《カオリンゴ》親戚の集まりが嫌いでした。

お盆休み、皆さんいかがお過ごしですか？

私は子供の頃、お盆の時期が一番嫌いでした。

その理由は、親戚の集まり！

うちの親戚の集まりは父が９人兄弟ということもあり、ざっと見積もってもいつも平均５０人近くの大所帯。

女性は、キッチン集合で、男性と子供たちは仏壇の前でワイワイ。

あの頃は、なんでこんなにしょっちゅう集まらないといけないの？と、斜に構えてそして輪の中に入れないことがイヤでイヤで家に帰るといつもぶつぶつ言いながら、うんざりしてました。

その頃から、私は『集う』ことが嫌になった気がします。その煩わしさが嫌で、地元を離れたいという思いにもなりました。

そんな口うるさくて嫌だなーと感じていた、親戚のおじや、おば‥ですが、

離れて暮らす父のことを、いつも気にかけてくれてて、「お父さんのことはこっちに任せて心配せず、あんたは自分の人生を生きなさい」と言ってくれたこともありました。

そして、父もまた、叔父の離婚して疎遠になった子供のことを気にかけていたり、その子がいまでも父に会いに来てくれることもあったり。

こうやて思い出すと、叔父や叔母、親戚一同の連携プレーはなかなかできることではないし、どんなことがあっても集まることを続けてきてくれたことに本当に頭が下がります。

ある方から、「一番苦手な人に一番助けられる」と教えてもらったことがありました。

あの口うるささの裏に大きな愛があったんだなぁ。それを感じられることが、本当に奇跡です！

おじいちゃん、おばあちゃん、その先からずっと先祖代々のここまで繋いでくれたことにただただ感謝です。

集うことで癒される。

集うことで、1人の時もより楽しい。

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