「こうすれば夫婦間での泥仕合を避けられる」異論・反論を届ける5ステップ
前回の記事で、夫婦間での教育方針や子育てに関して、夫婦間で意見が違うことは悪いことではないということをお伝えしました。
異なる意見があるからこそ、議論が深まり、子どもにとって、より良い解決や対応策が得られるのです。
同じものを重ね合わせても同じものしか生まれません。
異なるものを重ね合わせることで、新しいものが生み出されるのです。
これは何も、教育方針や子育てのことだけではありません。
家庭や夫婦間での大事な決め事に関して、建設的に異論、反論を交わし合うことは大事ですね。
とはいえ、僕も含めて、反対意見を届けることに難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
異論、反論を口にした瞬間に、相手が否定されたとムキになって、そこからお互いヒートアップして、激しい意見のやり取りになる。
こういう事態を避けるために、建設的に反対意見を伝える3つのポイントと5ステップをご紹介します。
ポイント1:相互尊重のスタンス
相互尊重とは、お互いを価値あるもの、尊いものとして、扱うことです。
夫婦でこのスタンスを根っこに持てることが、建設的な議論のベースとなります。
ポイント2:全面否定ではなく部分否定
「全然だめ」などと、意見を全面否定されると、人格否定されたと感じます。賛成する部分を見つけて伝えます。
ポイント3:共通のゴールのもとに提案がある
相手を否定するのが目的ではなく、夫婦や子どもの幸せにという共通ゴールのもと、提案があることが求められます。
では、実際にどのように伝えるのか、5つのステップをご紹介します。
ステップ1:相手の話を良く聴き、受け止める
「なるほど、そういうことね」
「うん、うん」
理解されたなぁと思うと相手は安心して、こちらの意見を聴く準備ができます。
ステップ2:賛成できる部分を示す
「きみの意見の○○の部分には大賛成だよ」
「○○はいい案だと思うよ」
もし、どうしても賛成できる部分が見つからなければ、
「話してくれてありがとう」など、最低限感謝を伝えましょう。
ステップ3:懸念を表明する
「僕が心配しているのは・・・」
「・・・ではデメリットが大きくなると思うんだ」
懸念を表明する際には、「でも」「しかし」といった逆説の接続詞を入れないことも意識しましょう。
「○○はいいと思うよ。でもさ、○○は難しいでしょ」
せっかく前に賛成できる部分を伝えているにもかかわらず、前の肯定的な内容を、逆説の接続詞が打ち消してしまうからです。
「○○はいいと思うよ。○○は難しくないかな」など、接続詞を省くか、
「○○はいいと思うよ。ただ、○○は難しいでしょ」など、
「ただ」や「一方で」といった補足の接続詞を使うと、相手は受け入れやすくなります。
ステップ4:提案する
「○○という選択肢もありだと思うよ」
「○○した方がいいと思う」
相手を否定して終えないことが重要です。
「あなたは文句ばっかり」「不満しか言わないね」と思われます。
しっかり、自分の意見を述べましょう。
ステップ5:確認する
「どう思うかな?」
「何か気になることはある?」
自分の意見を言いっぱなしで終わらないようにします。
相手は自分が思ったとおりには理解していない可能性もあります。
出される相手の意見や反応に、改めて耳を傾けます。
ぜひ、この3つのポイントと5つのステップを意識して、家族の幸せというゴールのために、建設的な意見交換していきましょう。
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