メスガキマガジンvol.2 メスガキ?マセガキ?
前回の記事から、2か月くらい経ってるってマジですか?
今日こそメスガ記事書きます。
さて、前回ではメスガキの定義について改めて考えたわけですが、一種の疑問であるところの「そもそもメスガキとマセガキの違いは?」という考えについてまとめていきたいと思います。
メスガキ定義とマセガキ定義
さて、どちらもキャラの属性として付与されるが故に混同されがちなこの2つのワードについて
「メスガキ」を構成する3要素としては、基本的に成人済の人間(とりわけ男性)に対し、
①生意気
②年齢の差を考えない高圧的態度
③挑発する(R-18作品では性的な挑発含む)
の3点が挙げられるというのは前回紹介した通りです。
一方で、「マセガキ」は「ませている」+「ガキ」の合体ワードなので、
①年齢の割におとなびている態度や言動を取る
②子供
の2要素がメインとなってきます。二次元美少女においては
③ロマンチスト的考えを持っている(ex.子供なのにちょっと大人びたデートのことを夢見てる等)(恋する乙女系キャラならよく入りますね)
という要素が入ってきたりすることもありますね。
「メスガキ」と「マセガキ」の定義的なお話を再確認すると、実際には違うなという部分も多くあるのですが、実際問題として、マヤノトップガ〇のように「メスガキ」と「マセガキ」は混同されるキャラクターはかなり多くいます。次は、その原因的なものを検討していきたいと思います。
「メスガキ」と「マセガキ」は相性がいい属性
「メスガキ」や「マセガキ」は創作されるものにおいて、キャラクター・登場人物に属性として付与されるものです。
「属性」はキャラクターを生み出す為の材料と考えると属性の組み合わせは無限大になります。
そして、「メスガキ」と「マセガキ」が付与しやすいキャラクターの年齢層が重なっている為、その両方が合わさったようなキャラクターが生まれるのはある意味自然ではある状態となっています。これが混同される原因の一つと考えられます。
次点として、「メスガキ」はR-18作品においては、そうした「知識」を持ち合わせている為、これを「マセガキ」の「年齢の割におとなびている態度や言動を取る」という構成要素の「言動」部分とリンクしてしまい、「メスガキ」と考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
結論として、
「メスガキ」と「マセガキ」はどちらも属性故、リンクできそうな構成要素が多いため、混同されてしまう。というのが現状でしょう。
ところで、ロリビッ〇は?
ただの性に奔放なロリです。
ちなみにメスガキとロリビッ〇は相性が良すぎる為、DL Siteでロリビッ〇と検索すると大体タイトルにロリビッ〇とメスガキ、両方入った作品がヒットしがちです。
マヤノトップガ〇から見るセリフ分解例
トレーナーちゃん来た来た~! じゃ、買い出し行こっか♪
ね、こうやって待ち合わせすると恋人同士……みたいじゃない?
なーんて! ドキドキした? マヤのこと意識しちゃったでしょ?
『大人の魅力でホンロー作戦』大成功だねっ☆ -ホーム画面セリフより-
このセリフを見る限りですと
「メスガキ」構成要素③「挑発する」という部分が3行目辺りに入りそうに見えますが、その他の①生意気や②高圧的態度というものは感じるのは難しいでしょう。(個人的には挑発よりもからかい要素が強いですね)
一方で「マセガキ」
①年齢の割におとなびている態度や言動を取る
→「大人の魅力でホンロー」、「意識しちゃった?」とからかう等
③ロマンチスト的考えがある
→待ち合わせ恋人デートのくだり
を考えるとマヤノトップガ〇は「メスガキ」<「マセガキ」と呼びやすくなると思います。
今回は一例だけですが、その他のセリフを見てもこのように分解すると「マセガキ」と称する方が合っていると私は考えます。
個人的な感想としてこのセリフにおける「大人の魅力でホンロー作戦」の「ホンロー」がカタカナであるのは素晴らしい記述の仕方です。
ガキは難しい言葉がわからないので。
次回はメスガキサポートアイテム「防犯ブザー」、「日焼け」について考えていきます。
よろしくお願いします。
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