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Acer Swift Go14(Core Ultra)のレビュー
はじめに
どうもぱるちゃんです。
昨年末頃にIntel社がCore UltraシリーズというCPUを発表しました。
従来に比べて内蔵GPU性能が向上しているということで、これは色々捗りそう。
ということであまりに気になりすぎて早速購入してしまいました。
よって今回はレビュー記事を書いてみようと思った所存です。
Acer Swift Go 14(Core Ultra)のスペック
※Acer Swift Go自体はシリーズ名であるため(Core Ultra)とつけてます。
重要そうなところだけここに書きます。あとは公式(↓)を見てください。
https://store.acer.com/ja-jp/acer-sfg14-72-f73y-fe
CPU:インテル® Core™ Ultra 7 155H プロセッサー
そもそも前提として、例によってCore Ultra 3,5,7,9が発表されています。
どうせ買い替えるなら高性能なほうが良いと考えていたのですが、3,5,7に関してはベースWが同じ、9だけ少し高い、ということでベースWが抑えられつつ性能が高そうなUltra 7が良かったのでここは〇。
最近のインテル製CPUの例に漏れずPコアEコアがあるモデルです。
参考になりそうなサイトを下に貼ります。
システムメモリ:16×2GB、LPDDR5X SDRAM(オンボード、増設不可)
32GB以上で考えていたので〇です。
というのも最近はオンボードで後から増設できないものが多く、16GBを買ってしまうと後から困りそう…というところでした。
GPU:インテル® Arc™ グラフィックス(CPU内蔵)
こちらが今回一番の目玉です。
CPU性能でいえば従来のものと大差ないのですが、GPU性能が向上、なんとノート向けGTX1650くらいの性能があるそうです。
もう軽いゲームならこのCPU一つでどうにかなるレベルかもしれませんね。
ただNvidia製GPUと違ってCUDAが使えるわけではないので用途によっては完全にイコール、とはならないでしょう。
それでもCPU内蔵グラフィックとしては素晴らしい性能であることは間違いないでしょう。
ストレージ:512GB SSD M.2(PCIe Gen 4)
逆にうーん、と思ったポイント①。
ストレージは転送速度はいいのですが、1TB欲しかったなぁというところです。増設するためには底面にあるシールを突破する必要があり、突破すると保証が効かなくなるので、実質的に増設不可です。まぁ「保証なんていらねぇ、俺は増設するんだ!!!」の精神の人なら気にならないかも。
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インターフェイス:Thunderbolt4×2
全私が待ち焦がれていたThunderbolt端子が2つついています。これにてeGPU環境への準備は整いました。
それについてはいつか別で記事書きます。
ディスプレイ:14型IPSパネル、sRGB 100%
画面のsRGB100%というのも非常に重要で、色調整作業(ライティング)などする私的には色域が広いのは助かります。前のPCは70%くらいだったような…。
キーボード:USキーボード
キーボードは書いた通りUSで個人的うーんポイント②。ただし人によってはメリットにもなりえるかも。私も慣れたら気にならなくなりました。
使用感・気になったことなどなど。
というわけで使用感など書いていきたいと思います。
Acer Sense/発熱
標準でAcer Senseなるソフトが入っています。
これはおそらく作業内容に応じてCPUのパワーやファンの回転数を調整するものと思われます。
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サイレント・通常・パフォーマンスの3種類から選べます。
サイレントだとほぼ無音です。
パフォーマンスは比較的うるさいと思います。
私は基本サイレント、内蔵グラフィックに頼りたいときはパフォーマンス、にしています。適切かはわからないですが。
前述のとおりeGPUを使用していますので、今のところほぼサイレント運用です。
ちなみにCPU温度についてはかなり高いです。
使い方もあるとは思いますが、しばしば100℃に達します。
なので充電差込口や底面は「あっつ!!!!!!」となるレベルの温度です。
一応上限が110℃らしいのでそれ以上は上がらないと思いますが…。
それなのにパームレスト部はほとんど熱が気にならない程度の温度なのでこれは素直にすごいなと思いました。
充電/バッテリー
付属の充電器は100WでThunderbolt端子に差し込むタイプです。
なのでTypeC型で同程度給電できればUSB給電もできると思います。
また充電は比較的早く、1時間ちょっとで満充電までいけそう。
バッテリー持ちも比較的優秀そう。
使い方などによると思いますがブラウジングやYoutube視聴程度なら5時間以上はいけると思います。
重量
1.3kg台となっていた記憶。
個人的にはそもそも重くないし、前述の通り充電器を軽くできればなおさら持ち運びも楽かなと思います。
グラボはついていませんが、内蔵グラフィックがある程度パワーあるので、この軽さで外で作業できるのは個人的にありがたい。
グラフィック性能
各種ベンチマークは他サイトを見ていただくとして、私のほうでもFF15ベンチやってみました。ちなみにパフォーマンスモードです。
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↑がFF15ベンチ軽量1920×1080の時のスコアです。
FF15自体が重いので健闘しているほうじゃないでしょうか。
また、このPCとeGPUを用意したことによって生まれた「余りものPC」でもベンチとってみました。以下「余りものPC」のスペック
・CPU:Intel i5-11400(6コア12スレッド 2.6GHz)
・GPU:Nvidia Quadro M2000(GDDR5 VRAM 4GB)
・メインメモリ:32GB(16×2, DDR4-3200)
・OS:Windows11pro
・ストレージ:512GB M.2 SSD
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ちょっとですけど勝利していますね…。
というわけでミドルスペックなCPUに一昔前のグラボを差したデスクトップ程度だと勝利してしまう程度のパフォーマンスがある、ということになるでしょうか。恐ろしい。
ほかのベンチマークについては以下サイトが参考になりそうです。
同じデータを取るのも無駄なので当方ではとりません。
おわりに
今回は新しく購入したノートPCについてレビューしてみました。
普段は情報が出そろってから購入するので、「概ね情報通りだったな」となることが多いのですが、今回は前情報が少ない中購入したためそれによる楽しみもありました。
モデリング等の作業も十分こなせそうなスペックがあり、買ったからには頑張らねば…という気持ちです。
また気づいたことがあれば追記します。
それでは。