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【紙上で再現!】 「感情展」〜私に「出会う」物語〜

みなさんこんにちは、アーティストの大野幸子です。
ちょうど1年前、「大野、画家になるってよ」という、いきなり画家になった経緯を綴ったnoteを書きました。
そこから1年で3回の個展を開催し、700名近い方にご来場いただきました。

第3回目の個展「感情展」は、私の中で「ホーム(自分自身の安心安全の場所であり、みなさんを招き入れられる場所)」をつくれた展示。
私がアートを通じてみなさんの中に起こしたいことが、本当の意味で起こった始まりでした。

「参加したい」と思っても、遠方だったり、年度末ゆえお忙しくて参加できない方がいらっしゃいました。
あるいは、今回の展示の絵や言葉を、一生懸命写真におさめてくださっている方がいらっしゃいました。

そんな方のために、少しでも展示を感じていただいたり、ご覧いただいたものの記憶の保存になればと思い、この記事を書くことにしました。

まるで会場にいるような気持ちで、味わっていただけましたら幸いです。
それでは、はじまり、はじまり〜٩( ᐛ )و

※もしお時間のある方は、紹介動画からご覧ください💡


はじめに

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展示は、私からのご挨拶である「はじめに」からスタート。

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※スマホだと字が小さいですよね、すみません。PCでご覧いただくか、画像を拡大してご覧くださいm(_ _)m


「はじめに」の後には、この個展の意義を伝える「プロローグ」

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その隣には、私が「ちょっと落書き」な気持ちで書いた箱の絵。
美術館の企画展のように、造作っぽいのを作りたかったの。

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右上の「ぱかっ」がかわいいでしょ♡笑
この絵が思いの外好評でびっくりした。
感情を仕舞い込んでいた箱を開いて、これから多くの感情を開いていくイメージ。

その次にお目見えするのが、小さな2つの作品。

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左の作品は「混迷から生まれる地図」
自分の感情を無意識に縛り、封印していた鋼鉄の箱。 私の心は、マトリョシカのように厳重に管理された場所に入っていた。 その正体に気づいたとき、その箱は鋼鉄からスケルトンに変わる。 その箱を一旦ぐにゃぐにゃに溶かし、そこから生まれるものを眺めてみた。 新たな地図のようなものに、なっていたと思う。

右の作品は「感情gem(宝石)」
今まで閉じていた感情の扉を開け、はじめて「こんにちは」したかもしれない日。 そんな日の絵は、とても丁寧にやさしくなりました。 自分の中に起こるささやかな感情のさざなみに耳を傾け続け、 瞬間瞬間でそれを感じていたら、宝石のようなモチーフが生まれました。 一つの形に多くの色が混ざり合い、キラキラと輝く。

※絵の解説は、適当に読み飛ばし、好きなところだけ読んでくださいね😊

という絵が2つあって、感情の詩(うた)の登場。

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この個展で好評だったカーテンをくぐるとそこには・・・

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「怒」の絵が鎮座。
130×160cmある絵の迫力はどうにも画面では伝わらないけど、
「この絵が一番好き」とおっしゃった方も少なくなかった作品。

目の前に立つと、

・ズーンと心に来たり
・前に立ちたくなくて「嫌だ」ってなったり
・息が苦しくなり涙が出たり
・しばらく前から動けなくなったり・・・

と、様々な感情を巻き起こした絵。

その隣には、「怒」の詩を置きました。

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怒りの絵のキャプションには、こう記載。

「怒」
「怒」の詩に書かれていることを思い浮かべながら描きました。
怒りを思い出しながら描いていると思わず涙があふれてきて止まらず、感情が分からなくなりました。怒りと哀しみは、本当に近いところにあることを感じた一作でもあります。

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「怒りの跡」
感情に触れられるようになったとき、「描く」ということから離れ、「動く」というように、自分の中での絵を描くことに対する動詞が変わった。本当は心が強く動いたときの瞬間を、もっと鮮やかに描きたかったのかもしれない。
だけど、そこはもう通り越してしまったからか、行きつけたのはここだった。あったかもしれない「怒り」跡を描いた作品です。


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「静かな場所から」
これまで、黒のキャンバスに描くことが苦手だった。その暗い感じに埋もれないようにもがくのが嫌だった。しかし感情に触れるようになったとき、自然にこの暗さを受け入れ、より深い部分に触れられる自分になった気がした。その場所でこそ聞こえる何かに耳を傾けた作品です。


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「感情の泉」
自分の感情を解放したことで生まれた「感情gem」とでもいえる宝石のようなモチーフ。 そのモチーフをしっかりと受けとめ、美しい泉が生まれる世界を表現。 その泉の下には、自分でも分からない暗闇が。 さらにその下には、ほわほわで柔らかい各層が。 私の心の中を分解したときのイメージを表現してみました。

一連の作品が終わると、私からの問いかけが。

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みなさんは、どんな回答になりますか??



