「キミと僕の警察学校」青春っていいな
Disney+で配信中の「キミと僕の警察学校」全16話を観終えました。
Wanna One出身のカン・ダニエル初主演ということで、名前は知っていたけれど、はじめましてです。
警察学校を舞台にした軽い感じのラブコメかと思いきや、前半は警察学校の予備訓練の体罰など、暴力やいじめのちょっとイヤな感じから、恋愛要素が出てきて、友情と青春の輝きを見せつけてられて、ある悲しい出来事に涙して、後半一転してサスペンスタッチへ。警察組織の闇、真っ向から悪と戦っていく警察学校生たちの姿はすがすがしくて、やっぱり青春っていい!と思える作品でした。
カン・ダニエルの演技が単調でかっこよさだけを演出しているのか?動きが小さいし、セリフも表情もこじんまりしている印象で、物足りなく感じました。
体育祭の後のダンス大会で、制服を着て同期の4人組でダンスをするんですけれども、制服はばしっとキマっててかっこいいんだけれど、ダンスは苦手な役なのか、あえて普通を演出しているのが、ダンスに切れがなくて、Wanna Oneのカン・ダニエルなのに、ここはダンスを見せつけるべきやろ、と思いました。むしろ「愛の不時着」以来のイン・シニョンのほうがかっこよかったー。この役名がなぜか「キム・タク」いうんですけれども、最初登場したとき、キムタクと関係あるのか?と思ってしまいましたが、最後まで観てもそれに関わる何かがあったわけでもなく、ただキム家のタクさんだったようです。深読みし過ぎました(^^;;
韓ドラのラブコメにありがちな展開で、最初は反発し合っているのに、何かのきっかけで急接近、お互いを好きと認め合えば、そこから急にべたべたし出すんですよね。
「マイ・ディア・ミスター」「ミスター・サンシャイン」、最近でいえば、「私の解放日誌」などはほぼキスシーンなどなしで心をぐいぐいついてくる愛を感じることができたのですが、ラブコメはこの反発からのべたべたが必須展開なのか、それがラブコメのおもしろさかもしれませんね。理解しよう。
残念なのは主役2人にあまり魅力を感じなかったことと、あまりにも同期の学生仲間だけで勝手に行動して、危ないことにばっかり首を突っ込み過ぎやろ!特にヒロインのウンガン(チェ・スビン)はありえないぐらい無鉄砲でちょっとあきれてしまいます。
ただ、普通にラブコメと思いきや、デレデレ、ハッピーだけではなく、10話くらいからのシリアスぎみな展開でストーリーが引き締まって、結局は盛りだくさんな内容で、観終えた直後はよかったと思ったんですけれども、これを書いていて、何かイマイチだったような。
いや、どーやねん⁈
ドラマのストーリーには関係ない部分で私の萌えポイントがありまして、私にとっては特殊な制服、集団で学ぶということ、同期や友情というものへの憧れがあり、もう一度そういうことができるならば、学生生活をしてみたいと思いますが、今さら無理なこと。時は戻せないから、気持ちだけでも、ドラマを観て青春体験をしたい。
ベタベタシーンに冷めて、あり得ない展開になんじゃこの話(・_・;と呆れつつも、妄想の青春体験をしたくて、年甲斐もなく学園ラブコメを観ることはまだ続きそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?