夜勤のできない看護師の未来
看護師として正社員として働くには、
夜勤をしなければならない。
これはもはや業界では常識的。
だけど、病気や子育てなどなんらかの理由で夜勤ができない人にとっては足枷になる。
私自身も、双極性障害と診断され、
夜勤をすると再発率が上がるから勧められないと言われたときには、
今後どうしたもんかと思った。
世の中たくさん仕事があり、
会社員はテレワークやら、フレックスタイムやら、自由が効くようになっているというのに、
看護業界では、日勤のみで常勤として働けることは極めて稀だ。
私自身、クリニック勤務の際は、日勤のみだったが、非常勤にしかなれなくて、悔しい思いをした。
日勤のみ、週5とか、なんなら週3とかいう働き方も認めれば、もっといろんな人が看護の世界で働けるのになぁと思う。
私は看護教員として、日中の講義や実習を中心に働いているが、
これは修士や博士の学位も必要だし、
なかなか狭き門なので、
みんなが目指せるものでもない。
なので、現場でいかに夜勤不能者が輝けるのかを考えていく必要がある。
このような問題意識について協会や学会などで聞いたことはない。
偉くなったら、切り込んでいきたいと思う。