最終的には、120枚近い付箋が貼られ、みなさんからの回答が…

怒り


本当にどの付箋に書いてあることも興味深くて、

怒りとは

・不完全であることを自覚させられる
・自分の不甲斐なさ力のなさを感じた時の無力感
・行動の源泉
・再生エネルギー
・そういえば、「怒り」と「哀しみ」の違いが分からない…
・自分を理解しているつもりで向けられる優しさ
・感情の動きを再認識できる
・怒りの感情を抑圧してきたけど、今は本当に怒りは自分を守ってくれるものだと思う
・ひねくれた愛のかたち
・怒りは自分の愚かさを教えてくれる
・怒りは自分の未熟さに気づかせてくれるもの、逆に冷静になれる
・怒りは二次感情。哀しみ・恥・怖さがどこかに隠れている
・相手が相手の潜在能力とかを充分に使いきっていないとき
・叫び、私を受け入れてほしい

などの付箋がはられていました。(その他本当にバラエティ豊かな意見がたくさん!)

怒りのブースを後にし、カーテンをくぐると・・・

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「哀」の詩に書かれていることを感じながら描きました。私にとって「哀しみ」は、まだ分かるようで分からない感情です。哀しみを感じることを避けてきたというのもあるし、本当の哀しみなんて感じたことがないのかもしれません。哀しみはまだ、分からない感情です。


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「哀しみの時計」

「哀」という感情を深掘りしていく中で、「哀しみ」とは 「 過去と未来への強烈な自己否定」 であることを感じ、時計を素材にして、哀しみの一側面を表現


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「まだあるもの」
哀しみって、時に絶望に近いけど かつてあったもぬくもりや、現在進行形の期待がなければ生まれない感覚 確実にあるはずの真ん中のあったかい部分が、見えなくなろうとしているだけで。。。 という感覚を表現


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「救いは好奇心」
ぎゅーっと行き場のない辛さってある。 頭が回ると、いろんな角度から考えられて混乱し、もうどんな感情か分からなくなったり。。。 そのぎゅーーーーを解放するコツは、「好奇心」かもしれない。 何が正しいとか、どうあるべきかとかを脇において、行く末をフラットに見守ってみること。 もちろんその過程で起こる感情の揺れも、観察対象で、何が起きてもOK。

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「どこへでもどこにでも」

自分の中のむにむにしたものを出すように表現した一作。この絵をまたいでとっても大きな気づきがあり、その次のエネルギーに行くために必要な毒出し?な感じでたんたんと描いた絵。「毒」っていうとなんか強いけど、出産のあとの胎盤を出す様なイメージ。(出産したことはないけれど😅) ここからまたどこへでもいける、どこにでもいける。

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「傷はやさしく」
傷は小さいかもしれない。
だけど、それを癒すためには、多くの和らぎが必要かもしれない。
大きく大きく包んであげたい。


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・自分の思いが相手に伝わらない時
・勝手に人との壁をつくって、「敵」と思ってしまう時
・磨耗した感情
・哀しいってすごく底がない感じがする。切なさ。この世界に生まれ落ちたことへのやるせなさ。そういうのを全部抱いている感じ。
・自分の力はちっぽけで、どんなにあがいても今も未来も世界は変わらない
・真実が歪んでいる 自分の力では何もできない
・いっぱい愛されていたことをおしえてくれる
・「哀」という感情があるから、人の優しさや本物の愛を感じることができるのだと思う
・時間(記憶)のしこり
・やるせない無情さを感じたとき
・つながれない 分かり合えない
・泣いたあとの成長と気づきってすごい。新しい自分に出会える喜び
・夏休みのおばあちゃんちから、実家に帰る時の車の中。物語が終わるような…
・人の優しさを学ぶこと
・哀しみは正直わからない。期待しないことで避けているのかもしれない
・好きなもの(未来)への助走
・おもちゃを投げてしまったときかなしくなる(4歳男児)
・哀しみを通り抜けた後に優しさが生まれる気がする
・自分を信じてあげられない弱さ
・哀しみは自分の中の傷を教えてくれる、傷が疼く
・哀しみはいちばん透明な気がする。ただ、悲しむしかない。また息ができるようになるまで待つ。教訓に落とし込まず、大切にただ見つめるしか。哀しみは、幸せとは違う美しさを残す、と信じたい。
・本当の執着/こだわり 自分の本心
・「本当にこれだけは伝えたい」と思って言葉を尽くしたけど、意図的に受け取られず拒絶されたとき…
・自分でありのままの自分を愛してあげられない時。もうがんばれないよ…たすけて〜
・愛が届かない
・ソッと寄り添って溶かしていくもの
・気づく前に消えます


