"推し香水" 各推しオーダー感想

初めっから言っておきます。長い。
めちゃくちゃ長い。

暇だし、他にやることないし読んでやるか、っていう心優しい人がいたらぜひ読んでくださるとうれしいです。

以前、華doll*の結城眞紘くんの"推し香水"オーダー分についてレポ記事を書いた。(詳細下記)

今回は重たい腰をあげてようやく、残る全6オーダー分のレポを纏めようと思う。
(纏められるかは別として……)

○エース・トラッポラ(ツイステ)

THE・DKみたいな香りかな!どうなるだろ!と思いつつ、チェリーの匂いきたらどうしよう……っていう出来心(?)で好物まで記入したら届いたのがこちら。


TOM FORD  "LOST CHERRY" 


ハイ、死!!!!!🙄名前から死!!!
嗅ぐ前からハイしんじゃった!!!!!

そんで嗅いでみた瞬間甘いいい匂いに脳を殴られた!!めっっっちゃいい匂い!!
個人的に頼んだ7つのなかでダントツ好み。
(すぐにボトル買って今では普段使いしてます)

めちゃくちゃ甘い匂いするんだけど甘い匂い漂わせてるトラッポラくんヤバすぎん!?!??
何でもない日のパーティーでのケーキとか、好物のチェリーパイとか、甘いもの食べてたら甘い香りしてくる甘党トラッポラくんにむりしんだ
トラッポラ、部活終わりとか飛行術の授業の後シーブリーズのピンクのやつ絶対使ってるじゃん…………わかる…………ギャルだもんね……(?)

それとね、下記、他のサイトでの商品説明。


甘美で、誘惑的な、飽くことを知らない香り。お菓子のようにキラキラと楽しげな外面と、内側のおいしそうな果肉という、異なる二つのものへの誘惑を表現しています。純粋な無邪気さと官能の極みが交わる場所への旅路をイメージして、官能的な果実と息をのむほど美しい花々を想像させ、魂を揺さぶるかのような香りを閉じ込めています。
この香りのネーミングの意味は「処女喪失」です。憧れと怖さを伴う、少女が大人になるということへの複雑な感情が、やがて、現実化し、若さが果実のように弾ける喪失の瞬間を香りにしたものです。

なんかもう、あまりにもアリスの概念じゃん!!!!!!!
モラトリアム期真っ盛りのエース・トラッポラじゃん!!!!!
(当方モラトリアム期の男が性癖です)
しぬしんだむり!!!!
これは届いたときには知らなくて、このレポ書きながら昨日見つけた記事なので時間差で発狂していますウッ……


○FRAME(アイドルマスターsideM)


ふれーむは1人ずつじゃなく、ユニットで頼みました。
届いたのはコチラの香り!

Dior "Higher Energy"

ハイ商品の名前だけでしんじゃったPart2!
イェーイ315!(白目)

なんかもうダメだ、ハイヤーエナジーて!ハイヤーエナジーってアンタ!!!!🤦‍♀️
ボトルもグリーン系の色味でしんだ

活力を引き出す弾けるようなグレープフルーツのトップ。インド原産の最高品質のペッパーの躍動感。大地のエネルギーを感じるベチバーによるフレッシュでいてウッディなスパイシーノートのハーモニー。常に新しい視点とエネルギッシュに上昇、加速する都会的な男性のためのフレグランス。


なんかもう……説明文からしてあまりにもFRAMEの概念すぎる……
大地のエネルギーとかもう信玄さんの歌声語彙力検定を思い出してしまってだめだ。
活力をもらえる、大地のような安定感と元気が湧いてくるエネルギッシュな感じ、FRAMEと私Pの目指す理想なんだよね。
いやもうFRAMEはすでに私Pの理想バッチシわけですが……理想以上の素敵なアイドルだよ……
そしてそう、アイドルとしてのフレッシュさを忘れてない!なんかもうさいこうです(大の字)

