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簡易農業のすすめ4
長くやってきたりんごの摘果もようやくひと段落しました。
昨日からは、ブドウの誘引と房づくりです。
誘引は蔓をブドウ棚に紙の結束バンドみたいなので留める作業です。
ブドウの蔓はとてもしなやかで、けっこう無理矢理引っ張っても折れません。
房づくりは、ブロッコリーみたいな幼果の形を整えていきます。
先端3cm弱だけ残して、パラパラと粒を落としていきます。
面白いのは、のちの果実となる部分以外にちょっと残すこと。
ジベ作業という、種無しブドウを作るための植物ホルモンに浸す工程があるのですが、この溶液が無色なため、漬けたかどうだかわかりにくいのです。
ジベレリン済のマーカーとして、ちょっと残した部分を切り落としていくようです。農家のワークハックですね!
大変なのは首が痛くなること。
ブドウ棚はちょうど頭のてっぺんぐらいの高さなので、ずっと上を向いています。今まで生きていた中でこんなに上を向いたことがなかったので、何とも言えない辛さがありました。
↓これを逆さにかけたららくになるのだろうか。。。
と考えましたが、このメガネを逆にかけて前を向きながら、頭の上で作業してる姿はなんとも滑稽で、側からみるとやべー奴らになりそうですね。そもそも日光が90°で反射してくる危険性がありました笑
昨日は30℃越えカンカン照りという過酷な気候でしたが、ちょうどブドウ棚がグリーンカーテンになってくれるので、体感温度はさわやかでした。
いつもお昼は付近の食堂開拓をしているのですが、今回はぶどうの木の下で買ってきたパンを食べ、昼寝をするというなんとも贅沢な時間を過ごせました。