「哀」と「愛」が同じ「アイ」なのが分かった気がしたな。

それにしても「哀」は他のものに増して回答が深かった。
展示していた絵やその空間がみなさんの感情を引っ張り出したような感じがして、この展示を本当にやってよかったと思えた場所でした。


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くぐると・・・




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「私の組み合わせ」
私が楽しいことそれは「組み合わせる」こと。
組み合わせの選択肢を前にすると、わくわくとドキドキで興奮が始まる。
そして何より自分の人生こそ最高の組み合わせ対象。ここでは、私の人生にある好きなものたち(花、言葉(理念)、神社、人、スピリチュアル、旅の青空など)を組み合わせました。


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「 LIFE IS ART 」
私が楽しいことそれは「組み合わせる」こと。
自分の人生こそ最高の組み合わせ対象であり最高傑作だ!

というココロイキを込めて。


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今回のテーマは「組み合わせ」なので、
様々な画材を組み合わせて描いた左の絵と
相異なる要素(直線と曲線、男性性と女性性、無機と有機など)を組み合わせた右の絵を展示


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・今
・生に対する肯定
・新しいことを経験できたとき
・人と一緒に何かを自分でつくっているとき
・発見したとき
・私が私たる軸
・みんなでごはんをもりもり食べている時(4歳男児)
・自分の中から溢れる最高の全力!!
・誰かの喜びやエッセンスを「感じ合う」ことが本当に好き、楽しい。
・自分の求めていた世界観にぴったり合うものに出会えたとき
・スゲーって思ったことに触れたとき
・カラフルなものを見たとき
・ぱぁぁぁ〜(^∇^)生きている喜び、純真
・セレンディピティ
・好きな人たちとお酒を飲む
・自分の「楽しさ」が分からず迷走中。でも、学ぶことは楽しいみたい。
・たのしいはいっぱいです。それは家族を集めてご飯をたべること。できないつもりだと思ったことを乗り越えて克服できたこと。たのしいこといっぱいです。
・一つのことを極めていくとき
・自分であるとき
・自分の常識が通用しないとき
・時間を気にせず寝ていられる時
・誰かの感情を動かしたとき
・解放、イメージの実現
・人の中の宝物を見つけた時
・ニンゲンすげーーーー!!!ってなる時
・やさしさに救われ生きていること


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気になった作品の解説は、Instagramからご覧になってみてください。
今の私が感じた「愛」を様々なかたちで表現しています。


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・最大のパワー
・親
・ずっとそこにあるもの
・写真を撮りたくなること
・相手を理解すること
・神様からのギフト
・受け取るもの あふれるもの
・自分の感情を押し付ける
・生きる目的♡
・帰属感
・すきなひとはぱぱとまま(4歳男児)
・見返りを求めない
・にくしみ
・一人では感じることのない感情
・交流/流れを生みだすもの
・もっとも簡単で、もっとも難しいもの
・一つになろうとすること(なれないけど)
・考えることであり、考えないこと
・互いに自分らしくあれること
・自分のことより相手を想うこと
・いのちのかたち 生きる意味
・中心
・人の本音
・寝起きにかけられているブランケット
・いろんな足してきたものをとっぱらって最後に残るもの、一番自然
・何でも良い
・人が争う根源
・ビックバン
・持ち続けたい軸
・君
・自分の子供が子供を産み、愛情深く育てる様子を見た時
・自己満足
・宇宙
・循環するエネルギー
・無償!
・静けさの中にあるもの
・たくさんの愛があって紙に書ききれないです。自分がフラットな状態でいられると、愛にあふれます。
・言葉では表現のできないもの


愛についていろいろと面白かったけど、親子でいらした方が、この愛の回答に対して一切の打ち合わせなしで「無償!(しかもビックリマークがついてたのも同じ)」と回答なさっていたのは、非常に感慨深かったです・・・