常に新しい視点で輝き続けるアイドル、そして凄いさっぱりとした爽やかな香りがするんだよ……甘さよりもフレッシュ!エネルギッシュ!ってとこに向かっていってるのが元公務員の3人すぎるし緑の色を冠するFRAMEにぴったりすぎる、FRAMEは"誰かのために"歌を届けようとするけど匂いからしてもう元気を届けようとしてるんだよね。
そんでちょっぴり洗練された大人のイメージ。酸いも甘いも噛み分けたFRAMEの3人ならではですね。
守りたいものがあって、全てを守れない自分の無力さを経験したことかあって、それでも更にずっとずっとその先へ夢を追い続ける、もっとたくさんの人達を元気づけたい!って諦めないFRAMEの3人が私は大好きなんですよ……泣きそうになってきた。

自然豊かで風を感じるような爽やかさ。それでいてくど過ぎない!ユニセックスじゃなくてメンズ用を選ぶあたりもう降参です!💮

○皆木綴(A3!)

ワイのえすりの最推しです。
ハイ、つづゅはこちらの香水!

Givenchy  "Eau de Givenchy"

薄い緑がかったボトルにありがとう〜!!!の気持ちで参拝🙏
そしてなんと言っても!

推し、入浴剤の匂いがする〜!!!!!
癒し〜!!!可愛い〜〜〜〜!!!!

天国のように美しい場所を満たした自然の香りを思い起こさせる、爽やかでエレガントなフレグランス。永遠に続くように思われる特別な一瞬を閉じ込めた、シトラス・ムスキーの香りです。

紹介文からこじつけていい???

皆木綴くんは新進気鋭の若手劇団の舞台脚本を一手に担う天才脚本家(兼劇団員)なわけですが、綴くんは登場人物の創造主であって、キャラクターの人生を生み出して、その中の一部を脚本として切り取る、そして板の上で劇団員たちはそのキャラクターの人生の一部を生きるわけじゃないですか???
綴くんが生み出した時点で、悪役も、端役も、みんなそれぞれの人生が始まるわけで。
脚本がそこで終わりでも、舞台が千秋楽を迎えてもキャラクター達はそれぞれの世界で生き続けるわけで。
"永遠に続くように思われた特別な一瞬を閉じ込めた"の一文にそれって綴くんの脚本を書くという行為そのものじゃん!ってちょっぴり嬉しくなりました。

匂いはね、最初に言った通り入浴剤チックな香りがする!ふわふわ癒しの香り漂わせてるつづゅかわいい〜〜〜〜!!!(IQ2)
香水というよりはリラックスアロマなのでは?って思うくらい癒される!
甘いというよりは、さっぱりした爽やかさの中にふわふわした柔らかいものがつまっているようなイメージ(伝われ)
フードをリボンで結んで可愛いタンポポのアップリケ?つけた新しいあの私服のイメージです。弟くんたちも兄ちゃんいい匂い〜!!!って寄ってくるわ。身体によじのぼって首元に鼻埋めてキャッキャするわ。癒し。

○茅ヶ崎至(A3!)


オタクの宗教的理由で頼んだ。
抗えない。察してくれ。
ちなみにわたしは推しを問答無用で右に置く派です。

イタル・チガサキに関しては大多数のオタクがご存知かとは思うが、ギャップが激しいキャラだ。
頼む時、ドイケリーマン外面茅ヶ崎か、もしくは茅ヶ崎至(本当のすがた)か、どちらのイメージでくるんだろう……と気になり、あえてどちらかだけに比重を傾けすぎないように文面を書いた。

外面イメージなら、
"めっちゃ甘いいい匂い!女受け間違いなし!この香りで落とせない女はいない!"
みたいな匂いでくるんかな、でも体裁保つための外面にそこまで女受け狙うような人じゃないしな、本人の好みでサッパリした香水とかつけてたりするかな……って想像しては頭を悩ませていた。
最推しじゃないのに夢を見すぎて、匂いを想像しては悶々としていたのだが。
流石はセレスさん!やってくれました!

