私のヒストリー(前編)
こんにちは。
子育てパートナー♡まいちゃんです。
この記事と次の記事で私の今までのヒストリーを書かせていただきます。
お付き合いくださると嬉しいです。
私の原点
私は会社員の父と幼稚園教諭だった母の長女として生まれました。
そして、弟と祖父母の6人家族で賑やかな家庭で育ちました。
母は私たち姉弟をよく実家に遊びに連れて行ってくれました。
母の兄妹が多かったこともあり、祖母宅に行くとたくさんのいとこのお兄ちゃんお姉ちゃん、そして自分より小さな子たちと遊ぶことが普通の環境。
1歳にならない赤ちゃんと過ごすことも多かった子ども時代。
『歳上のいとこには可愛がってもらい、歳下のいことにはお世話をする』そんな環境が今の私の原点です。
こんな環境で育った私は、自然と保育士になりたいと思うようになっていました。
小学校の卒業文集に書いた将来の夢は『保母さん』でした。
(当時はまだ保育士という名前ではありませんでした。)
こんな私は夢が変わることなく幼児教育科のある短大を卒業し、夢を叶えることができました。
このとき思っていたことは
『訳あってママと過ごすことのできない時間、私がお母さんの代わりになりたい』
というものでした。
そのため、幼稚園教諭の免許と保育士資格両方持っていますが、就職先は保育園一択で迷いはありませんでした。
ちなみに私は幼稚園を卒園しています。
しかし、それでも保育園しか考えられなかった理由は「私が、お母さんのかわりになれたら」という強い想いからでした。そのくらい、子どもが好きで、子どものためにという気持ちが強かったのだと思います。
そして、新人の時に一緒に組む先生にも恵まれ、1年目からとても楽しく仕事をすることができました。
保育の仕事が好きになったのは新人時代が楽しかったのが大きかったからでしょう。
心から笑えなくなった時
そして私は、結婚と出産を経験し2人の娘の母となりました。
産休・育休を経て仕事復帰し、この時はじめて世の中のお母さんの凄さを体感しました。
仕事でへとへとになって帰り、子どもたちのワガママや、イヤイヤと闘う毎日。
生活リズムを崩さないように・体調を崩さないように、決まった時間に寝かせることに精一杯。
当時の私は、17時に退勤をしてからお迎えに行き、家に着くのが18時。
そして、ご飯の支度をし、食べさせてからお風呂に入れて、歯磨きを済ませ21時就寝。
18時から21時までノンストップでした。
こんな生活を続ける中で、仕事中だったらわかる子どもの気持ちが理解できずイライラすることが多くなりました。ツノが生えたように怒り狂ったり、怒鳴り散らしたりということもありました。
そして、子どものことをちゃんと見えていない自分、心から笑っていない自分に気がつき、『このままでは私も子どももダメになるんじゃないか?』と、仕事を辞めようと本気で悩んだ時期もありました。
職場で自分の気持ちを先輩保育士に話し、涙したこともあります。
真剣に向き合う日々
でも、そんな時私を保育士として繋ぎ止めてくれたのは、その当時受け持っていたクラスの子どもたちと保護者でした。
でも、そのクラスでの時間は楽しいことばかりではありませんでした。
親子関係がうまく行かず辛い思いをしている子もいました。
なんでこんなことが起こるの?
と子どもの辛さを思い涙したり、もっとこうしてあげたいと思ったり…。
この頃私は、保育士としての限界を感じ、児童福祉士として児童相談所で働こうかと思ったこともありました。
現場で働く保育士が手を出すことができない家庭という場所で、子どもたちが辛い思いをしていると思うと居ても立っても居られない、そんな気持ちでした。
その当時の園長先生に「児童福祉士の資格取りたいと思ってる」と話したら、「子どものことを思いあれだけ涙する先生だから、きっとあなたが潰れてしまう。そうしたら救えるものも救えないよ。ここでできることを考えたら?」と助言されました。
大変なことや悩んだことも多かったけど、真剣に子どもや保護者と関わり向き合い、信頼関係が強くあったからこそ今の私があります。
『こんなことを伝えたら喜んでくれるかな?』
『子育ての中でこれは大事にしてほしいな。』
『悩んでいるママに今、私ができることは何だろう。』
そう考えながら、私の力を惜しみなく発揮したクラスでした。
そして、子どもたちが未来を自由に夢見るためには、大人の関わりがとても大切なのではないかと考えたのでした。
模索する日々
そして私は、保育園を飛び越えた場所で、何かできることはないか?と考えるようになりました。
きっと悩みながら必死で頑張っているママたちはたくさんいるのでは。
誰かに聞いてほしいけど、誰に話したらいいのかわからないそんなママも多いのでは。
子育てって、大変なことばっかりじゃなくて、楽しいことでもあり『子どもの可愛い姿を誰かに話したい!』と思っているママもいるのではと。
【私にできることは何?】
そう考えて始めたのが現在も月に一回開催している『ママのおしゃべり広場』です。
少し前の私はこんなこと思いつきもしなかった。
ただの現場の保育士が、こんなことできるとも思っていなかった。
でも、私という人間を知り、私に話を聞いてほしいと頼ってくれる人がいた。
私と話した内容をすぐに実践し、親子で素晴らしい変化を見せてくれた方もいました。
嬉しい限りです。
私の知識や経験が、保育園の外でも役に立つんだ!と自信になったんだと思います。
『私のことを信頼して参加してくれる人が1人でもいるのなら続けていこう』
そんな思いで1年続けてきました。
そして私の知識や経験は、保育園の外でも役に立てることがあるのではないかと考えるようになりました。
受講してくださる方との信頼関係のもと、保育士の私が長期で向き合う継続講座にチャレンジしたいと思うようになりました。
「正規職員として保育士をしながらそんな時間取れるの?」
「今の立場でそれは無理なんじゃない?」
「きっと許可降りないよ」
と、できない理由をたくさん言われました。
でも、それを言うのは
挑戦したことのない人。
挑戦してみようと考えたこともない人。
不満を言いながらも今の仕事を続けている人。
そう感じていました。
(今考えると、その方達も今の自分の生活を必死に守っていたんだと思います)
そのうちに私は、自分のやりたいと思っていることを人に話さず、こっそりと考えるようになっていました。
そんな中、
「まいちゃんの講座なら受けてみたい!」
「仕事しながらそこまで考えてるのすごい!」
「本当に保育が好きなんだね」
そう肯定的に言葉をかけてくれる人もいました。
否定せず、ただ受け止めてくれるその言葉がどれだけ私に力をくれたことかわかりません。
そんな周りからの声を受け、ずっとしたためていたオリジナル講座を完成させたのです。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
途中までですみません。
長くなってしまったので、完成させた継続講座の行き着く先は、次の記事でお伝えします。
ここまで書いてみて、私はたくさんの人との関わりの中で成長してきたんだなと感じています。
私と出会ってくれた皆さん、こうして読んでくれている皆さん、道ですれ違っただけの方、本当に一人ひとりが私にとって大事な人たちです。
ありがとうございます❤️
子育てパートナー♡まいちゃん
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