《テン⭐️テレサ》です こんばんは🌝
先日、父が救急搬送されました。
元々肺の機能が低下する病気があって、最近では酸素を吸いながら生活していました。
ゆっくりであれば出掛ける事もでき、その日は本人も楽しい時間を過ごしていました。
その帰り道、急に苦しくて息ができないと体調不良を訴えました。
普段なら暫くすると呼吸が整うのにその時は中々おさまりません。
ちょうど近くに消防署を見つけ駆け込みました。
救急隊の方々の迅速な対応で近くの総合病院へ搬送してもらい適切な処置で父の容体は安定しました。
酸素マスクをつけベットに横たわる父。
ホッとした表情を見て安堵する母と私。
会話もできるようになった父の口から出る言葉は
「二人とも疲れてないか?」
「お腹は空いてないか?」
と母と私を心配することばかり。
そして母が席を外した時に、父は意を決した様に私に口座の暗証番号を伝えました。
自分に何かあっても母と私が困らない様に。
私には無関心としか映らなかった父。
頭では大切にしてもらっているとは思っていても父の思いを受け取る事が出来なかった。
でも父の覚悟を知った時
私はきっと初めて
父にとてつもなく深く愛されていることを知りました。
父の思いを受け取らせてもらえたこと。
こんなに嬉しいことはありません。
読んでいただきありがとうございます🪴