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自分を試された3週間 その3

娘の期末テストの成績を上げるべく、立ち上がった私。
一緒に勉強をやると言ったにも関わらず、一筋縄ではいかない娘。
そんな娘にイライラを募らせ、前回の記事ではついに感情爆発!

娘を怒鳴り散らし、
娘は泣く。
私はイライラして寝付けない。

さて、その後私たちの戦いはどうなったのでしょうか・・・

前回までの記事はこちら

その1↓

その2↓


目標点数を取れなかったら

吹奏楽部辞めさせて 塾に入れる!

そう言い放った私。

正直、もうやる気を出させるには崖っぷちに追い込むしか方法を見つけられなかったんです。

でも、本当の私の気持ちは
一生懸命頑張っていて、楽しんでいる、コンクールで金賞を取れたことでさらにやる気も出てきて、頑張ることの楽しさを娘に教えてくれている部活を辞めさせたいわけじゃない。
娘がステージに立つ真剣な姿を見るのは私にとっても幸せな時間。
部活を辞めなくても塾には通える。
それもわかってる。

だけど、それじゃ娘は変わらないんじゃないか

そう思って1番残酷なことを言ったんです。

私は子どもが小さい時から
子どもに嘘はつかないと決めています。

だから、今回ももし目標点が取れなかったら辞めさせなければいけない。

私のミッションは

絶対に目標点を取らせること‼️

これになりました。

結局自分の首も絞めてる。


そして事件は泣かせるまで怒りを爆発させた翌日に起こりました。

いつもと変わらない様子で学校に出て行った娘。
私が仕事から帰ると、先に娘が帰っているはずの家が真っ暗。

あれ?どうした?

もう私の心臓は何か娘にあったのではないかとバクバク。

学校帰りに事件にでも巻き込まれた?

でも、いつもあるはずの自転車がない。

もしかして、昨日のことがショックで家出した?
それとも、勉強道具忘れて私の怒られると思って学校にとりに戻ったの?

ドキドキしながら鍵を開けて家に入ると
リビングで勉強をしていた形跡がある。

どこに行っちゃったんだろう?
どうしよう。
探しに行くにも娘はスマホを持っていないから連絡がつかない。
とりあえず学校に向かってみようか。

私と一緒に帰宅した次女も長女を心配し、「ママ、もう暗いから探しに行ったほうがいいよ」と言っている。
「そうだよね。探しに行こう。」

そう言った時、玄関のドアが開いて
「ただいまー、ママ早かったねー」といつもと同じ声のトーンで帰ってきた娘。

いつもの私なら「連絡もしないでどこ行ってたのー😡」と怒るところですが
それよりも無事に帰ってきてくれたことが嬉しくて
「どこに行ってたの?」
と聞くと
翌日の学校行事の下見に友達と行っていたと予想もしない返答。
連絡ないから心配したんだよと伝えると連絡したよとその履歴を見せてくれた。

「あ!本当だ。届いてた・・・ごめん。」

こんなことがあってこの日の夜娘にこう伝えました。

ママ、もう怒らないで教えるからまた一緒に勉強しよう。

この言葉が功を奏したのか、ここからの日々はお互いにイライラすることなく勉強が進んだんです。


そうしたら娘にも変化が。

📖言われなくても学校から帰ってくると勉強を始める
📖頼んでおいた家のことも忘れずにやってくれている
📖テレビを見ようとしなくなった(見ていても時間になると事前とテレビから離れる)
📖テレビが付いていても気を取られていな
📖何時間も勉強を続けていて飽きてしまっているという様子が見られない
📖苦手な数学も自ら進んで解こうとしている

すると副産物として次女にも変化が。

✏️ねーねがやってるからとテレビを自ら消す
✏️勉強を始める
✏️長女との喧嘩が減った


すごい!

ここまできたらもちろん私にも変化がある。
❤️心が穏やか
❤️幸せを感じる
❤️娘の次のステップについて考えるようになった
❤️寝る時間が遅くなってもなんとも思わない

そんなこんなで最終的には家族一丸となってテスト前の日々を乗り切ったんです。

もちろん長女はテストが近づくにつれて不安もあったようで、
1人シクシクと泣いている姿も見ました。
目標点が取れないかもしれないという不安だったのかもしれません。

でも、私はこれだけ頑張ったんだから絶対に大丈夫!と信じていました。
娘には数学を解く上での心構えをいくつか伝えました。

そしてテスト当日はそれを実行したようです。

それでは長くなったので、今日はここまでにしますね。

テスト当日まで頑張った長女。
テストが終わって、その後のことはまた次回書きたいと思います。
今回のテスト期間、親子でたくさんの葛藤と気づきがありました。
その気づきを次回はまとめて書いていきますので、お楽しみに🎵


今日はこの後、無事部活を続けている娘の演奏を聴きに学校に行ってきます!
クリスマスコンサートです。

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