Loewe  "001 Man"

これ、"男女が初めての親密な夜を過ごした翌朝に感じる、純真な想いや不確かな約束"がコンセプトらしい。
そしてどうやら001にはManの他にWomanもあって、同じ香調?が使われていてお互いがお互いの香りを引き立て合うらしい……カップル使いにもぴったり……

なんやそれエロすぎんか!?!?!?!?!?


……………………ふぅ。


なにそれめっちゃエロい。えすり世界線の至推しになって推しの香水特定してWoman自分用に買って公演の度につけていきたい。

それぞれが共鳴しあう2对のうちの片割れだなんて至さんぽくない?
劇団での姿、会社やファンに向ける姿、そのどちらもが本当の茅ヶ崎至だしギャップも含めてまるっと至さんなんだよね。
最初が初々しいフレッシュな感じ、そこから落ち着いた匂いへ変わっていくって言われてるのもぽい。
至さん大人だ大人だって言われてるけど実際よく考えるとひよっこ社会人だしまだまだ若輩者なんだよね〜〜〜〜〜〜〜でも春組や劇団の中ではお兄さんが板についてきてるのもいい。

匂いはね、めちゃくちゃいい匂いです。

めっちゃくちゃいい匂いです。
ムスクがむわっとした、セクシーアダルティーな感じもあり、優しい安心感もあり……みたいなイメージ!個人的に!
なんだかものすごく納得してしまった。
オーダーする前はどうなるんだろう、どっちに傾くんだろう、って思ってたのにまるっと茅ヶ崎の全てでこられた感じ。
外面茅ヶ崎にもぴったりで、それでいて本人も好みそうなサッパリ感。
めちゃくちゃ解釈一致した。

○春組(A3!)


つづゅと至さんに飽き足らず(?)春組6人まとめてグループとしてオーダーした。

Diptyque  "L'Ombre Dans L'Eau"

これはね、正直いって最初にムエットに振りかけてみたとき、あ、苦手な香りだ……って思った。
第一印象がかなり草の匂いが強くて。🌿 
青っぽい匂い。
こんにちは!生い茂る青々とした草です!!って自己主張されてるような感じでわたしと好みとは結構違う感じだった。

最初のイメージが強くてそれ以来試せてなかったんだけど、この記事を書くにあたって久しぶりに匂いを試し、その結果ちょっとだけイメージが変わりました。

最初の草!っていうイメージは変わらないんだけど、そこで断念せずにずっと匂いを嗅いでいると生い茂る青い草の中から少しずつ蕾が顔を出し、花開いていく。
香り的にも、カシスの葉のグリーンノートとローズが使われているようで。このローズの部分が後から遅れてじわじわやってくるんだよね。

えすりには春、夏、秋、冬の4つの組があるわけだけど、夏組、秋組、冬組もそれぞれ困難にぶちあたって公演を重ねているとはいえ新生立ち上げ当初に春組が築いてきたものがあってこそだと春組推しのわたしは思っているのですよ。満開カンパニーの劇場がガラガラだった時期を板の上で見てきたのは春組だけなんだ、というところにえも言われぬ感情を抱えていまして……それをオーダーシートにも書かせていただきました。

もしかして、そこから段々と劇団員として花開いていく様子を表してくださったのか!?!?
這い蹲るしかないですわ。完敗です。

ちょっとの印象で終わらせずに、そこからもっと知ろう、って踏み込まないと花々の開花まで辿り着けないのもいい。(手のひら返し)

ムエットだけじゃなくて腕にもつけてみたところ、身体にのせた方が草の匂いが柔らかく感じました。思ったより強烈にはならないのかも。そしてローズの匂いがきてからも腕をクンクンすると青っぽさが残ってる。青っぽさが残っている春組ちゃんたち愛おしいですね……



〇くるみ割り人形とねずみの王様
    (E.T.A.ホフマン著)



ドイツのメルヒェン物語です。 
チャイコフスキーのバレエが有名かな?

