【本棚番外編】映画・漫画『ジョゼと虎と魚たち』
番外へーん
小説を読んで面白かったので漫画と映画を観てきました!
超好み!
完全に感想ですが、漫画・映画ともにストーリー・キャラクターデザイン・絵柄が超好みでした笑
どことなく全体的に海の中の雰囲気があるのがよかった。
最初に漫画を読んでから映画を観たので、展開が違ったら少しいやだな、と思っていましたが、完全一致!と言えるほど違いのない内容で、でも映画には映像化の良さがあり、漫画にも漫画のよさが存分にあり。
両方素晴らしい作品!
内容は…
小説では(他の短編とともに)やや大人寄りで、主人公ジョゼと管理人の恒夫の危うい関係がありましたが、漫画・映画ではそう言ったシーンはなく、「外に出ること」にフォーカスした青年の物語でした。
もちろん、生まれついて足が不自由なジョゼにとっての「外」とは家の外の世界のことで、ばあちゃんに「外は恐ろしい猛獣ばかり」と言われているように、「家の外と中」の対比。
そのジョゼを外に連れ出したのが(というか、連れ回された感ありますが笑)「恒夫」
一方の恒夫の外は「留学」かな、と。
ジョゼと違い、明確な目標があり、やりたいこともあり、ダイビングショップという最初から外とのつながりを持つ恒夫ではありますが、さらに飛び立とうとしている場所、それが「留学」で、作中ではアクシデントがあり、それが目の前で閉ざされます。
その背中を押すのが、「ジョゼ」
「外に出る」を通じての2人の関係性がこの作品の魅力でした。
そして結構すごいなぁと思ったのが
・障害を扱っているのに、「障害者の話」になっていないこと
・明らかに恋愛の話ではあるものの、ジョゼのキャラもあってそこにだけフォーカスがないこと
・そして、小説・漫画・映画を読んだ、観て感じたことがすごく同じだったこと
特に3点目
そもそも元が短編なので、エッセンスを拾って膨らませて、だと思うのですが、見事に小説『ジョゼと虎と魚たち』を崩すことなく、でも別作品として成り立っていました。
きっと監督のタムラコータローさんは原作が好きなんだろうなぁ。
勝手に貼りますが、監督の解説や設定の話、とても面白いです笑
ま、結局のところ
でも何と言っても一番惹かれたのは
キャラデザです笑
ジョゼ可愛い
Eve
この映画の主題歌を歌っているのが、Eveさん
実はアーティストとしては全然知らなかったのですが、
惑星ループと僕らまだアンダーグラウンドは誰だかわからないまま気に入った曲でした笑
今回の蒼のワルツからちゃんとアーティストとして知りました、すいません😂
オワリ
DVDも買おうかな
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