狭い業界をディケイドしたい願望

 やらなければいけない作業や書かなければいけない原稿が山積みでto doがいっこうに減らなくてイライラしてます。Parsleyです。ごきげんよう。

 そんな中、なんとか時間をやりくりして書いた『BuzzFeed』日本版の記事があまりアクセス伸びずにしょんぼりしてます。まぁ、知ってたけどさ。

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/fujiiryo/20160128-00053874/

 それで。『BuzzFeed』に厳しい論調で書いているのが僕くらいだという話がチラホラと出ていて。特に『ハフィントン・ポスト』の日本版が出来た時と比較すると、うまくいかないといった意見が少ない。

 『ハフィントン・ポスト』の時は、『ガ島通信』の藤代裕之先生が「失敗する」といった記事をYahoo!個人で発表されていたということがあったり、ブロガーとして『POLAR BEAR BLOG』の小林啓倫氏や、社会学者の西田亮介氏の原稿が掲載されないといったコミュニケーション不全があったりして、失点が外からも見えていた。

 もう一つ見逃せないのが、スタッフに新聞社・出版社やネット関係の「お仲間」があまり加入していなかった、ということがある。日本版編集長に就任した松浦茂樹氏は、『BLOGOS』や『GREEニュース』の立ち上げに関わっていたりしたディレクターだったのだけど、当時知名度は今ほどなかったし、新聞社の記者職から編集部に入ったのは、産経新聞⇒ニコニコニュースを経た猪谷千香女史くらいだったんじゃないかな。

 要するに、「知り合いでないから叩きやすい」というのが『はふぽ』の時にはあったと思うんですよね。逆に『BuzzFeed Japan』は新聞関係の人ばかりだったりするから面識がある人も多くて叩きにくい、という作用が働いているように感じるわけですよ。

 (以下、悪口になるので奇特な人向けだけの有料に・笑)

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