なんでこれをオーダーしたかっていうと、私の中で不思議な位置付けにある作品だからです。

〜以下自分語り〜

小学生低学年の頃、知り合いに招待されてバレエ"くるみ割り人形"をみた。
その時のクララがすごく可愛くて。
花のワルツという曲がとても綺麗で。
今では何も覚えていないけど、"その2つが強く印象に残った"という事実だけ私の頭の中に残り続けていた。
それからというもの、くるみ割り人形について何か勉強したいな〜大学ではくるみ割り人形について理解深めたいな〜なんて、漠然とずっと思い続けていたりしていたわけだ。

結果的には"くるみ割り人形とねずみの王様"を題材にして卒論を書いた。
(バレエより本の方が引用しやすそうだなって思ったのは内緒)

めっちゃ好き!という訳では無いけれど。
でも卒論を書き終わったご褒美にバレエを見に行ったり、ふとした時にチャイコフスキーを聴いたり、梅田のくるみ割り人形のショーウィンドウを見に行ったり、推しコンテンツで推しキャラの上位でもないのにくるみ割り人形のイベントをゆるく走ったり……そんなくらいには好きなんだと思う。なんとなく不思議な位置付け。
香水オーダーするときに、何か作品でもオーダーしたいな……と思って頭に浮かんだのがこれだった。

届いたのはコチラ!

Gucci  "Memoire"

インディアンナイトジャスミン。
夜に魅惑的な香気を放つんですって。
素敵だね。
0時回ってからお話が動き出すんだもんね。
わくわくしちゃった。

香りが記憶力を呼び覚まし、過去や現在を行ったり来たりする、というようなコンセプトに、夢と現実とを行ったり来たりするような原作の風味を感じでぞわっとしました。過去と現在なのでちょっと違うけど。

匂いなんだけど、ものすごく不思議な香りがする。それもまたぽい。
スプレーした瞬間アルコールっぽいツンとした匂いが鼻を突き抜け、その直後に外国のような匂いがします。(?)
ふんわり甘さもあって(バニラの香りらしい)、すっきりと透明感はあるけど捉えどころがなくてふわふわ漂っている感じがする……
匂いにかたちがあるなら周りを雲のようにぷかぷか浮いていて、掴もうとするとスルッと手から抜けていきそう。

香水に詳しくないのでなんの匂いなのかわからず、ただただミステリアスな匂いがします。それもまたくるみ割り人形ぽくていい。そういうことにしておこう。


後で知ったことなんだけど、セレスさんの取り扱ってる香水の中でもともとくるみ割り人形をコンセプトにしているものがあるみたいなんですよね。これなんですけど。

チャイコフスキーのくるみ割り人形に登場するロボットに振りかけると人間の心が生まれるような香りを創造したいという想いから誕生した香水。

これまんまじゃん!って思うけど、オーダーした作品の名前だけで選んだりせず、ちゃんとわたしのオーダーシートを読んでもらえて、きちんと噛み砕いてイメージ香水を選んでもらえたんだなぁって実感して嬉しくなったりしました。

(ちなみにわたしはクララ(原作ではマリー)視点のイメージでオーダーシートを記入したので、実際届いた方の香水の紹介文の方がコンセプト的にはそれっぽいなと思った。セレスさんありがとう。)

実はえすり内の大好きな公演「ぜんまい仕掛けのココロ」もオーダーしようか悩んでいたので、もしぜんまいをオーダーしていたらこれが届いたりしたのかな、なんて思ってみたり。

何はともあれセレスさん本当にありがとう。

香水ほとんどつけたことなかったのに、このサービスのおかげで香水に興味を持ちました。
最初にURL貼り付けた眞紘くんのRose Noirとこの記事で紹介したエースくんのLost Cherryをボトルで買いましたよ、ええ。

全員分まとめた(纏まってはない)のでこの辺で終わりにしていいか?
結局6000文字超えちゃったよ、最後まで読んでくれた人がいたら全員に握手&ハグして回りたくらい。
長すぎて途中で断念した人にはわかるよ、その気持ち……って全力で同意したい。

それでは最後にご唱和ください!
新しい世界を広げてくれたセレスさん!
ありがとう〜!!\ありがとう〜!/

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