見出し画像

Ninebot Kickscooter ES2を一日で壊した

最近、人に会うと必ず「休みの日は何してる?」と聞くのが習慣になった。私のこの前の日曜日は5時間ゲームをして、2時間昼寝。この前はっていうかここ最近ずっとこんな感じで、平日となると一歩も外に出ない時もある。運動不足、それ以前に日の光を浴びないのは不健康なので、意識が向いたらビタミンDを生成するため外へ出る。まるで北欧で暮らす人間のようだ。

何か外に出かける趣味を持ちたいなと思い、気になっていた電動キックボードをボーナスで購入した。

segwayとブランド統合をしたninebotのES2。中古で買って56,000円。

画像1

色々調べた中でも、一番デザインがシンプルでかっこよかった。マットっぽいグレーも、ディスプレイで時速が表示されるのも今っぽくて、これで走ったら自分までかっこよくなる気がした。

実際に乗って走ってみると、道ゆく人からめちゃめちゃ注目される。あまりにもガン見されるので、人がいるときは地面をキックして「ふんふ〜〜ん、これただのかっこいいキックボードですよ〜」って誤魔化していた(?)

キックボードが届いてまずやってみたかったのは、スピード全開で飛ばすこと。公園の人通りが少ない一直線の道路に行き、思いっきりアクセルを倒す。8km/h..  14km/.. 20km..(スピードは一気に上がらず、徐々に加速する)

最大の25km/hは、超速い。速さのあまり、ハンドルを握る手を腕が全体重で引っ張っている。びびってすぐにアクセルを緩めてしまったが、これはすごい。5万で原付買ったようなもん。

ついでにそのまま喫茶店にランチを買いに行き、家に戻って玄関にしまおうとした。玄関なら雨に濡れないけど、家に入るとき邪魔だって家族に怒られそうだな〜と思って、防犯カメラがある庭に置くことにした。これが故障の原因。乗り物なんだから、雨にぬれても平気でしょと思っていたんだけど、全然そんなことはなく、土日の雨でモーター、ディスプレイ、バッテリー、ほぼ全部が壊れてしまった。雨のエッチ。

その後の修理の電話も失敗してしまった。カスタマーサポートの電話応対するような人は、日々のクレーム処理で緊張しているだろうから、まず敵じゃないですよってことを伝えるために「私が壊しました」と正直に告白した。その正直さを買ってくれるかなとかぬるい希望も抱いていたんだけど、罪は罪でしかなく、大阪にある工場への送料も修理代もこっちが払うことになった。まあでも1万くらいなら出しても仕方ないし、夏休みまでに修理が間に合えばいいな〜と気楽に考えながら見積もりを2週間待った結果、費用は6万4000円とのことだった。え、新品を買ったほうが安いじゃないですか!?と、電話で口に出てしまった。さて、一日で壊したくせにホイホイとまた6万払ってもいい人間かっていうと、考える余地もなくナシなので、この夏はもう終わり、その他も全部ってことで諦めました。

高いけど勉強になったねとか誰目線かわからんフォローが頭に浮かぶ。いやいや、ただ私がアホでした。サイトには「雨の日に乗っちゃダメだよ」とちゃんと書いてある。でもそれは自動車の注意書きにもある「雨の日はスリップしやすいから気をつけてね」という意味の方だと思っていた。どいつもこいつも濡れたら壊れます。それだけ覚えておいて、new modelが日本でも解禁されることを楽しみに待ちます。

画像2



いいなと思ったら応援しよう!