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「感情ドロップス」
1cm四方の色とりどりのドットが飴玉みたいにキラキラ光ってきれいなモチーフが生まれました。 ここ最近自分が大切にしている「感情の声を聞く」ことを、気づけば表現していたのかもしれません。 一つ一つのドットは、生まれてくる感情で、その中はまるでシャボン玉のようにいろんな色合いが混ざって存在しています。 そうやってできたキラキラ空間に自分も飛び込みたいし、みなさんを招き入れたいと思って制作しました。



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「六カイカ」
私の中で、内側から幸せがわき起こるイメージを描いたときそれはラナンキュラスの花のようなモチーフとなりました。寝起きに浮かんだ6つの花が咲きほこるイメージは、まるで予知夢のように、この絵を描くことを私に伝えてくれました。


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「脱皮シカケル」
何かが何かに変化(へんげ)していくような、新しい何かが生まれるような、途中から「脱皮」みたいなことをテーマにグラデーションをつくっていきました。 結果できたものは、繭にも、宝石の塊のようにも、はたまた女性器のようにも見えるそうですが、特に正解はありません。 内側から生まれるエネルギーと同時に多くのものを受容するようなエネルギーが共存する作品になったと思います。


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「人生礼讃」
一番最初、赤い色をつかって手で遊んでいた。すると、ちょっと怖くて怒っている様な姿かたちが現れる。
そこから数日間この絵は触れないままになっていたが、私の中に大きな変化があり、優しいピンクでこの怖さをなだめ、承認してあげたくなる。ピンクのグラデーションのまるを優しく重ねてあげる。そこに明るいオレンジも重ねてあげる。。。
いつか優しい絵になっていたこの絵。最終的に赤い線を入れたが、これは優しくハグしてくれることを表す意匠。優しく力強く抱きしめてくれる。
白いパールの絵具で、スプラッシュ!みたいなエネルギーを放出している。何かを乗り越え、やっぱり生きることは素晴らしいと感じた一作。

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多くのみなさんが、「この空間が好き」とおっしゃってくれた場所。


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「始まりは暗くてもいい
あなたの存在感がなくてもいい
私がありたい状態であればいい
それでも鮮やかな世界はつくられる」
黄色ってあなたにとってどんな色?という質問に対して私に浮かんだのは「私が黄色に近い状態、それは本当は感じた胸の痛みやネガティブな感情を、黄色という色で飛ばして、なきものにしようとしているとき」の色ということに気づく。だけど本当はその黄色は、自分の内側から出るありったけのハッピーをストレートに表したものでもある。 だから、この絵を描くことを通じて、今までの自分の黄色の在り方を承認すると同時に、もっとピュアにハッピーな状態でいられる黄色を受け入れてみようと試みました。
※画家を志したときに初めて描いた最初の一枚



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「流れの中で」
大きな流れの中で、小さな流れはどれだけ気持ちよくいられるのか。
一つ一つのことに後悔がなければ、人生は満ちたものになるのではないか。
を意識しながら描きました。


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・他人がつくったものに感動できたとき
・美しいものに出会えた瞬間
・生きているモノに囲まれている時
・価値観が変わったとき 喜びとは魂の成長
・心が通じたとき
・ママがおりょうりしているのをみるとうれしい(4歳男児)
・何もやらなくていいとき(日々仕事に忙殺されている自分に気づいたとき)
・旅先の広く青い空
・当たり前となっている日常
・喜びは自分へのプレゼント
・色んな感情に出会えた時。今この瞬間。ありがとう。
・顔を上げると世界が鮮やかだったとき
・ヒトや動物、植物の不思議な力に出会えた時
・ちゃんと息を吸えている時
・人生の卓上調味料


どうぞ、喜んでください。



おわりに

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「内なる強さ」
最近、自分の中の「強さ」の定義が変化してことに気づいた。 分かりやすい外面的な力や場を制する力は、自分が本当に欲しいものではなかった。 得たいのは、もっともっと自分の中にある内なる強さ。 きっとそれがあれば、外面的にはむしろ誰よりも優しく映るのではないだろうか。 外側に派生する優しい雰囲気と、 核にある鮮やかで美しい強さ を表現しました。


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「自由意志」
最近の一連の変化の中で気付いたことがあった。私は、キャンバスに絵を描くことを通じて、「ずっと自分にダメ出しをしていたかもしれない」ということ。目の前の絵に対して時に「こうじゃない。このままではいけない。もっと変わらなければならない。」って格闘していたような。。。 そこに気付いたことにより、ダメ出しのない自分の世界を描いたのが本作。 縛りのない自由な意志たちが、互いの色を尊重しながらぷかぷか楽しそうに浮かんでいる・・・ 淡くて優しい色合いたちが「NO」と言われない世界のなかでぽかぽかぽっかり。 このままの状態を大事にしたいという願いを込めて描いた作品です。


