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二郎

無性に食べたくなることがある。そして食べてもう2度と来ないと後悔する。人生はその繰り返しだと思う。

この状況下で食べたくなってしまった。
どうやら、ご家庭でも二郎は作れるらしい。やってみた。

材料:キャベツ もやし にんにく チャーシュー 煮卵 リングイネ 重曹 醤油 みりん風調味料 味覇 牛脂 バター

①キャベツ1ともやし3ぐらいで茹でる
②醤油4:みりん風調味料1でタレをつくる
③重曹小さじ1杯と塩を入れたお湯で、リングイネを茹でる。
④牛脂を炒め、味覇とバターを加え程よいスープにする
⑤すべてを温かくして合わせ、チャーシュー、煮卵、にんにくをトッピング

若干疑いはあるものの、二郎が出来上がった。(冒頭の写真はイメージ。)

南極料理人でも出てくる、重曹のトリックを使用。
通常の中華めんに入っている”かんすい”を、重曹の炭酸ガスで後入れするのだそう。
話はそれるが、南極料理人のこのエピソードは、なんでか非常に心に沁みる。科学者が料理に足りないものを化学式の理論上から仮説をたて、技術者が実践し、疲弊した南極観測隊員の心の平穏を取り戻す。人類の叡智が結集されている場面だ。

やはりお家で作る二郎はパンチ力には欠けます。ガチジロリアンは骨からスープを作るそうですが、そこまでするなら食べに行きます。おなかが痛くならないことが最大のメリットかも。

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