書くリズムは書くことでしか取り戻せない
秋の雰囲気は好きなのだけど、身体は好きじゃない。気圧が安定しないから頭痛やだるさに悩まされるし、気温の変動が激しいからぜんそくになる日も増える。不眠に困らされる日もあるし、まさに今日がそうだ。
そういう生活のリズムが崩れる時には、たいてい書くリズムも崩れていって、タスクが多ければ多いほどぐちゃぐちゃになる。加えて、ここ最近は「営業」的な役割も課せられているために、心身の疲労がキツい。明確な目標が定められていないから「どれだけやればいいのか」という上限がないというのがことさらにしんどい。まぁ、僕の場合はどれだけ書いても書き足りるということがないのだから、通常どおりといえばそれまでなのだけど、あまり体力のない自分にとっては、明日見えぬ戦いに挑むにはさまざまなものが不足しているというのも正直なところだ。
普段は湯水のごとくキーボードを打ち続けてアウトプットしていくことが、突然にできなくなることが、年に2回くらいはあって、そのたびにいろいろな人に迷惑をかけるわけなのだけど、そういう自責も含めて売文屋にとっての「罰」なのだ、というのが僕の認識なので、誰かを頼ってどうなるものでもない。書くリズムは書くことでしか取り戻せない。
そんなこんなで。眠れぬし書けぬ時は、なんでもいいから「書く」ということで、こんな駄文を記している。精神を切り売りしてやっている以上、こうやって垂れ流していることも、僕の「罪」なのだろう、と思いながら。