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「解放浮遊感」
「もし、今感じている重圧や負担がない世界があったとしたら」と考えたときに感じた感覚を表現した作品です。 真ん中の輪をくぐり抜けた先にあるなんとも言えない無邪気な感じ、のんきな感じ、愉快な感じを表現しています。

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ここまでご覧くださりありがとうございました。
胸がいっぱいの展示でした、感謝。

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トークショー

個展の最終日に、
私の絵のメンターであるしゅんちゃん(中村峻介さん)と、
公私共に私のことを見守り応援してくれているゆきちゃん(堀越優妃さん)の3人でトークショーを開催しました。
ぶっつけ本番ならではの、なかなか面白い感じになっています。
もしよろしければ^^

※画面が横向きでごめんね💦


嬉しかったご感想

今回初めましてで出会った方(noteの記事を読んでお越しくださったらしい)からいただいた個展の感想が嬉しすぎました。私が今回の個展で渡したかったものが、全て凝縮されているように感じたからです。
ご本人に転載の許可をいただいたので、以下シェアさせていただきます。

今日は、いつもの1日よりも濃く感じました。
美術館に行っても、すぐ飽きて帰ってしまう自分が、ここまで熱中して絵や絵の背景が書かれた文章、詩を、繰り返し自分の中で理解するまで見ていたのがびっくりです!
大野さんの絵を見ていると、その絵の感情に似ている自分の体験が浮かんできて、対話しているような感覚を覚えました。
私は昔から他人の感情に対しては鋭いですが、自分の感情に対しては鈍感なところがあるので、「あの時の自分はこう考えていたんだ」と気づくこともありました。(特に悲しみです。)
絵も素敵なのですが、絵の背景が書かれた文章にとても感銘を受けました!
私は、日常的に自分の頭に浮かんでいることを人に説明する事が苦手で、「人に説明しても伝わらないから、自分がわかっていればいいや」と思ってしまいます。
大野さんの文章は短いのに、絵の背景が鮮明に映し出されていてとても素敵だと感じました!最近、本を読むことにはまっているので、まずは読んだ本のキャッチコピーを自分でつけてみたいなと思います笑
「愛」とは、何なんだろうと気難しく考えていましたが、なんだかんだその人を考えている時点で「愛」なんだと思いました笑
今度、その人とおしゃべりする予定を立てました笑
今回の個展で自分とは違う新たな視点は、今までの自分の中で秘めてきた「やってみたい」ことに対しての後押しになるのだと気づきました!これからも自分の軸を大切にし、興味があることに進んで行動して、様々な人との出会いを大切にしたいと思います!
大野さんと話していると、とても居心地がよくて、初対面でしたが気づいたら様々な話をしていました笑
個展にいらっしゃっていた方々もとても話しやすく、私自身人見知りしがちなのですが、受け入れてくださりとてもうれしかったです!
この気持ちの言語化が難しいほど、素敵な方々でした!(多分これが喜びの感情なのだとおもいます)
本当に大野さんの個展に行って良かったです!!
また、お会いしたときは沢山お話したいです!

感受性、天才かよ🥺


作品の購入

こちらで紹介した作品のうち、売れていないものについては購入が可能です。もし気になる作品があった方は、ご覧になってみてください。


次回の個展

次回の個展は、今のところ未定。
もしかして1年後になるかも?

ただし、商業施設やギャラリーでのグループでの展示は予定されております。今後の情報につきましては、LINE公式でお知らせしますので、よろしければご登録ください。



PV公開のお知らせ

本論とはズレますが、アートレンタルサービスをスタートしたENOALさんによる、プロモーション動画が公開されました。

「同じ作品を鑑賞するにしても、作家の背景や想いを知っているかどうかで、絵の見え方は何倍にもふくらむ」

とお考えのようで、アーティストにフォーカスした動画に仕上げてくださっています。
めちゃくちゃ素敵な動画に仕上がっていますので、よろしければぜひご覧ください♡

sponsor:ENOAL
Director : Dr.Milk
Created By : Dr.Milk Films

「言葉の美しさは、見ている世界の美しさ」 少しでも新しくて、美しい視点をお届けできるよう、好奇心全開で生きています。いただいたサポートは、全力好奇心の軍資金として、大切に使わせていただきます♡