1度MVPを2人にしようか考えたりとだいぶ悩みました。
ですが、今回は菅澤選手とさせていただきました。
~次の試合に向けて~
次回は、2試合連続でアウェイでの試合となる、新潟市陸上競技場でのアルビレックス新潟レディース戦です。
降格した日体大FIELDSから移籍してきた児野楓香選手や、以前レッズレディースに在籍していた平尾知佳選手、北川ひかる選手など強力な選手が揃っているチームです。
昨シーズンは新潟レディースに対してシーズンダブル(ホーム2-0/アウェイ1-0)を達成していますが、強いチームであることに間違いはないですから、気を抜かずにいきたいですね。
第3節のホーム開幕戦の相手が日テレ・東京ヴェルディベレーザですから、連勝していい流れでベレーザ戦に臨みたいところですね。
※追記
試合会場をデンカビッグスワンスタジアムと書いていましたが、正しくは新潟市陸上競技場でした。修正してお詫びいたします。大変申し訳ございませんでした。
~最後に~
いかがでしたでしょうか?
選手の評価はすごく難しいので改善の余地がありますが.....。
面白かったと思っていただけたらぜひシェアしていただけたら嬉しいです!
それではまた次回〜